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ビジネスモデルに関するtacticslifeのブックマーク (89)

  • 「終わりの始まり」―― 音楽業界の2007年と2008年 - くだらない踊り方

    忘年会で何キロ太っただろう。焼酎のビンはしばらく見たくない。 とにかくいくつもの忘年会でいろんな音楽業界の人間と話をしてきた。 流通、メジャー、インディー、マネージメント、小売、媒体など、それぞれポジションは違うが、みんな総じて「あきらめムード」である。 自嘲自虐なギャグもすべりぎみで、舐めあうには深すぎる傷を負っている。 2007年がどんな年だったか。音楽業界にとってはいよいよ冬の時代の格到来である。 一昨年より去年の方が悪く、去年より今年の方が明らかに悪い。 冬の時代の到来、なんて書くとそのうち春が来そうだが、実際はそんなことはないだろう。 たまたま日の陰った不況というよりは、もっと構造的な問題、質的な問題なような気がする。 だから当は「死期を悟った」とでも書いたほうがいいかもしれない。 あるいは「終わりの始まり」とでも。 忘年会も一段落し、時間もある。ちょうどいい機会だ。(感傷

    「終わりの始まり」―― 音楽業界の2007年と2008年 - くだらない踊り方
  • Life is beautiful: なぜアップルにできたことがソニーにはできなかったのか

    アップルがiPod+iTunes+iTunes Storeというハード・ソフト・サービスを巧みに組み合わせてネット時代にふさわしいコンシューマ・エレクトロニクス・ビジネスモデルを見せてくれたことに関しては、ここでもさんざん書いて来たが、反面教師として注目すべきなのは、ソニーになぜそれができなかったのか?ということ。 自分自身がメディア産業を持ち、ウォークマンというブランドを持ち、ネットビジネスに抜群のセンスを持つ出井氏を社長に据えたソニーはアップルよりははるかに良い立場にいたはずだが、なぜこんなことになってしまったのだろうか。 メディア産業を持つことが逆に足かせになった、ソフトウェア開発力の差、たまたまラッキーだっただけ、天才スティーブジョブズがいたから、イノベーションのジレンマ、などのそれぞれの側面から考察を加えることは可能だが、あの時代のソニーに特有の問題として特に注目すべきなのは、あ

  • アホでマヌケな米国(アメリカ)ハイテク企業

    アホでマヌケな米国(アメリカ)ハイテク企業 2007-11-12-2 [BookReview] ■メリル・R. チャップマン / アホでマヌケな米国(アメリカ)ハイテク企業-エクセレント・カンパニーを崩壊に導いた、トホホなマーケティング20年史 アメリカIT会社の衰亡の事例集、といったところかな。 ものすごく面白いです。 20年前の米国のIT業界トップ10で今でもトップ10に生き残っているのはマイクロソフトのみ。 その理由は? 実際のところ、ハイテク企業を調べてみると、勝ち組と負け組みをつねに分けているものは一つしか見当たらない。それは「愚かさ」だ。成功する会社は、失敗する会社に比べて、愚かなことをしない。(p.15) 致命的なミスがなければ生き残れるわけで。 その致命的なミスってのは外から見ると非常に分かりやすいものだけど、会社の中からだとどうも分からないみたい。 ミスの例として、

    アホでマヌケな米国(アメリカ)ハイテク企業
  • CMに富が集中する、日本のメディアのエコシステム - michikaifu’s diary

    昨日の続きで、ちょうど、映像コンテンツ制作話を書こうかと思っていたところで、このようなエントリーを読んだ。 http://d.hatena.ne.jp/kagami/20071016#p3 日では、俳優は「テレビドラマで顔を売って、CM出演で儲ける」仕組みになっていると思っていた。アメリカは、俳優組合の仕組みのせいかどうか知らないが、映画俳優・テレビ俳優・CM俳優は比較的はっきりと分離していて、階層的にはこの順番のカーストになっている。これに対し、日では、一人の俳優がどれにも出るが、映画やドラマでは儲からない。一方、日のCMはなんせ儲かるから、アメリカではCMなぞに絶対出ないトップ級のハリウッド俳優も日ではCMに出る・・・ そう思っていたら、俳優だけでなく、映像制作会社もそうだ、という話を当の制作会社の人から先日聞いて、「ふぅむ・・・」と考え込んでいたところだった。CMが一番ふんだ

    CMに富が集中する、日本のメディアのエコシステム - michikaifu’s diary
  • asahi.com:「売れ残った本」半額に 出版社17社、ネットで本格販売 - 出版ニュース - BOOK

