NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にて、ヒロインの「るい」(深津絵里・49)が住み込むクリーニング店を、夫と共に営む女性。その和子を演じるのが濱田マリ(53)だ。 実家はクリーニング店で、“看板娘”だった 濱田は1992年に「モダンチョキチョキズ」のヴォーカルとしてデビュー。97年の活動停止とともに女優に転身した。朝ドラは「カーネーション」「マッサン」に続き3作目の出演となる。
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杉江松恋(以下・杉江) 直木賞は初めてが1作、あとは2、3回目でほぼ横並びです。では、お気に入りと受賞予想をお互いに。 マライ・メントライン(以下、マライ) お気に入りも受賞も『黒牢城』です。超大穴として『同志少女よ、敵を撃て』。 杉江 私のお気に入りは『黒牢城』で、受賞予想は『塞王の楯』です。 マライ おおお、また微妙な被りが! 杉江 第11回アガサ・クリスティー賞に輝いた作者のデビュー作です。 マライ 知人の出版関係者の間で、これほど賛否分かれた作品は珍しいです。「『鬼滅の刃』の換骨奪胎っぽさが見事」とする肯定派と「そもそも小説というよりゲームシナリオっぽい」と拒む否定派、いずれも興味深い。まず肯定派ですが、これは「ぽい」じゃなくて「まんま」鬼滅ですね。家族をまるごと鬼に惨殺されて、炭治郎じゃなくて鬼化した禰豆子が復讐に立ち上がる。で、政治イデオロギーからジェンダー問題に焦点をシフトし
ラーメンコンサルタントで「渡なべスタイル」の代表・渡辺樹庵さんと高田馬場の博多ラーメン「でぶちゃん」の店主・甲斐康太さんが「博多ラーメンはなぜにおうのか」を解明する取り組みを行っている。 高田馬場の博多ラーメン「でぶちゃん」のスープに使われる豚の頭部 ラーメンコンサルタントで「渡なべスタイル」の代表・渡辺樹庵さんが経営するラーメン専門店「渡なべ」(以上、新宿区高田馬場2)で限定メニューの豚骨ラーメンを出そうと準備していた際、「特有の匂いが出ない」とツイートしたところ、甲斐さんが種スープの提供を申し出た。渡辺さんは「なぜ臭くなるかロジカルに理解したい」と考えていたため、申し出を断り、独自に匂いを追求していくことにした。 それをきっかけに、渡辺さんのユーチューブチャンネル「渡辺樹庵のここだけの話」で「クサイ豚骨を作りたい!」と題し、意見を交換。「あく抜きが足りない、下処理が粗いなどという人がい
第166回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、 直木賞に ▽今村翔吾さんの「塞王の楯」と ▽米澤穂信さんの、「黒牢城」が選ばれました。 今村翔吾さんの経歴と作品 直木賞の受賞が決まった今村翔吾さんは京都府出身の37歳。 ダンスのインストラクターや滋賀県守山市の埋蔵文化財センターの調査員などを経て、2017年に「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」でデビューしました。 直木賞は2018年に発表した「童の神」、おととしの「じんかん」に続いて、3回目の候補での受賞となりました。 受賞作の「塞王の楯」は、戦国時代、武将たちの活躍の陰で城の石垣作りに命をかける職人集団「穴太衆」の姿を描いた歴史小説で、幼い頃、戦乱で家族を失い、「穴太衆」に育てられた石垣職人・匡介が主人公です。 豊臣秀吉の死後、戦乱の気配が迫る中、大軍に囲まれた大津城を舞台に絶対に破られない石垣こそが戦の無い世を作ると考える匡介と、どんな城でも落
インドネシアの国会は、首都を現在のジャカルタから国内の別の場所に移転させ、新たな首都の名前を「ヌサンタラ」とする法案を18日可決し、インドネシア政府は、移転先となる土地を開拓して、首都機能の移転を本格化させる見通しとなりました。 インドネシアのジャワ島にある首都ジャカルタは人口の過密化や交通渋滞などが深刻な課題となっていて、インドネシア政府は2019年に首都を国のほぼ中央に位置するカリマンタン島の東部に移転させる計画を公表していました。 これを受けて、インドネシア政府は、去年9月、首都の移転に必要な法案を国会に提出し、審議が行われた結果、18日賛成多数で可決され、新しい首都の名前もインドネシア語で「群島」を意味する「ヌサンタラ」となることが決まりました。 これによりインドネシア政府は今後、移転先となる25万ヘクタール余りの森林などの土地を開拓して、2024年から順次、首都機能の移転を本格化
家庭用ゲーム機黎明期に誕生し、今も楽しめる名作から、“クソゲー”と呼ばれる不人気作まで、さまざまなソフトを生み出した『ファミリーコンピュータ』。不人気作のなかには当時中古ソフト屋で、販売価格の数十分の一で投げ売りされていたものも。ところが、時代の流れと共に物の価値が逆転し、当時投げ売りされていたものが一転、高額で取引されているケースもあるという。そこで今回、ゲームソフト所有本数3万本、約3000万円をゲームに捧げたファミコン芸人・フジタ協力のもと、今、価値が上がっている“成り上がり”ファミコンソフトをピックアップ。そのソフトにまつわるトリビアと合わせて紹介してもらった。 ※価格はすべてフジタによる推定。(箱説明書ありの状態並) 価値数倍~数百倍に!“成り上がり”ファミコンソフト10 発売から数年、数ヶ月で中古ソフト屋で投げ売りされていたにも関わらず、ここ数年その価値が大きく上がったソフト。
『水曜日のダウンタウン』と格闘技「煽りV」をめぐる、テレビ局員の分かれ道 佐藤大輔×藤井健太郎×TaiTan 格闘技のイベントにおいて、選手が入場する際の映像に物語と時代性を落とし込む「煽りV」を構築した佐藤大輔。TBSのプロデューサー・演出家として、『水曜日のダウンタウン』をはじめ、『オールスター後夜祭』や『クイズ☆正解は一年後』などでテレビバラエティの拡張と更新を続ける藤井健太郎。そして、3人組ヒップホップユニット「Dos Monos」のラッパーとしてだけでなく、テレビ東京の番組『蓋』を上出遼平氏と共に企画するなど、クリエイティブ領域での活動も目立つTaiTan。ジャンルを越境しながら、各界の才能とコラボレーションを仕掛ける3人が集結し、2021年を振り返る。(第1回/全3回) 『ドキュメンタル』は「バキの地下格闘技場」 ―ー佐藤さんが演出を務める『HITOSHI MATSUMOTO
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