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ブックマーク / sports.yahoo.co.jp (34)

  • 東アジアカップを終えて危惧すること 日々是東亜杯2015(8月9日@武漢) - スポーツナビ

    大会9日目。8月1日に開幕した東アジアカップも最終日である。この日、武漢体育中央(スポーツセンター)では、男子の第3戦、韓国北朝鮮、そして中国対日の試合が行われる。9日間にわたって開催された今大会も、すべての日程が終わるかと思うと感慨深い。この日の天候はどんよりとした曇り。当地に来てずっと晴天だったが、時おり強い風が吹いてずいぶんと過ごしやすい。地元の天気予報によると、何でも台風13号がこちらに向かって来ているそうだ。涼しいのは結構だが、翌日の帰国の便が無事に飛んでくれるのか、ちょっとばかり心配である。 この日の第1試合は、0−0のスコアレスドロー。攻撃力で圧倒する韓国は、何度となく相手ゴールを攻め続けるも、北朝鮮の驚異的な粘りに遮られ、今大会初めてのノーゴールに終わった。それでも韓国は勝ち点を5に伸ばし、第2試合で中国が日に引き分け以下となれば優勝という状況になった。北朝鮮は勝ち点

    東アジアカップを終えて危惧すること 日々是東亜杯2015(8月9日@武漢) - スポーツナビ
  • 「コンパクトで本物の自信作だった」 イビチャ・オシムが語る当時の日本代表 - スポーツナビ

    オシム氏とアシマ夫人。夫人と結婚する直前に開催された東京五輪の思い出は、今でも氏にとって大切な宝物だ 【宇都宮徹壱】 元サッカー日本代表監督であるイビチャ・オシム氏にとっての日とのファーストコンタクトが、ユーゴスラビア代表として出場した1964年の東京五輪だというのはよく知られている。氏は瞳を輝かせながら、当時の思い出を饒舌に語る。 「東京に行った時には、いろんなお土産を買ったな。(当時、婚約中だった)には日人形と着物を買った。今でも彼女は時々、それを家の中で着ているんだ(笑)。オリンピック村には、さまざまなスポンサー企業が店を出していて、そこでトランジスタラジオや真珠も買ったよ。(当時のユーゴでは)見られないものばかりが、そこにはあった」 その後、91年にパルチザン・ベオグラードの監督として、2002年のワールドカップ(W杯)にFIFA(国際サッカー連盟)の技術委員会スタッフとして

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  • 強く賢く、戦えるキャプテン遠藤航 指揮官が信頼するアジアの厳しさを知る男 - スポーツナビ

    tacticslife
    tacticslife 2015/04/03
    長谷部の次のキャプテン候補だな。
  • 初陣で示されたハリルホジッチ監督の意図 新戦力たちは“常連組”を超えられるのか - スポーツナビ

    はチュニジアに2−0で勝利。ハリルホジッチ新監督の初陣を飾った 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 サッカー日本代表は27日、チュニジア代表との国際親善試合に臨み、2−0で勝利を収めた。前半こそ無得点に終わったものの、後半33分に岡崎慎司が先制ゴールを挙げると、同38分にも田圭佑が追加点。ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督の初陣を快勝で飾った。 週替わりに一つのテーマを複数の筆者が語り合うサイト『J論』では、この試合で示された新監督の意図に注目する。 開始3分でハリルホジッチ監督の狙いが分かった。もっと言えばスタメンが発表された段階で、彼の志向するものが分かった。前線の右から左へと並んだのは代表1キャップの永井謙佑、0キャップの川又堅碁、10キャップの武藤嘉紀というフレッシュなトリオ。いずれも縦への勢いを出せるタイプだ。 彼らの勢いは攻守両面で見て取れた。かなり高い位置から相手との

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  • 新監督が初陣で見せた“道”とは何か? チュニジア戦でのハリル采配を読み解く - スポーツナビ

    日本代表に新たな息吹を引き出そうとしているハリルホジッチが、チュニジア戦で見せたコンセプトとは 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 ヴァイッド・ハリルホジッチ新体制となった日本代表の練習が全面公開となったのは、大分での合宿4日目、すなわち初陣となるチュニジア戦前日のことであった。これまでの代表合宿の場合、試合前日は冒頭15分の公開とし、それより前(おおむね試合2日前)に全面公開とするケースが多かった。ところが今回は、初日は監督やスタッフも加わったランニングだけで終了。2日目と3日目は15分の公開のみ。そして試合前日の4日目になって、ようやく全面公開となった。 練習メニューは、スプリントや判断力や正確性を意識したものが多かった。フィールドプレーヤーを12人ずつに分けたミニゲーム(ハーフコート、ゴール4つ、2タッチ以内というレギュレーション)では、「スタメン組とサブ組」ではない「チームAと

