「最後の1件まで」のはずが…舛添、年金公約白旗 夕刊フジより 舛添要一厚労相は21日夕の記者会見で、約5000万件の「消えた年金」記録について「最後の1円までやるというのは、ある意味で(参院)選挙のスローガンだ」などと語り、すべての記録の持ち主を特定することは困難であるとの見方を示した。完全な公約違反であるうえ、選挙で国民をダマしたことを認めたともとられかねない発言だけに、閣僚としての資質が問われそうだ。厚生労働省内の記者会見室。舛添氏は基礎年金番号に未統合の約5000万件のうち、氏名や生年月日などが欠落している約524万件の補正作業について、次のように語った。 「場合によっては数%、何としても(氏名などが)見つからないというのは出てくる可能性もある。最後の1円までやるというのは、ある意味で選挙のスローガン。そういう意気込みでやるということだ。国民に報告し理解をいただくほかはない」舛添氏は