タグ

ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (50)

  • 麻疹アウトブレイクとワクチン本数考 - 新小児科医のつぶやき

    ■麻疹定期接種率 厚労省HPの麻しん風しん予防接種の実施状況から2008年度から2014年度までの実績を掘り起こしてみました。 年度 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 1期 接種対象者 1099696 1091349 1091098 1080996 1076242 1051564 1047926 MR 1036271 1020829 1043815 1030193 1049423 1004521 1010193 麻疹単独 511 290 213 158 137 107 117 接種率 94.3 93.6 95.7 95.3 97.5 95.5 96.4 2期 接種対象者 1155479 1211024 1105035 1076327 1096271 1102300 1093665 MR 1060813 1034364 1023749 998884 102

    麻疹アウトブレイクとワクチン本数考 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2016/09/10
  • 医療閑話・今のワクチン問題を巡る話題 - 新小児科医のつぶやき

    業にかなり影響している問題なのでもう1回。 ■化血研問題のわかりにくさ 前回も引用した1/8付化血研HPより、 今回の処分は、弊所が、血漿分画製剤について長年にわたりこれを承認書と異なる方法で製造するとともに不正な製造記録を作成しこれを隠ぺいしていたこと、及び、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による同製剤に関する立入調査において適切な対応を行わなかったこと、並びに、ワクチンについて厚生労働省の報告命令に対して適切な報告を行わなかったことによるものです。 私の知る限りではポイントは、 承認書と異なる方法で製造 不正な製造記録を作成しこれを隠ぺいこの2点のようです。ほんじゃ、これまでの薬事法に基づく業務停止にどんなものがあったかを2010/4/14付薬事日報「田辺三菱製薬に25日間の業務停止‐申請データ差替えで行政処分」を参考にしてみます。 薬事法に基づく業務停止は、過去に日商事の105

    医療閑話・今のワクチン問題を巡る話題 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2016/01/25
  • 認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき

    事件の概略はこのあたりを参照にしています。一審段階からのマスコミ記事もあるのですが、元記事を引っ張り出せなかったので記憶に頼って付け加えます。 4/24付朝日記事 4/24付日経記事 事実関係はシンプルで、 認知症で徘徊行動を起こす人をが自宅で介護していた 同居していない息子夫婦も介護に協力していた 「がまどろんだ数分の間」(朝日記事)の間に父は家から抜け出した 父は電車(JR)にはねられて死亡 JRは介護にあたっていたと息子夫婦に720万円の損害賠償を請求 一審は満額、二審は介護に直接当たっていた母()に半額の賠償を認めたこの判決を聞いて震え上がったのはまず現在認知症を持つ人を介護している人でしょう。さらに医療関係者も震え上がっています。入院患者の中には認知症患者も少なからず含まれており、病院から脱出して徘徊行動に至る患者は現実に存在するからです。その患者が今回のような列車事故を

    認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2014/04/25
  • 小児軽症時間外受診雑感 - 新小児科医のつぶやき

    小児救急がパンク寸前と言うか、そもそも存在自体が危うくなっている面があるのに説明は不要かと思います。神戸だって5年先、10年先を考えると不安視されています。ごく簡単には人手が足りない事です。こういう時に開業医の動員がよく話に出ますが、神戸でも小児科開業医の高齢化は確実に進んでいます。私の所属している区医師会でも、私が開業してから開業した小児科は1軒で、なおかつ私より年上の医師です。ごくシンプルに開業以来平均年齢が10歳あがったわけです。 今日は人手論とか、システム論は基的に避けます。また料金によるハードル論もあえて控えさせて頂きます。念頭に置いているのはある医師の小児救急制限論です。具体的に誰の論かも控えさせて頂きます。その医師の論は小児救急が危機的なので軽症患者の受診を控えさせるものでした。もう少し具体的には小児の軽症受診で格段に割合が高い発熱患者の軽症の見分け方です。ごく簡単には そ

    小児軽症時間外受診雑感 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/08/21
  • 風疹・誤解を招かないように補足 - 新小児科医のつぶやき

