21日に投開票される千葉県勝浦市議選(定数15)で、同姓同名の候補者が2人いる珍しい事態が起きた。有権者の混乱が予想され、市選挙管理委員会は2人の候補者を大字(おおあざ)名での区別を想定。2人の候補者は、投票時に名前の前に大字を書いてもらうようお願いしている。 同姓同名の2人は3期目を目指す現職男性(64)と新顔男性(60)。ともに元市職員で、同じ課で課長と係長の関係だった時期もある。2人とも都市建設課長を最後に退職している。 市選管によると、2人は戸籍名の漢字は1文字が異なるものの、普段使う名前の漢字と読みが全く同じ。選挙戦は、姓は漢字、名はひらがなの同じ表記で活動を展開する。2人は、ポスターで名前の前に大字を大きくひらがなで記し、ビラなどで、投票用紙には住所を忘れずに書いてほしいと訴えている。 朝日新聞の取材に対し、2人は「案分票はそれなりに出るだろう」「お年寄りが(お願い通りに)ちゃ
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