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  • 日本を変えるハリルホジッチのこだわり もたらす勝負強さとわずかな不安 - スポーツナビ

    成田に到着したハリルホジッチ新監督(左)。ブラジルW杯ではアルジェリアを率い、優勝したドイツを苦しめるなど実績が評価された 【写真:田村翔/アフロスポーツ】 ヴァイッド・ハリルホジッチ氏の就任が理事会で承認され、正式に日本代表の新監督が誕生することとなった。ハリルホジッチは13日に来日し、正式契約が結ばれる。ハビエル・アギーレ前監督が契約解除となってから、およそ1カ月半。「世界を知っていて、世界を経験している」と霜田正浩技術委員長はハリルホジッチを招へいするにいたった理由を説明した。当初はさまざまな候補の名前が浮かんでは消えたが、技術委員会は契約が可能な中でベストの選択をしたのではないだろうか。 技術委員会は代表チームを率いた実績を重視して候補を絞り込んだというが、ハリルホジッチに関して特筆するべきは他国の代表を率いてワールドカップ(W杯)の舞台で結果を出していること。ブラジルW杯でアルジ

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  • 原専務理事「現状はまだ告発されただけ」 アギーレの八百長疑惑について状況説明 - スポーツナビ

    サッカー協会(JFA)は18日、2014年度の第12回理事会について原博実専務理事とJFA顧問弁護士の三好豊氏が記者報告会を行った。理事会では、大仁邦弥会長から日本代表ハビエル・アギーレ監督の八百長疑惑について状況説明が行われ、1月に行われるアジアカップはアギーレ監督が指揮を執ることについて理事の了承を得たという。 原専務理事は、アギーレ監督が関与したとされる八百長疑惑の現状について「まだ告発されたということだけ。今後どうなるか、どういうことが予想されるのかという情報を速やかに集めているところ」と説明。「現段階で、アギーレ監督がどうのこうのということはまったく考えていない」と明言した。 登壇者 原博実専務理事 三好豊弁護士 原 今日は理事会の最初に、大仁会長のほうから理事の方々に対して、アギーレ監督の件で、多くのサッカー関係者、サポーター、スポンサーの方、選手たちを含めて心配をかけて申

    原専務理事「現状はまだ告発されただけ」 アギーレの八百長疑惑について状況説明 - スポーツナビ
    tacticslife
    tacticslife 2014/12/19
    ブラジル戦の布陣を見ても、スポンサーや代理店側から圧力がかかっていることは容易に想像できる。/水面下ではアジア杯で勝ったら勇退、負けたらそれに乗じて解任ないしは辞任で決定していると思うが…。
  • マインツ岡崎慎司を成功へと導いた要因 ドイツで最も輝く日本人FWへの変化 - スポーツナビ

    来たりて彼は、彼の地を目にし、そしてゴールを残した――。 岡崎慎司は、自らのゴールでマインツをヨーロッパのカップ戦出場へと導こうとしている。ついに、その日本代表ストライカーのゴールの秘訣が解き明かされた。 岡崎は、非常にスペシャルな“成功のレシピ”を持っている。マインツの郊外にあるレストランに、まさにそのレシピはある。「ウナギをべると、得点できるんです」と、岡崎はゴールの秘密を明かす。しかもゴールを奪う時には、1点で止まらず2点決めることもある。マインツのオフィスでは、よくこんな冗談が飛び交う。 「まだここにいたのか、何をしているんだ!? 早くウナギをべに行くんだ!」 この冬の原稿(1月7日掲載、「サムライたちのブンデスリーガ前半戦」)で、ブンデスリーガにいる日人選手の中で、岡崎をベストの存在に挙げた。先週土曜に行われた第31節ドルトムント戦のピッチに足を踏み入れる前にも、岡崎はすで

    マインツ岡崎慎司を成功へと導いた要因 ドイツで最も輝く日本人FWへの変化 - スポーツナビ
    tacticslife
    tacticslife 2014/04/23
    うなぎwwwこんだけ活躍してもネタ扱いカナシスwww/でもいよいよ奥寺さん超えかよ……。/知らなかったけど、高校時代の友人がいるのは心強いはず。
  • 代表候補合宿で見えたサプライズの条件 求められる順応性とユーティリティー性 - スポーツナビ

