NTTドコモやNTTグループが長年培ってきた音声対話技術やAIエージェントの技術をオープン化し、クラウド・プラットフォームとしての提供を本格化する。 当面、利用料金は無料、デベロッパー向けの説明会も開催し、普及を促進する考えだ。 これにより、NTTの音声会話エンジンを搭載したスマートスピーカー、ロボット、音声家電、自動車などが開発しやすくなり、ソフトウェアベンダーも音声会話を使ったアプリの開発やビジネス化が容易になる。 日本語による高精度な音声会話デバイスやサービスの普及が、一気に加速する可能性が出てきた。 名称は「AIエージェント基盤」 NTTドコモが提供するクラウド・プラットフォームの名称は「AIエージェント基盤」。通称「PROJECT:SEBASTIEN」(プロジェクト・セバスチャン)と呼ばれている。 プロジェクトを牽引する責任者のNTTドコモ 秋永氏と、開発を担当する山崎氏に話を聞