この契約の目新しさは、実戦へのXR導入だけではありません。米陸軍がより密にテクノロジー企業と協働し、軍事でのイノベーションを加速しようという姿勢が見て取られます。 まるでFPSのリアル版 記者によると、デバイスはまだ導入の初期段階のため撮影が禁止されていたということです。しかし実際に米陸軍向けのHoloLens 2を装着し、検討中のソフトウェアを体験することができました。 記者はHoloLens 2をつけ、バイザー越しに現実世界を見ます。使用したのはテスト品だったため多少バグもあり、デモの途中で1度再起動が必要だったと言います。 最初に見えたのは視界に広がる地図。自分のいる場所を、上から俯瞰して眺めた航空写真のような図になっていました。記者が頭の向きを変えると彼がいる場所を表す矢印も向きを変えます。 また地図上には、ヘッドセットをつける他の隊員を示す多数の点も見られました。さらに上を見上げ
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