    こんなブログでも引用していただけるのは光栄なんですが、 http://satouclk.jp/2013/07/post-48.html 出来れば引用元は間違って欲しくなかったところですが、その点は誰でも勘違いはあるので良いとしましょう。引用され言及されたのは20〜30歳代の女性の感染者数ですが、引用されたからには佐藤先生の意見に賛同しているの誤解を招いて欲しくないので補足とさせて頂きます。佐藤先生は接種率と有効抗体価保有率の相関に言及されていたのでまず示しておきます。 接種率が100%を越える理由は前に説明していますから省略しますが、接種率も有効抗体価保有率も女性の方が高くなっています。とくに男性は32歳以上になると定期接種が無い時代になっていますからほぼ0%に近いとして良いかと存じます。もう少し補足しておきますと、32歳以上は女性のみ中学生での単独接種時代です。その次に女性の接種率が高く

    風疹・誤解を招かないように補足 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/07/09
  • 厚労省の風疹対策を考える - 新小児科医のつぶやき

    3発目で傷気味と思いますが、せっかくあれこれデータを集めたのでもう1回やります。 ■定期接種の経緯 風疹ワクチンは1976年に承認され1977年8月から定期接種となっています。その後の経緯を改めて表にまとめようと思いましたが、複雑すぎてIASRの表を引用します。 この後の主な経過は 年月 経緯 2006年4月 MR導入、2回接種に変更 2008年4月 2回接種の経過措置が行なわれる 2013年3月 経過措置終了 でもって1977年8月から始まった女子中学生への接種は確か中1対象だった記憶があります。ただ制度導入時に中1だけだったのか中3まで対象にしたのかは遺憾ながら不明です(勧奨年齢が中1だったかな?)。1977年時で中学生と言う事は13〜15歳です。中3であっても現在51歳になります。つまりは52歳以上は任意接種したものを除いてワクチン接種はない事になります。それでも現在49〜51歳以

    厚労省の風疹対策を考える - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/06/24
  • 風疹の疫学みたいなもの - 新小児科医のつぶやき

    昨日は今日のエントリーを書くのにエライ手間がかかってしまい、ズルズルと時間切れになり遺憾ながら自然休載になってしまいました。ついでに気力も消耗してしまったので明日も休載にさせて頂きます。ではでは国立感染症研究所の 年齢/年齢群別の風疹抗体保有状況2012年 風疹発生動向調査 これからチョット面白いデータがあったので紹介しておきます。 ■今年の流行の凄さ まず今年の週別の患者数です。 去年と較べて目を剥くような数になっているが判って頂けるかと思います。累積数も当然凄い事になっているわけで、 上のグラフではかえって判り難いのですが、昨年の患者発生数も多くて、 今年とはスケールが違うのですが、それまでに較べて患者発生数が急カーブに増えている事が確認できるかと思います。当然ですがこのデータも参考にして厚労省は風疹対策を考えた事になります。近年では2000年代の初め頃に流行があったはずですが、この時

    風疹の疫学みたいなもの - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/06/21
  • ワタミと医師の世間知らず - 新小児科医のつぶやき

    出来心でワタミの事を少し調べてみました。ソースが比較的固そうなところから適当にピックアップしますが、テレビ東京の番組『日経スペシャル カンブリア宮殿』にこういう会話が放映されたとなっています。 ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」 村上龍「?」 ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」 村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』んですよね?」 ワタミ「いえ、途中で止めてしまうから無理になるんです」 村上「?」 ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」 村上「一週間」 ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」 村上「…んん??」 ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったの

    ワタミと医師の世間知らず - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/06/04
  • 米と和食は世界を救う - 新小児科医のつぶやき

