タグ

ブックマーク / www.nununi.site (2)

  • 『カルチェ・ラタン』佐藤賢一 16世紀のパリを舞台とした連作短編小説 - ネコショカ(猫の書架)

    16世紀のパリを舞台とした成長物語 2000年刊行作品。佐藤賢一(さとうけんいち)、七作目の作品。サトケンお得意のフランスモノである。 カルチェ・ラタン 作者:佐藤 賢一 集英社 Amazon 集英社文庫版ハ2003年に刊行されている。 不勉強にして知らなかったのだが、作の主人公ドニ・クルパンは16世紀フランスきっての大人物であったらしい。 ただ、功成り名遂げた盛年期でなく、箸にも棒にも引っかからなかった青年期に光を当てたのが作。パリの学生街カルチェ・ラタンの誇る天才ミシェルとの交流を通して、ドニが一人前の男に成長していくさまを描く。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★(最大★5つ) 佐藤賢一の歴史小説を読んでみたい方。フランス史が好きな方、西洋を舞台とした歴史小説が好きな方、歴史上の人物の意外な組み合わせを楽しみたい方、未熟な青年の成長小説を読んでみたい方におススメ

    『カルチェ・ラタン』佐藤賢一 16世紀のパリを舞台とした連作短編小説 - ネコショカ(猫の書架)
  • 「新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズ」二年で終わった短命レーベル全13冊を一気にご紹介 - ネコショカ(猫の書架)

    現在新潮文庫のライト系レーベルと言えば「新潮文庫NEX」だが、それに先立つことおよそ四半世紀前。もうひとつのライト系レーベルが存在していたことをご存じだろうか。 日は僅か二年、総数13冊で消滅してしまった新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズについて、その概要と作品を紹介。そしてどうして短命レーベルに終わってしまったのかを考察していきたい。 新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズって? 第1期配(1990/07/25) 『星虫』岩隆雄 『月のしずく100%ジュース』岡崎弘明 『三日月銀次郎が行く』武良竜彦 第2期配(1990/12/20) 『念術小僧 大江戸サイキックボーイ』加藤正和 『ラストマジック』村上哲哉 第3期配(1991/07/25) 『魔剣伝 暁ノ段』流星香 『イーシャの舟』岩隆雄 第4期配(1991/09/25) 『魔性の子』小野不由美 『魔剣伝 黄昏ノ段』流星香

    「新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズ」二年で終わった短命レーベル全13冊を一気にご紹介 - ネコショカ(猫の書架)
  • 1