カドカワは5月27日、通信制高校「N高等学校」の教育システムを活用した拠点「Nセンター」を地方自治体と連携して設置すると発表した。鹿児島県長島町、群馬県南牧村でこの夏から順次スタートするほか、佐賀県武雄市にも開設を予定する。 「N高等学校」(N高)は今年4月に開校したインターネットを利用した通信制高校。高卒資格を取得するための通常の授業はもちろん、プログラミングやファッションに関するものなどさまざまなジャンルの講義を受講できる。 「Nセンター」は、高校のない地域の高校生によりよい教育機会を提供することを目指した施設。N高が利用する双方向型の課題教育アプリを使った予備校の講義などのネット配信や、専任チューターによる自学自習のサポートを行い、リアルな通学の場として運営する。キャリア教育面でも、プログラミング講座、文芸小説制作など、KADOKAWAやバンタングループと協業したN高生向けの講座を実