    元ソースはどらねこ日誌様の米飯至上主義の育アドバイザーを信頼する新市長に心配することからで、孫引きになるのですが、 子どもたちをよみがえらせる 「長野県上田市・前教育委員長の実践 」 対談:大塚貢 (上田市前教育委員長)櫻井よしこ 致知 2008年5月号 ここからです。完全に二番煎じなので先にどらねこ日誌様の論評を読まれる事をお勧めします。どうやっても被るのですが、少しだけ視点をずらして私は読んでみます。なお引用文中で大塚とは大塚貢氏、櫻井とは櫻井よしこ氏になります。 ■起の部分 大塚 先ほど櫻井先生がおっしやったように、朝礼で子どもたちが貧血でバタバタ倒れたり、遅刻したり、登校しても保健室にいるので、これはもしかしたらと関係があるのではないかと思いました。平成4年の頃で、まだ「育」などという言葉もなかった時代です。 櫻井 私が先生のお話で感動したのは、子どもたちのの実態を把握する

    米と和食は世界を救う - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/04/16
  • 傲慢の見本のような記事 - 新小児科医のつぶやき

    3/4付朝日新聞デジタルより、 犠牲者の氏名伝える意義は 朝日新聞「報道と人権委員会」 読んでムカムカしたので取り上げます。まずもって肝心な事を殆んど触れていないように思います。アルジェ人質事件の実名公表問題で一番世論の怒りを買ったのは何かです。日揮も政府も実名公表を控える方針としていたので、 朝日新聞は遺族をペテンにかけて実名リストを入手し、約束を踏み破ってこれを報道した この点についての御意見が見当りにくいところです。口頭の約束(だったと思う)ですから法律的にどうかは私ではわかりませんが、口頭の約束で相手を信用すると言うのは、相手を深く信頼していた事になります。そういう信頼を反故にするような人物・組織は、それだけで社会の信用を失います。朝日は白昼堂々これをやらかしたわけです。その点をまず触れないとはまさに奇々怪々です。私の知る限り、この信義違反に朝日はまともな回答は行っていないかと存じ

    傲慢の見本のような記事 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/03/06
  • 「統合医療」のあり方に関する検討会 - 新小児科医のつぶやき

    とりあえずの結論みたいなものが出ています。もちろん中間報告でさえなく、 平成25年2月付「これまでの議論の整理」 全部で19ページあるのですが大雑把な感想で言えば、 棚上げ こう読めました。なんちゅうか、民主党がマニュフェストに掲げ、鳩山元総理が所信表明伊演説に取り入れた一つの結論が出されたような気がしています。これで終わりじゃ、あまりに愛想が無いので少しだけ内容を拾ってみます。とりあえず鳩山元総理の影響部分ですが、 平成22年1月29日に、鳩山内閣総理大臣(当時)が、施政方針演説において、健康寿命を延ばす観点から、「統合医療」の積極的な推進について検討を進めることを掲げた。 これを受けて、厚生労働省においては、省内にプロジェクトチームを発足させるとともに、厚生労働科学研究事業による知見の収集を図ってきた。 まあここはこんなもので良いでしょう。次に目に付いたのは、 また、検討会では、近代西

    「統合医療」のあり方に関する検討会 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/02/26
  • 奈良産科医時間外訴訟が確定 - 新小児科医のつぶやき

    2/13付時事通信(ウォール・ストリート・ジャーナル版) 奈良県の敗訴確定=当直医の割増賃金訴訟—最高裁 奈良県立奈良病院(奈良市)の産婦人科医2人が、宿日直勤務を時間外労働と認めないのは違法として、割増賃金の支払いを求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は12日付で、奈良県の上告を受理しない決定をした。県に約1540万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。 一、二審判決によると、2人は2004〜05年、それぞれ約210回、宿直と日直を継続する宿日直勤務をした。県は、宿日直は時間外労働ではなく、割増賃金を払わなくていい「断続的労働」に当たるとして、1回当たり2万円の手当てのみを支給していた。 上告却下ではなく不受理なんですが、weblio辞書より 上告の申立てを受けた裁判所が、上告を受理しないこと。裁判所での審理は行われない。 上告不受理は、刑事訴訟法、あるいは、民事

    奈良産科医時間外訴訟が確定 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/02/15
  • 続々原因は - 新小児科医のつぶやき

