VOCALOIDの代名詞と言っても過言ではない「初音ミク」が、VOCALOIDとは別のソフトウェアとして登場した。これまでとは音質や機能も変わり、イメージイラストも新衣装にリニューアルされた彼女は、一体どこへ向かうのか。 11月27日、クリプトン・フューチャー・メディア(CFM)が歌声合成音源「初音ミク NT(ニュータイプ)」を発売した。これまでVOCALOID用の音源としてリリースしてきた初音ミクを、今回は自社開発のオリジナルソフト「Piapro Studio NT」用の音源として大きく作り替えている。 新型ミクはVOCALOID上では動かない。歌声を合成するエンジンも、VOCALOIDに使われているものではなく、産業技術総合研究所(産総研)と共同で新たに開発したものを採用した。 オリジナルの歌声合成エンジンを作るに至った経緯や、初音ミクの新規イラストについて、開発者であるCFMの佐々木
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