トルコ東部ワンなどで10月と今月初旬に起きた地震の被災者を支援しようと、西部イスタンブール在住の日本人有志が14日、同市の旧日本総領事館で日本のカレーを振る舞い義援金を集める「カレーを食べる会」を開催した。在留邦人やトルコ人の計数百人が、温かいカレーで同じ「地震国」の絆を深めた。 会場の入り口に募金箱を設置。日本人主婦らが用意した約250食分のカレーは大人気で、2時間ほどでなくなった。 トルコの会社員女性エブル・アッカヤさん(28)は「カレーはトルコ料理のようでおいしかった。日本がトルコのことを考えてくれてうれしい」と笑顔を見せた。 主婦の石田清美さん(52)は「東日本大震災では、多くのトルコの人々が励ましの言葉を掛けてくれた。今度は私たちが恩返しする番だ」と話した。(共同)地震で犠牲の宮崎さんは「サムライの国から来た」…トルコ紙「記憶に刻んで」