    どこの続きの話かと言うと、 原因は 続原因は この話の続編です。ちなみに事件が起こったのが2010.5.27、報道が為されたのが2010.12.21になりますから、2年前のお話です。当時はマスコミ報道を中心に情報をかき集めた上での推測でしたが、続編を書いたのは新たな資料を入手したためです。出所については明かせませんが、この事件に関連して助産師会が出産に関った助産師を除名処分にした文章です。なにぶんjpgなのでやや読み難いのですが、 1ページ 2ページ 3ページ 4ページ 5ページ 6ページ 偽造品ではなく物のコピーと判断できると考えます。 ■出産前の経緯 前回までは産婦の年齢ぐらいしかわからなかったのですが、かなり詳細な情報が掲載されています。 39歳の初産婦で、近くの産科診療所で健診を受けていたが、助産所での出産を希望し、34週から助産院を受診した。助産院での健診は、34週、37週、3

    続々原因は - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/02/09
  • トンデモ医療への常識的反応 - 新小児科医のつぶやき

    私の旧友。医療系とは無縁の売れないアート系の仕事をされています。私はこれでも医師なので、会えば自然に医療の話も出てくるのですが、たまたまですがトンデモ系の医療のお話になりました。もっともいきなりそこになったわけではなく、漢方の話からの四方山の末です。そういう分野については、それなりに知識があるのでお相手した次第です。 旧友が抱いていたトンデモ系医療へのイメージは、そうですねぇ、漠然と「未知の分野」と言うぐらいのところでしょうか。現代医療で手が及ばない治療の可能性が秘められているところぐらいの感じです。間違いとも言い切れないのですが、そう素直に思い込んでもらっても困るので、ちと腰を入れて説明させて頂きました。 説明しやすかったのは旧友が欧州古来の波動について怪しいながらも知識を持っていたことです。波動の漠然たる概念も知らないと説明が厄介になるのですが、ここを知っていたのは良い取っ掛かりにな

    トンデモ医療への常識的反応 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2013/01/28
  • 親学のムック - 新小児科医のつぶやき

    親学について書こうと思い、情報を集めだしたのですが、どうにも見えてこないです。それなりに情報は転がっているのですが、もう一つよく判らないのが親学です。批判をするにも評価をするにしても概略ぐらいをつかまないと如何ともしがたいのですが、非常に手強い感じです。ボツボツと情報を集めながら考えて見たいと思います。 ■高橋史朗氏 たぶんですが親学推進協会が親学の主要団体の一つであると見ています。親学関係の重要人物として各所に名前が挙がる、高橋史朗氏が理事長として名を連ねられています。ちなみにプロフィールには、 明星大学教授、玉川大学大学院講師 元埼玉県教育委員長 感性・脳科学教育研究会会長、師範塾理事長、日家庭教育学会常任理事 著書に『親学対談』『親が育てば子供は育つ』『これで子供は当に育つのか』(MOKU出版)など多数。 もう少し補足しておきたいのですがwikipediaより、 高橋 史朗(たか

    親学のムック - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2012/12/25
  • たとえ条件付きでも「自宅出産が安全である」とは認められない(?) - 新小児科医のつぶやき

    モトネタは、 たとえ条件付きでも「自宅出産が安全である」とは認められない(?)医師や医療関係者 このレベルから反論が必要なのは毎度の事ながら面倒くさいのですが、徒然に頑張って見ます。このtigetterの冒頭に掲げられているのが 自宅出産の周産期死亡率は病院での出産となんら違いがない上に、病院での出産よりも、自宅出産の方が重度の裂傷や産後出血の確率も、胎児を蘇生しなくてはならない確率も低い(つまり自宅出産の方が母体への負担が少ない)という研究データがあります。 Outcomes of planned home birth with registered midwife versus planned hospital birth with midwife or physician (2009) http://www.cmaj.ca/content/181/6-7/377.abstract O

    たとえ条件付きでも「自宅出産が安全である」とは認められない(?) - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2012/11/20
  • 調査依頼案件報告 - 新小児科医のつぶやき

