大会9日目。8月1日に開幕した東アジアカップも最終日である。この日、武漢体育中央(スポーツセンター)では、男子の第3戦、韓国対北朝鮮、そして中国対日本の試合が行われる。9日間にわたって開催された今大会も、すべての日程が終わるかと思うと感慨深い。この日の天候はどんよりとした曇り。当地に来てずっと晴天だったが、時おり強い風が吹いてずいぶんと過ごしやすい。地元の天気予報によると、何でも台風13号がこちらに向かって来ているそうだ。涼しいのは結構だが、翌日の帰国の便が無事に飛んでくれるのか、ちょっとばかり心配である。 この日の第1試合は、0−0のスコアレスドロー。攻撃力で圧倒する韓国は、何度となく相手ゴールを攻め続けるも、北朝鮮の驚異的な粘りに遮られ、今大会初めてのノーゴールに終わった。それでも韓国は勝ち点を5に伸ばし、第2試合で中国が日本に引き分け以下となれば優勝という状況になった。北朝鮮は勝ち点