今日は、Webサイトを作ったらまずやるべきことのチェックリストを紹介しましょう。サイトは作るまでも大切だけど、作ってからのアクションも同じかそれ以上に大切。 すでにサイトを運営している人は、やってないものがないか確認してみましょう。 サイト運営日記をスタートする(変更点を日付と一緒にメモしていく)XMLサイトマップを作って更新内容が含まれるようにするGoogleウェブマスターツールにサイトを登録する → https://www.google.com/webmasters/sitemaps/XMLサイトマップを登録するURLのwwwあり/なしの統一を指定するサイトリンクの表示をチェックして調整(以降随時)Yahoo!サイトエクスプローラーにサイトを登録してXMLサイトマップを登録する → http://siteexplorer.search.yahoo.co.jp/live Webmaste
僕ら検索マーケティング業界の人間はランキングというものを、時として実際より難しく考えようとしているのではないかと思う。たしかに、リンクを構築する方法なんて何百通りもあるし、キーワードの数だって無限だ。トラフィックを増加させるユニークなソースにしても数えきれないほどあるし、分析方法、デザイン、使いやすさ、コード構造、コンバージョン率の測定など、数え上げたらきりがない。けれども、ある特定のキーワードに対して、検索エンジンの標準的なオーガニック検索結果でランキングを上げる方法、という話になると、実際のところごく少数の重要な要素について考えればいいはずなんだ。 No.1 - キーワードの用い方とコンテンツの関連性 僕はキーワード密度なんてものを信用してないけど(ナンセンスなキーワード密度を参照)、キーワードを賢く使って、クエリや検索者の意図に密接に関係するページを作ることが、良い順位を獲得するため
今日の記事に違うタイトルを付けるとしたら、さしずめ「トムによる『リンクビルディングの意外な裏技』その1」といったところかな。でも、その1だけで終わっちゃう可能性もあるから、安全策をとってシリーズっぽいタイトルを避けたんだ。でないと、僕はこの手のアイデアをしょっちゅうひねり出さなきゃならなくなるからね。わかってるよ、僕は怠け者さ。悪かったねっ! 怠け者と言えば……僕はいつも、リンクビルディングキャンペーンを開始段階から勢いにのせ、手間をかけずにすませる方法を探している。そして、人間に関する僕の見方が正しければ、みんなだって同じはずだ。ランドが以前に書いた誰もが最も難しいと感じているSEO作業について記事でも、同じようなことを述べている。最も困難なのは外部リンクの獲得、というのが圧倒的多数の意見のようだ。 今回、手っ取り早くたくさんのリンクが獲得できる戦略を取り上げようと思ったのもそれが理由だ
僕はこのメールの最後から2段目を読んだとき、SEOmozのブログに「意外な裏技」のシリーズが必要であり、これが第1回の候補として完璧だってことに気が付いた。今思うと信じられない話だけど、リンクビルディングの小技集でも、ブログの投稿でも、SEOmozの「Whiteboard Friday」でも、リンクビルディングを顧客に依頼するなんていうすごいアイデアは、ただの一度も取り上げたことがなかったんだ。 顧客にリンクを張ってもらうよう頼むことが、なぜ有効なのか?顧客はすでに、君の会社を気に入っている。顧客と君の会社との間にはすでに関係ができあがっている。したがって、その顧客たちにリンクを依頼するというのは、「うちの理髪店が気に入りましたら、お友達にもご紹介ください」と言うのと一緒だ。グーグルはこういう種類のリンクを好む。Googleが描く壮大な夢は、人々や企業、組織が現実世界で築いている関係を、リ
ネットマーケティングおよびSEOキャンペーンにおいて同じように重要なのが、サイトの変更履歴を記録しておくことだ。僕がここで言及しているのは、従来からあるウェブビジターや検索の解析ではなく、むしろ、オンラインに進出してからの全期間に及ぶマクロ的なウェブ開発とウェブ更新に関する追跡調査だ。 Webサイトの変更履歴が重要なわけ今は火曜日の遅い時間で、あなたは会社の幹部たちとマーケティング会議の最中だとしよう。あなたの会社のサイトでは、4か月ほど前から、ヤフーからのトラフィックが月を追って継続的に増加し始めるという、興味深い傾向が現われていた。当初は一時的な急上昇に思えたが、現在はこれが本物だと確信している。当社の取り組みで何が有効だったのか、と上司が尋ねる。そこで君が としか答えられないとしたら? Webサイトの変更履歴(これはオンラインのスプレッドシートのような簡単なものでも、またはプロ向けの
事業資産の評価データと変更履歴の記録データ(および訪問者の解析)を組み合わせることにより、ビジネスの世界で重要なこれら4項目について、非常に説得力ある分析を実行できるようになる。 強み(S)強みを特定することは、SWOT分析の目標の中では比較的簡単な部類に入ることが多い。 トラフィックをもたらす参照元のうち、自分のサイトや事業に役立っているのはどれか?トラフィックや収益における目標達成を目指すうえで、好ましい方向への牽引力となっているのはどのプロジェクト/資産/提携関係か?高いトラフィックとROIを生み出しているのは、どのセクション/タイプのコンテンツか?過去に行ったどの変更のうち、重要な価値をもたらしたのはどれか?弱み(W)弱みを突き止めることは、少し難しいかもしれない(と同時に、さらなる知的誠実さと勇気を要する)。 現時点でわずかな検索やトラフィックしかもたらしていないコンテンツはどれ