    いくら頼まれても気が乗らないものは調べもしませんし、書きもしません。そのうえチラッと見ただけでウンザリしそうな案件だったのでパスのつもりだったのですが、少しだけ調べてみると案外書きやすそうだったのでトライしてみます。 ■元の調査案件・アメノウズメ塾 まずスタート点です。つくい助産院「助産師愛ちゃんのひとりごと」10/20付「目から鱗」より、 信じる信じないは、個人の自由です。 ただ、これから子どもを産み育てていく女性は知っていた方が良いと思い、助産院のブログですがあえてここに貼り付けます。 私達に知らされていないこと、気付いていないことが沢山あるようです。 生まれてくる子供のために、今の子供たちが、当の意味で幸せになれるように私達が知っていた方が良いことです。 ぜひ、下の動画を見てみて下さい。 非常に長いので、少しずつ見てみて下さい。 何度も言いますが、信じる信じないは、あなた次第です。

    調査依頼案件報告 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2012/11/02
  • EMと北朝鮮 - 新小児科医のつぶやき

    EM側のソース EMの成功事例で広く喧伝されているのが北朝鮮です。まずEM研究機構の海外展開の冒頭例に紹介されており、 特に1996年に導入が始まった朝鮮民主主義人民共和国では、全国128ヶ所にEM工場が建設され、約90万ヘクタールの農地でEM技術が活用されています。また、2000年10月には、首都平壌で「EM技術と自然農法に関する国際会議」が開催され、世界20カ国からEM関係者が集い、EM技術の国家的普及モデルとなっています。 2009.10.20に窪田光治氏が書かれた七つの封印に引用されている『「蘇る未来」2000年初版 サンマーク出版 比嘉照夫 琉球大学教授 著 副題−−EM技術が21世紀を変える』の「プロローグ−微生物が地球環境を大きくかえている」を孫引きしておきます。 EMが導き出すシントロピーの世界とはどんなものか。たとえば農業は近い将来、種をまくだけで、あとは何もしないで収

    EMと北朝鮮 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2012/10/30
  • 橋下府政の財政状況の検証 - 新小児科医のつぶやき

    ■取っ掛かり 10/11付BLOGOSより 大阪府が起債許可団体に転落 大阪を破産させる経済無策の橋下・松井維新の会に国政進出の資格なし これを読んだのがとっかかりです。「へぇ」と思いながら読んでました。数値とグラフが散りばめてあって、それなりに説得力がありそうなのですが、どうにも違和感が残るです。私は橋下氏の政治手法とは肌合いが合わず、間違っても橋下シンパではありませんが、それでも違和感が残るです。違和感が残る最大の原因は、ソースはあっても表現の品が宜しくないです。まとめに近いところを引用しておきますが、 橋下氏らが政界から身を引くべき理由として 実績がない 成果を上げないから 大阪府庁移転断念問題で大阪府に大損害を与えたから 教育問題を語る資格がないから 公私混同、私利私欲の独裁政治家だからと言う点を挙げたのですが、1年経っても事態はよくなるどころか悪くなる一方です。 有害無益な政治

    橋下府政の財政状況の検証 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2012/10/22
  • medtoolz氏の総合医戦車論 - 新小児科医のつぶやき

    はっきり言って面白い秀逸な論でした。幾つかの連続ツイートなので一つだけ紹介しますが、 総合医とか家庭医というのは、歩兵と言うよりも戦車兵であって、戦車はたしかに万能だけれど、後方の支援や随伴歩兵がいなかったら簡単に潰される。「お前戦車だろ。強いんだろ。じゃあ単騎突撃な」って支援なしで僻地に送られたって、総合医にとってはごく簡単な症例で大怪我する 興味がある方は前後のツイートをお探し下さい。簡単に内容を紹介しておくと、総合医をいかに強化して戦車のように仕立てたところで、戦車一台で突撃すれば群がる敵兵に各個撃破されるだけであるです。戦略として考えるなら、後方支援体制の確保こそが重要であり、単体の戦車を強力にすることで地方の医療戦線を支えようとしても無理があるです。一連のツイートを読みながら二番煎じを考えてみました。 ■エヴァ編 ふと思いついたのはエヴァンゲリオンです。別にエヴァじゃなくても良い

    medtoolz氏の総合医戦車論 - 新小児科医のつぶやき
    t_thor
    t_thor 2012/10/11