君は、伝説のTVアニメを知っているか――。 人間とロボットがともに働く近未来。そこでは、ロボットたちがさまざまなスポーツで競い合う「アイアンリーグ」が開かれていた。が、その実態は、スポーツと言いつつもラフプレーが横行する世界。そんな中、一切のラフプレーを拒否して正々堂々と戦うチームがあった。その名も「シルバーキャッスル」。マグナムエースやマッハウインディら、弱小チーム・シルバーキャッスルの面々が、ラフプレーばかりのアイアンリーグでチャンピオンを目指す戦いに挑む――。 と、観たことのない人にとっては“ロボットがスポーツ?”と思ってしまうかもしれない。いや、弱小チームがフェアプレーに徹して優勝を目指すなんて、ベタの中のベタと言うべきか。だが、そんな『アイアンリーガー』、1993〜1994年の初放映以来25年の歳月が経った今でも、根強いファンがいるという。 そのファンたちのアツい声に応えてか、4