印刷 中国国防省は2日、今冬の新兵募集から身体検査の合格基準をこれまでより緩和することを明らかにした。若者の軍隊離れを防ぐための措置。一定の大きさの入れ墨を認めるほか、許容体重の幅も広げるという。 人民解放軍は世界最大規模の230万人に上るが、急速に経済発展した都市部の若者からは就職先として敬遠され気味とされる。昨年は耳にピアスの穴が一つならばOKなどと入隊基準が緩和され始めていた。 新たな規則では、顔や首筋などの入れ墨は直径2センチを超えなければ問題なし。手足でも3センチ以上でなければ不合格にしないとした。体重に関しても、標準体重(身長マイナス110キロ)に対して上限20%増、下限10%減の合格枠だったのが、それぞれ25%、15%に。肥満気味の若者らの増加に対応したものだ。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます