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オレゴン州ポートランドで HashiConf 2015 という、HashiCorp 社主催のカンファレンスが9月28日、29日の2日間にわたって開催されました。参加者は総勢300人。北米からだけでなく、知りうる限り、オランダ、ドイツ、オーストラリアや、インド、もちろん日本からも含めて、多くの国からの参加者が集まりました。 この記事は、1日目(現地時間9月28日・月曜日)と2日目それぞれ冒頭の「Opening Keynote」について、ざっくりと日本語で整理したものです。一応、私も現地で参加させていただくことができましたので、内容を共有させていただきます。 最後におまけとして、ポートランド情報と ESTA 再入国時の手続きが楽な件について。 ■ KeyNote 1日目まとめ HashiCorp の概要 Vagrant のプロジェクトをスタートしてから、Packer、Serf、Consul等々
「エンジニア組織のトップには最も技術力が高い人が立つべき」という価値観にもとづいて、多くのWeb事業会社においてエース格のスターエンジニアがCTOないし類似の肩書と地位と権力を持つポジションに就いたゼロ年代のムーブメントを第一次CTOブームと呼ぶことにしよう それを踏まえてテン年代に入り、「スタートアップのような小さな組織ではそれで問題なかったけど、組織が大きくなり成熟していく過程では、経営者の視点からエンジニア組織をマネジメントできる人がいないと組織力を発揮しきれないのでダメだよね」という価値観を後ろ盾に、そこそこ年齢を重ねて気力体力的に現場の第一線がつらくなったりライフステージの変化によって以前に比べパフォーマンスを発揮できなくなった元エースや、技能ではエースに及ばないがそれ以外の格(社歴など)で勝るシニアな人材などの思惑が重なり、「次のキャリア」としてCTOという役職に再びスポットが
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