コスモ・バイオ抗体ブランド「CAC」では、すでにご好評いただいているBPAG1抗体等に加え、新たにヘミデスモソーム関連モノクローナル抗体5種を販売開始致します。 ご提供者:名古屋大学大学院 理学研究科 生命理学専攻 平子 善章 先生 ヘミデスモソームとは? ヘミデスモソームは細胞・基質間の接着装置として知られ、上皮細胞のもつケラチンなどの中間径線維を細胞外の基底膜に係留する役割を果たしています。 その構造には、I型(図1)とII型があります。 I型ヘミデスモソームは表皮などの重層上皮に発達しています。主要な構成成分として、細胞内リンカータンパク質のプレクチンとBPAG1、接着受容体のインテグリンα6β4とBP180/XVII型コラーゲンがあります。 一方、II型ヘミデスモソームはプレクチンとインテグリンα6β4からなる簡易型として、血管やシュワン細胞、消化管上皮に存在しています。 ヘミデス