    果たして、23名の最終メンバーに滑りこむのは誰か? 4月7日から9日にかけて、千葉県で行われた日本代表候補合宿の最終日を取材してきた。初日はリーグ戦での疲労を考慮した軽めのメニュー、2日目は実戦形式の練習と紅白戦、そして最終日となるこの日は流通経済大学を相手に45分ハーフの練習試合を行った。今回の招集メンバーは、フィールドプレーヤーのそれぞれのポジションに2名ずつ招集されており、前半と後半でメンバーを総入れ替えすることで、全員が45分の出場機会を得た。前半と後半の出場選手は以下のとおり。イメージしやすいように、4−2−3−1のラインに選手名を当てはめてみた(いずれのポジションも右からの並び)。 【前半】 GK:権田修一(33分で東口順昭に交代) DF:今井智基、昌子源、山下達也、安田理大 MF:長谷川アーリアジャスール、青山敏弘 MF:工藤壮人、高萩洋次郎、齋藤学 FW:豊田陽平 【後半】

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  • リトルなでしこ、世界一もまだ夢半ば 結実した育成システムと今後忍び寄る危機 - スポーツナビ

    U−17女子W杯を制したリトルなでしこ。世界一に輝いた最大の要因は他国の追随を許さない優れた育成システムにあった 【写真:アフロ】 コスタリカの森を、「生きる宝石」と形容される青い蝶が舞う。メタリックな光沢を帯びた羽は、小さな体に比べて極端に大きい。はためくたびに、その羽は水面に映る陽光のようにキラキラと輝く。 U−17女子ワールドカップ(W杯)の大会エンブレムにも描かれたこのモルフォ蝶のように、見る者をうっとりさせるサッカー披露したリトルなでしこ(U−17日女子代表)が、大会を制した。6戦全勝。トータル23得点、失点はわずかに1。ゴールを挙げた選手は12名にもおよび、どこからでも点を取れるサッカーを展開した。 リトルなでしこを世界の頂点に導いた最大の要因は、他国の追随を許さない、きめ細やかな女子選手育成システムだ。 高倉麻子監督は4月7日に行われた優勝報告記者会見で、「この結果を出せ

    リトルなでしこ、世界一もまだ夢半ば 結実した育成システムと今後忍び寄る危機 - スポーツナビ
  • なぜ乾貴士は出場機会を失ったのか? 高かったピッチ外にそびえる“言語の壁” - スポーツナビ

    昨季序盤はチームの成功の象徴として活躍していた乾貴士だが、今季は残留争いの中“蚊帳の外”に立たされている 【Getty Images】 ビッグクラブが居並ぶ中で、アイントラハト・フランクフルトは自らの立場を築いてきた。伝統あるクラブはドルトムントやシャルケに敢然(かんぜん)と戦いを挑み、乾貴士という創造性あふれる選手を擁してブンデスリーガを驚かせてきた。だが、そんな物語も長続きはしなかった。鷲をマスコットとするクラブにおいて、現在のストーリーはまったく異なったものとなっている。 2012−13シーズンの序盤、乾は昇格チームが見せるセンセーショナルな成功譚(たん)の顔とも言える存在だった。そのパフォーマンスは過去の偉大なアーティストたちを思い起こさせ、ジェイ=ジェイ・オコチャらが残した攻撃の天才の足跡につながるものだった。乾はリーグ戦で6得点8アシストという成績を残し、アルミン・フェー監督率

    なぜ乾貴士は出場機会を失ったのか? 高かったピッチ外にそびえる“言語の壁” - スポーツナビ
    tacticslife
    tacticslife 2014/04/01
    最近、代表でも見ないと思ってたら、そんなことに……。/でも香川もドイツにいた頃は大してしゃべれなかったと思うが。
  • 千葉が密かに目指すオシム時代への回帰=J2漫遊記2013 ジェフユナイテッド千葉(前編) - スポーツナビ

    ゴール裏で掲げられた「涙の国立を忘れるな」というゲームフラッグ。今季も千葉は厳しい戦いが続く 【宇都宮徹壱】 のちに各地で災厄をもたらすことになる台風18号が、ゆっくりと列島に迫りつつあった9月15日、久々にフクダ電子アリーナを訪れた。J2第33節、ジェフユナイテッド千葉対京都サンガFC。ホームの千葉は、16分にCKのチャンスから田中佑昌のヘディングによるゴールで先制したものの、後半は相手の勢いにすっかりのまれてしまい、肝心な場面でミスを連発。後半21分と32分の失点で逆転を許し、昇格争いのライバルである京都に1−2で屈した。試合終了後、ゴール裏へのあいさつに赴いた千葉の選手たちに、割れんばかりのブーイングが浴びせられる。そんな中、ひとつのゲートフラッグが視界に入った。 「涙の国立/忘れるな/2013」――「涙の国立」とは、昨年11月23日に行われたJ1昇格プレーオフ決勝のことである。この

