「大統領は衝撃を受け、ぼう然としていました」 ゼレンスキー大統領の最側近、ウクライナ大統領府のイエルマク長官のことばです。 ロシアが核による威嚇を続ける中、ゼレンスキー大統領は被爆地・広島を訪れ何を感じたのか。電撃的なG7広島サミットへの参加はどのように実現したのか。 広島滞在中、常に大統領と行動をともにしていたイエルマク長官がその舞台裏を語りました。 (社会番組部ディレクター 木村和穂 / 国際部記者 松本弦) ※以下、イエルマク長官の話。 電撃的なG7サミット参加 舞台裏は? 直前まで広島への訪問を実現できるかどうか分かりませんでした。 私たちに対して、多くのパートナーから支援の提案がありましたが、その中からフランスの飛行機を選びました。アメリカもサウジアラビアも提案してくれました。 ウクライナ大統領府 イエルマク長官 誰に対しても失礼な態度を取りたくないので、ここでは多くの国から支援