放送中の大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)に、北条家の重臣・板部岡江雪斎役で出演中の山西惇が、群馬・みなかみ町の名胡桃城址でホームページ用の動画を収録した。 名胡桃城は、天正17(1589)年当時、真田家の領地であったが、北条方の武将・猪俣邦憲(いのまたくにのり)が攻め落とした。これをきっかけに、秀吉は北条の討伐を決意。小田原攻めが行われることになる。 「真田丸」劇中では、これより以前、秀吉(小日向文世)の再三の上洛命令に従わずにいた北条氏政(高嶋政伸)が、ついに上洛を承諾するまでが描かれてきた。しかし、代わりに氏政が出したのは、かねて真田と争ってきた沼田領(名胡桃城を含む)を北条の領地として認めるという条件。 6月5日(日)の放送では、秀吉が真田と北条、さらに徳川の代表者を集めて会談を開き、それぞれの主張を聞いた上で沼田領の領主を決定する、世に言う“沼田会談”が描かれる。 “沼田会談