NTTソフトウェアは30日、『e-Value Visualization 〜進化し続ける価値創造を「見える化」〜』をメインテーマに掲げたICT活用イベント「NTT SOFT Solution Fair2008」を開催した。会場では各種ソリューションの展示に加え、有識者によるセミナープログラムを実施。今回はその中から、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が講演したオープニングセミナー「この国の行方」の様子をレポートする。 金融危機に対して日本ができることは多い 戦後の日本では、誰もが"現状のままで良いはずがない"という構造的な不安を感じつつも、微調整を繰り返しながらなんとか乗り切ってきた。しかし櫻井氏は「もし日本が戦後に今のような生き方ではなく、"本当の意味で国家"として存続していたなら、そして私たちが"真の日本人"であったならば、もう少し違う状況展開になっていたのではないかと思います」と、意味深な