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  • 代表躍進でブーム到来のベルギーサッカー=FIFAランク5位でW杯の優勝候補に!? - スポーツナビ

    15日のウェールズ戦終了後、ピッチ上でW杯出場を祝うベルギー代表の選手たち 【Getty Images】 4日前、敵地でクロアチアを破ってワールドカップ(W杯)出場を決めていたベルギー代表にとって、10月15日のホームマッチ、対ウェールズ戦は大祝勝会の意味合いを持っていた。 4万8000人のサポーターは、フランス語の「トゥザンサンブル、トゥザンサンブル、エイ! エイ!(みんな一緒に、エイ! エイ)」のチャントと、オランダ語の「ワール・イス・ヘット・フェーシェ? ヒール・イス・ヘット・フェーシェ!(祭りはどこだ? 祭りはここだ!)」というチャントを交互に繰り返しながら、『赤い悪魔(ベルギー代表のニックネーム)』を応援した。 終了直前、ウェールズにゴールを奪われ、試合は1−1で終わったが、それでもスタジアムは巨大なディスコと化し、ピッチの上では選手たちがビールを掛け合い、続いて花火大会が開かれ

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    tacticslife
    tacticslife 2013/10/19
    ウラヤマシス
  • セルビア戦で見極めたい3つのポイント=W杯の門番から課せられる守備改善の追試 - スポーツナビ

    セルビアは2010年に大敗した難敵。日は柿谷(写真中央)ら前線の選手が得意のコンビネーションを発揮できるか 【写真は共同】 2014年、ブラジルワールドカップ(W杯)欧州予選のグループA。すでにセルビアはベルギー、クロアチアの後塵を拝する形で敗退が決まっている。11日に日が対戦するのは、王国ブラジルの土を踏むことなく姿を消した国だ。 しかし、その実力を侮ってはならないだろう。もともと、このグループAは、第3シードからベルギーが入ってきた時点で、第1シードのクロアチア、第2シードのセルビアにとっては災難と言うしかない組み合わせだった。近年、プレミアリーグを中心に多くの選手が活躍し、目覚ましい成長を遂げたベルギー。出場が決まれば、大会のダークホースに挙げられてもおかしくはない。セルビアはそのベルギーと、クロアチアに対して予選の4戦で1勝も挙げることができず、敗退の憂き目を見た。来ならば

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    tacticslife
    tacticslife 2013/10/10
    荒れたピッチでボールを奪われてカウンター1発/セットプレーからヘディングでズドン/ヤバス……。
  • 劣勢の中で存在感を発揮した本田圭佑=欧州王者に完敗も前線で孤軍奮闘 - スポーツナビ

    で「インテンシティー」という言葉がはやったことがある。サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が記者会見で「インテンシタ」というイタリア語の単語を口にしたのがきっかけだった。「プレー強度」という訳語が与えられているが、なかなか概念がつかみにくい言葉だろう。だが、昨季の欧州王者バイエルン・ミュンヘンとCSKAモスクワの試合を見れば、「インテンシティー」の意味がより具体的に理解できるのではないだろうか。 天然ガスなど豊富な資源をテコに経済発展を遂げつつあるロシア……。その経済力を背景に、ロシアのクラブは有能な外国人選手を次々と獲得し、ここ数年、欧州の舞台でのロシア勢の活躍には大きな期待が集まっている。 しかし、ロシアのクラブはなかなか結果が出せない。その原因こそが、まさに「インテンシティー」の差なのである。 一方、バイエルンはジョゼップ・グアルディオラ新監督を迎え、新しいスタイルのサ

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  • 謎に包まれていた2ステージ制復活の意図=成長シナリオを描くために必要な決断 - スポーツナビ

    9月17日、2015年からのJ1リーグにおいて、2ステージ制+プレーオフが導入されることが、Jリーグの理事会で承認された。当日、理事会後の会見を取材するべくJFAハウスを訪れると、20人ほどのサポーターが「2ステージ制反対」の横断幕やボードを掲げている姿に出くわし、チクリと胸が痛む。この3日前に行われたJ1の試合でも、各地のスタジアムで2ステージ制反対を訴えるサポーターの横断幕が掲出されていた。だが、そうした彼らの切実な訴えは、残念ながらJFAハウスの人々に届くことはなかった。 個人的には、1ステージ制を維持してほしかったという想いは、今でも強い。理由は言うまでもなく、それが最もフェアだからだ。2ステージ制は1996年を除いて11シーズン行われてきたが、1年を通して最も勝ち点を積み上げたチームが優勝できないケースも少なからずあったのは周知のとおり(00年の柏レイソル、01年のジュビロ磐田、