    「売れ残った」半額に 出版社17社、ネットで格販売 2007年10月07日 再販契約で定価販売を義務づける出版業界で、「売れ残った」をインターネット上で値引き販売しようという試みが、12日から格的に始まる。これまでの絶版や期間限定の割引販売から一歩進め、小学館や集英社、講談社、文芸春秋などの大手出版社が、絶版の一歩手前の「在庫僅少(きんしょう)」を提供し、半額で通年販売する。出版不況で書籍の4割が読者の手に届かず返品されるなか、価格を拘束しない「第2の市場」を創設しての復活をはかるのが狙いだ。 販売するのは、小学館と集英社などの関連会社、昭和図書(大竹靖夫社長)が運営するインターネットのショッピングサイト「ブックハウス神保町.com」(http://www.bh−jinbocho.com/)。 昭和図書の呼びかけで、今春から小学館、集英社など4社が、初版発売後1年以上経過し、

  • ニコニコ動画はアマゾンで4億円の収入?

    ニコニコ動画は毎日1680万円もの商品を売り上げているの記事でニコニコ動画でのアマゾン売り上げが予測されていました。 この記事によれば、ニコニコ市場ではアマゾンの商品売り上げが1日5600件に達したそうで、平均単価は3000円と高額なようです。1日当たりの売り上げと月間の売り上げも計算されていました。 5600件×3000円=1680万円! 日販1500万円と見做しても、月30日計算で4億5千万円!! この売り上げから、実際にニコニコ事業部が受け取る収入も計算されていました。 amazonアフィリエイト収入は発送数が1501個〜7000個までは売上の6.5%と規定されていますので、実際には月収110万円になると思われます。 この計算が正しいのか、Googleの電卓機能で計算してみました。 1日の収入

    ニコニコ動画はアマゾンで4億円の収入?
  • Passion For The Future: スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学

    スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 スポンサード リンク ・スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 「日でふつうに暮らしているような生活者が、自分なりに楽しく生活するためには、経済のしくみをどう理解したらいいのか」を、経済学者がスターバックスのメニュー体系のような、身近な事例を使って解説する。 ソフトバンクに携帯を乗り換えたばかりの私は、第4章の「携帯電話の料金はなぜ、やたらに複雑なのか」と最終章のケーススタディが、特に面白かった。店頭では絶対に教えてもらえなさそうな携帯電話各社のサービスモデルの背景が書かれている。 私の携帯乗換えの直接の決め手は、特定のソフトバンク利用の家族間が無料の割引になるからだった。トータルで見ると家族や親族間の通話がほとんどだったので、一族郎党で一斉に切り替えた。なぜソフトバンクはこれが実現できて、ドコモはできないのか。それはソフトバ

  • ニコニ考 - 給料より安い制作費 : 404 Blog Not Found

    2007年09月27日04:00 カテゴリMediaiTech ニコニ考 - 給料より安い制作費 anime200306.pdfより ♪大きいお金はキー局へ ♪小さいお金はアニメ屋に ♪面白いように抜かれてる ってことですかい。 たけくまメモ : アニメ産業に関する公文書 スポンサーから1あたり5000万出ている制作費が、なんだかんだで現場に着く頃には800万になっているそうです。これはますます 404 Blog Not Found:究極のアフィリエイト、ニコニコ市場 民放、オワタ\(^o^)/ ということですね。 上の図式は、いわば民放が「放送してやる」というモデル。制作側から見れば、1000円の商品の「送料」が4000円ということ。こんな商品他にはない。 これが、動画サイトなら無料なのだ。 これだけ制作費が安いにも関わらず、これだけアニメ、特に深夜アニメが多い理由も、これならむしろ納

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  • iPhoneのビジネスモデル

    Appleの株価がすごい勢いで上昇しているが、それもこれもWallstreet(日で言う「兜町」)のiPhoneへの期待の大きさゆえのもの。世界の携帯電話出荷量のわずか1%の「年間一千万台販売」が目標であるにも関わらずに、なぜこんなことになるかを理解するには、携帯電話業界のビジネスモデルの理解が必要だ。そこで、今日はそのあたりの解説。 注目すべきなのは、$499(4GBモデル)、$599(8GBモデル)という「コストを反映したまっとうな」値段で売られているという点。 この点に関しては、日も米国も同じだが、普通の携帯電話は「コスト以下」で売られるのが一般的である(「1円ケイタイ」が良い例)。どうしてそんなことが可能になるかというと、月額課金からの収益を見越した「販売奨励金」というものが小売店に渡されるからである。米国の場合で平均$250(約三万円)、日では3万円から4万円とも言われるこ