余談 筆者はアラサー男性である。人並みに特撮を嗜み、ソシャゲを摘まんで暮らしてきた。 刀剣乱舞は薩摩サーバー開設の折からちびちびと参加しており、後発ながら筆者より大いに愛を誇る妻とともに遠方に刀を愛でたりイベントに参加したりなど新たな趣味も開拓してくれた大変感謝すべきコンテンツである。 昨年、刀剣乱舞が実写映画化すると聞いたとき筆者は特に驚かなかった。天晴れコンテンツの隆盛ぶりいよいよ極まれり、そういうこともあろうと思った。 が、脚本:小林靖子の文字に瞠目させられた。我々の世代は井上敏樹と小林靖子に人生の某かをコークスクリューでねじ込まれた者が多く、筆者もまたその一人であった。 刀剣乱舞のことごとくを愛しながらも2.5次元を「最後の砦」としてきた妻(マイナージャンルを渡り歩いてきた妻はオタクHDDのパーテーションが出来ていないので刀剣乱舞という精強なるコンテンツの前に日々いっぱいいっぱいで