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  • ミランが本田ではなくカカを選んだ理由=移籍に難色を示したCSKAの思惑 - スポーツナビ

    9月2日、ミランオフィスの前にあるトゥラーティ通りに交通規制が敷かれた。カカにあいさつをしようと、大勢のミラニスタが押し寄せたからだ。それに対し、終止うれしそうに反応するカカ。サインを終えた直後にはオフィスの窓から身を乗り出し、ファンにユニホーム姿を見せて、最終的にはそのユニホームもファンにプレゼントした。 「うれしいし、幸せだし、感動している。サンシーロ(ミランの拠地)でプレーできるのが待ち遠しい。僕は家に帰るんだ」とカカは喜びを語った。チームの経営事情と(父親が望んだ)高年俸によりレアル・マドリーへの道をたどることになったが、彼自身の気持ちは常にミランにあり、末端のスタッフにも何かのおりにつけSMS(ショートメッセージサービス)を送っていたほどだった。彼自身がミランを愛し、またミランから愛されていたことをよく分かっていた。 移籍市場の最終日にこうしたドラマが繰り広げられた一方、CSK

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  • 札幌の未来を握る「のんのん革命」=J2漫遊記2013 コンサドーレ札幌 - スポーツナビ

    東京の歌舞伎町、福岡の中洲と並ぶ「日三大歓楽街」のひとつ、札幌すすきの。その一角にある雑居ビルの7階に、知る人ぞ知るサッカーバー「オフサイド」がある。7人も座ればいっぱいになりそうな小さなカウンター、Jリーグの中継映像を映し出すモニター、そして赤と黒に彩られたコンサドーレ札幌のさまざまなグッズ。その中心でグラスを磨いているマスターは、一見すると頑固そうな印象だが、コンサドーレのことを語り始めたとたんに表情が和らぐ。試合を見ながら大騒ぎするようなタイプの店では決してない。むしろ静かにウイスキーグラスを傾けながら、滔々(とうとう)とコンサ愛を語り合うというのが、この店のスタイルであると言えよう。 この「オフサイド」では、時折コンサのお宝映像を見せてくれる。その日マスターが見せてくれたのは、旧JFL昇格記念ビデオ、そしてHBC(北海道放送)のローカル番組「のんのん」。「のんのん」というのは、現

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  • データとフィジカルが日本を強くする=世界のサッカーに追いつくために - スポーツナビ

    サッカー日本代表は8月15日、国際親善試合でウルグアイに2−4と敗れた。ボール支配率では53.9パーセントと上回りながら、相手の鋭いカウンターに日の守備は崩壊。結果以上に、ウルグアイの狡猾さやフィジカルの強さは日を苦しめた印象だ。特に、リバプールに所属するルイス・スアレスは卓越したスキルとスピードはもちろん、当たり負けしない強さでセンターバックの吉田麻也や今野泰幸を翻ろうした。スアレスは181センチと決して小柄ではないが、大柄でもない。しかし、対処した吉田も今野も、途中出場した伊野波雅彦も、その速さと強さに歯が立たなかった。日は、まだフィジカルで強豪国に太刀打ちできない――。それをあらためて認識させる試合だった。 しかし今後、日サッカーを発展させていくためには、フィジカル強化は不可欠。では一体どうすればいいのか。その解決策を探るトークセッションが20日に都内で行われ、元日本代表の名

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  • 南米王者によって可視化された日本の弱点=ザッケローニは守備の改善に着手するのか - スポーツナビ

    スアレス(白)を封じることができず、2失点に絡んだ吉田(右)は、途中交代を余儀なくされた 【Getty Images】 宮城スタジアムで日本代表戦が開催されるのは、2002年ワールドカップ(W杯)以降、今回がやっと3回目である。最初は05年9月7日のホンジュラス戦(5−4)、そして09年10月14日のトーゴ戦(5−0)。2試合とも、日が5ゴールを挙げる大味な試合だった。そんなに点が入るのなら、なぜ02年W杯の雨のトルコ戦(0−1)で、あれほど1点が遠かったのか、などと詮なきことを考えたくもなる。もっとも、今回の相手は南米チャンピオンのウルグアイ。これまで以上に引き締まった展開が期待できそうだ。 先に発表されたウルグアイの招集メンバーを見て、にわかに胸の高まりを覚えた。フォルランがいる、スアレスがいる、ロデイロがいる、ルガノがいる。残念ながら昨シーズンのセリエA得点王となったカバーニは「筋

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