「塩水で育つ植物」がエネルギー・食糧問題を解決? 2008年12月 9日 環境 コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal テキサス州ガルベストンに生育するアッケシソウの仲間、Salicornia bigeloviiとSalicornia virginica。 Image: flickr/Anna Armitage 塩水を好む植物が、これまで有効利用できなかった約130万平方キロメートルにも及ぶ土地を、エネルギー用作物などの栽培地に変えてくれる可能性がある。そうなれば、昨年バイオ燃料の成長を大きく妨げるもとになった、食糧か燃料かという激しい論争に終止符が打たれるかもしれない。 塩水を好む作物を栽培することで、世界の灌漑農地の面積を50%増やすことができる。これが実現すれば、代替燃料のメーカーはこうした作物を、罪悪感なくバイオマスとして利用できるようになり、食品価格の
以前に「官能的なナメクジの交尾ムービーの真相」として、知られざるナメクジの生態をお伝えしましたが、世界には光合成を行って自分で栄養を作り出すウミウシがいるそうです。 私たちの知らないところでいったい何が起こっているのでしょうか。 詳細は以下から。 Solar-powered sea slug harnesses stolen plant genes 記事によると、2週間の間、このウミウシ「Elysia chlorotica」に餌の藻「Vaucheria litorea」を与えると、何も食べずに1年ほどの寿命を全うして生き延びます。これは、光合成によって栄養を作り出しているためですが、そのために必要な葉緑体は単体でははたらきません。葉緑体のもつDNAは不完全なため、おおもとの植物細胞の核にあるDNAが必要になるからです。植物細胞をもたないウミウシがどのようにして葉緑体を機能させ続けているのか
石油や石炭の代わりに、生物資源を原材料にしたプラスチックの素材をつくれないか――。こうした技術開発が進んでいる。 2008年10月17日の日本経済新聞朝刊は、「財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)が米化学最大手のダウ・ケミカルと共同で、雑草や農業廃棄物から石油化学の基礎原料を量産する技術の実用化に取り組む」ことを報じた。実は、こうした動きは、しばらく前からさまざまな形で現れていた。 植物などの生物資源を化学工業の原料にしようという考え方には二つのアプローチがある。一つはRITEなどの例のように、発酵によってアルコールをつくり出す方法。もう一つは、乳酸菌でデンプンから乳酸をつくりプラスチックの原料とする方法だ。最新の動きを紹介する。 石油を代表とする化石燃料は、エネルギー源として利用するほかに、化学工業の原料としても使われている。バイオガソリンが経済的に成り立つならば、バイオ燃料
今回のヴェネツィア建築ビエンナーレ日本館の出品作家は 石上純也氏と植物学者の大場秀章氏である。 コミッショナーは五十嵐太郎氏。 ↑日本館の庭に石上氏らしい繊細な建造物が出現した。 建築の展示というと、図面とか、模型とか、ビデオ映像が 多いものだが、今回の日本館は周囲に温室を作り、 実際に植物を植えるという展示で、なかなかの和みもの。 ↑高さの違う温室はそれぞれ種類の異なる植物のために。 ↑これだけシンプルなガラス建築物を作るのも相当な技術。 日本館の内部は全部の壁にこれもまた繊細なドローイング。 遠くから見ると、全面に、植物や建物のはかなげな絵が見える。 ↑近寄ると、鉛筆による細かいドローイングなのだとわかる。 ↑各国のプレスからインタビューを受ける。
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