今回の舞台となった千代菊酒造は、創業元文3年(1738年)で、250年以上の伝統を持つという老舗の酒蔵。伝統的な酒造りを旨としつつ、新しい要素にも積極的に取り組んでいる 岐阜県羽島市の日本酒メーカー「千代菊酒造」は13、14日、酒蔵を一般公開した。このイベントにてiPhoneを使った酒蔵案内を提供しているというので、早速取材してみた。日本の伝統文化である日本酒造りと最新のスマートフォンは、どのような相乗効果をもたらすのだろうか? 伝統ある酒蔵と最新ITのコラボレーション 今回の酒蔵公開では、同社の看板銘柄「千代菊」の大吟醸、生原酒など7種類の試飲コーナーが設けられており、多くの参加者が飲み比べを楽しんでいた。このほかにも千代菊の酒粕を使った甘酒をふるまったり、日本酒を入れた足湯体験、酒器の展示販売を用意するなど、老若男女問わず楽しめる内容だった。家族連れで参加している人も多く、地域に愛され