この記事は前後編の2回に分けてお届けしている。文章を書く前の下準備や下書きについて説明した前回に引き続き、今回は文章の推敲や投稿後の対応について、優れたブログを書くためのヒントをお伝えする。 自分の記事を音読してみる人間の脳っていうのは、すでに学習したパターンを利用するので、文章をすごく速く処理できる。ところが、ブログ記事の編集時にはこれがかえって不都合なんだ。親から届いたメールが、ところどころ解読不能なんてこと、みんなもよくあるだろう? 自分の書いた文章を見直しても、誰の目にも明らかな書き間違いを、驚くほど簡単に見過ごしてしまうことがあるんだよね。 はずれ。答えは7つだ。文章を読むことに関してそこそこの経験しかない人でも、文章を処理するときには、前置詞(上の例で言うと「of」)を読み飛ばしてしまうことが多い。記事を音読することで、書き間違いにつながるような、よくある失敗を防げる。記事を投
優れたブログのコンテンツとは僕はよく、ブログを“マットレス”にたとえる。どんなマットレスも、大切なのは柔らかさと硬さのほどよいバランスだよね。 それでいくと、「10の~リスト」とか、1週間のニュース総まとめとか、オピニオン記事とかっていうのは、マットレスを柔らかくする詰め物だと思うんだ。 でもって、内容の充実した記事やリサーチに基づく記事、新たな重要情報を伝える記事なんかは、マットレスのスプリングだね。 ブログを成功させるカギは、この2つのバランスをうまく保つことだ。マットレスの硬さの好みが十人十色なのと同じで、ブログコンテンツの剛柔のバランスにしても、読者の好みはさまざまだ。どっちの種類の記事も芸術的な繊細さが必要で、同じくらい重要なんだけど、一貫して書き続けるのがはるかに大変なのは後者の記事なんだよ。 そこで今日は、そういうしっかりと内容を掘り下げた(スプリングのような)ブログ記事を書
今回は、ネットユーザーが「おっ」と興味をもつようなタイトルを考えられる脳を作る方法を解説する。 残念ながら、この記事では「良いタイトルを付ける方法」を説明することはしない。なぜなら、どんなユーザー層にアピールするのか、アピールしたい中身がどのような企画なのかによって、どんなタイトルが良いのかは変わるからだ。 タイトル付けの対象はウェブ上の記事や企画とする。また、SEOではタイトルは非常に重要だが、今回はSEOのことは考慮していない。人間の興味をひくためのタイトルを作る方法論に集中する。 具体的なところを解説する前に、次の質問に対する答を考えてみてほしい。 どんな記事タイトルが“良い”タイトルなのか この問いに対する答えとしてよく出るのが、「中身をうまく表しているもの」「どんなものかが一目でわかるもの」といったものだが、これは正解だとは言えない。 ここでの正解は「中身に興味をもたせるもの」「
オーバーチュアスポンサードサーチ[公式ガイド] 使いやすくなったスポンサードサーチ®で ウェブサイトに客を呼び込もう! 使いやすくなった「スポンサードサーチ®」の活用法をオーバーチュアの専門スタッフが解説する初の公式ガイド。 この記事は、第4章「キーワードを発想する 潜在顧客と自社を結ぶ検索語選び」の記事です。 よくある失敗例キーワードとウェブサイトの適合性で、しばしば次のようなケースが起こっています。 キーワード「ボールペン」に対して、URLのリンク先をトップページに設定していました。サイトを訪れたユーザーはトップページからお目当てのボールペンらしき商品が見つけられず、すぐにサイトを離れてしまいました。さて、ボールペンはどこにあったのでしょう? 実は、メニューにあるオフィス・事務用品>文具>消耗品>ボールペンの中にありました。 広告主は、「ボールペン以外の商品も見てもらって、あわせて買っ
※Web担編注 この記事で示されているようなユーザー行動は、Google Analyticsのデータを利用しなくても、Googleツールバーのデータを見たり、検索結果ページでリンクをクリックしてから戻ってきた行動を検索結果ページのJavaScriptでチェックしたりすることで判断できる。そのため、現時点でも、GoogleがGoogle Analyticsのデータを利用しているという事実は証明されていない。また、グーグルはそれらのデータを直接Google Analyticsから入手することはしないと発言している。 先日、感動的なブログを見つけた。Visioが書いた「直帰率とGoogle検索結果に関する調査データ」というタイトルのブログ記事だ。この記事は、Googleが検索エンジンのランク付けに検索者の行動データを利用していることを証明する、初めての実験を取り上げている。 GoogleはGoo
この文書は自然検索に対する最適化のリーダー39人の英知を結集したものだ。彼らは、Googleの順位決定アルゴリズム(検索エンジンが検索結果を並べる順番を決める方法)を構成するさまざまな要因について投票した。その結果、この上なく価値の高い情報ができあがった。もちろん、200種類以上あるといわれる要因のすべてが含まれているわけではないが、私見では、Googleのアルゴリズムに関して必要な90%~95%の知識がここにふくまれるはずだ。 順位決定の要因に加え、Googleの順位決定に関してパネリストに尋ねた4つの質問への回答がこの文書の最後に示してある。これだけ優秀な人たちに協力してもらったのだから、貴重な回答をもう少し得られずにはいられなかったのだ。 ※注:この文書は、Googleのアルゴリズムをリバースエンジニアリングすることを試みるものでなければ、ウェブ開発者やウェブマーケターにサイトの最適
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