最初は悩んだ主夫生活 主夫生活を振り返る高木錬太郎氏=16日、衆院第1議員会館の事務所で【時事通信社】 政党職員、地方議員、議員秘書、会社経営、弁護士―。国会議員の前歴はさまざまだが、「主夫」から衆院議員への転身は異色だ。立憲民主党の高木錬太郎氏(48)=当選1回=は国会議員になるまでの約9年間、地方議員の妻を支えながら、3人の育児に汗を流した。 くしくも東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言をきっかけに、男女格差をめぐる問題に世の中の関心が高まっている。女性の社会進出には男女の役割分担の選択肢を広げることが重要―。そう思い至った高木氏に「永田町」の現実はどう映ったのだろうか。(時事通信政治部 水谷洋介) ◆「女の園」で抱いた疎外感 「女性がどんどんチャレンジすることが普通の社会になればさらに好循環が生まれる。そのために男性の育休取得推進など、あらゆることに取り組ん
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