お金のことについて学ぶのは非常に重要です。世の中のお金の流れ、市場の仕組みと役目、政府の役割などの経済学の基礎を知っているだけで、悪意ある他人にお金のことで騙される可能性を大きく減らすことができます。 1. 無知が原因で騙されるのは悪いことである こういうことをいうと「人を騙すのが悪い、騙される方は悪くない」という方が出てくるかもしれませんが、それは間違っています。騙す人間が悪いのは言うまでもなく確かです。でも、騙される方が全く悪くないかというと、そんなことはありません。 騙された人に対して補償をするためにはお金がかかります。そのお金の出処ほとんどのケースにおいて、騙されてない人が働いて溜めたものです。そのことを考えると、騙された側が全くの無罪だとはとても言えません。 また、そもそも騙された人に補償がなされないこともあります。つまり、騙されると損をする可能性があるわけです。 誰も補償をして