ブックマーク / techon.nikkeibp.co.jp (20)

  • 海外移籍と●●大国 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「会社ごと、移籍してこない?」 こんな風に声が掛かる技術系のベンチャー企業が国内で増えているそうだ。「いらっしゃいよ」と誘うのは、海外の政府や自治体、投資会社など。シンガポールや香港、北欧の国々などから、「社員を連れて会社ごと移ってきたら、どう?」と誘われるのだという。 なかなか技術を評価してもらえず、投資にもありつけず、日々の経営に四苦八苦する日にいるよりは、うちの国に来なさいよ。税金も優遇するし、新しく完成したハイテク・パークでオフィスも格安で貸す用意があります。現地で優秀な技術系の人材も確保できますから。何より、あなたの会社の技術力には大変興味がある。それを生かすには、我が国で投資を受けた方がいい。 ざっくりと言えば、そういう誘いだ。 詐欺ではないようである。有望な技術を保有するベンチャー企業が移籍してくれれば、いずれ新たな産業が生まれるかもしれない。そうなれば、国力が増す。受け入

    taka-oh
    taka-oh 2011/06/23
    要素技術で日本はトップレベル|英語力
  • やっぱりカーナビはなくなる - 日経Automotive Technology - Tech-On!

    スマートフォンに搭載したナビアプリが、車載の高価なカーナビの代わりになりつつあります。「Google Maps Navigation」を筆頭に、数多くのナビアプリが自動車の中で使われています。 こうした“スマホナビ”の先導役はスマートフォンの開発に関わる企業や、スマートフォンにアプリを提供するベンダーです。かつてナビアプリの開発で主役だったカーナビメーカーは、スマホナビの開発では脇役。それも当然です。車載カーナビのように、スマホナビに云十万円といった値付けはできません。なにせGoogle Maps Navigationの価格はアプリだけなら無料。究極の安値の叩き合いと言える市場に参入しても、なかなか利潤を上げられません。カーナビメーカーはスマホナビと距離を置くのが普通でした。 それでも最近、車載カーナビでスマートフォンとの連携を謳う試みが広がってきました。例えば富士通テンが2011年7月に

  • 撮影できない工場と、それを支える国際標準化戦略 - 日経ものづくり - Tech-On!

    「大変申し訳ありませんが、工場内の撮影はご遠慮いただいています」 「全てダメですか?」 「はい。製造工程は非常に重要な情報ですので」 「それでは、ここに陳列された素子の写真はどうでしょうか? 工程ごとの状態が順番に並んでいて、イメージがわきやすいのですが」 「それもご容赦ください。たとえ素子単体の写真でも、見る人が見れば工程の中身まで分かります。どんな温度でどれぐらいの時間をかけて焼いているのか、その道の専門家ならおおよその見当は付くものです」 「なるほど…」 冒頭のやり取りは、筆者が三菱電機の伊丹製作所を取材で訪問した際に、避雷器の工場を見学したときのものだ。避雷器とは、送電システムを構成する機器の1つで、落雷などによるサージ電圧からシステムを守る役割を担っている。避雷器の内部にはセラミックス(主に酸化亜鉛)製の素子が多数積層されており、この素子が半導体のように振る舞うことでシ

  • スマートメーターの落とし穴 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    米国や欧州を中心に,通信機能付きの電力量計(いわゆるスマートメーター)の導入が始まっています。最近,この動きが日にも格的に波及しつつあります。いよいよ国内最大手の東京電力が,2010年10月からスマートメーターの実証実験を開始します(Tech-On!関連記事1)。これまでにも関西電力や九州電力が導入を始めていました。これで,10年後くらいには,日住宅の電力量計の大半はスマートメーターになっていることでしょう。 そもそも,スマートメーターで何ができるのでしょうか。短期的にみれば,電力利用量の遠隔検針や遠隔遮断機能となります。とはいえ,こうした用途だけでここまで注目を浴びているわけではありません。将来的に,メーターを経由して,家電機器などと情報通信ネットワークが形成されることに対する期待があるためです。その先には,ネットワークを通じて電力の利用情報などを集めることで,新しいサービスを提

    taka-oh
    taka-oh 2010/05/12
    通信がいたるところに
  • やはり,ソフト開発手法の確立を組み込み技術者に期待する - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    3年ほど前ですが,「ソフト開発手法の確立を組み込み技術者に期待する」という記事をこの欄に掲載したことがあります。ソフトウエアの大規模・複雑化を背景に,デジタル家電や自動車などを作る組み込み業界と,企業情報システムを作るIT業界の双方が,バグ(欠陥)と誤動作,拡張性のなさに苦しんでいます。IT業界の方が先に大規模・複雑化に対処できる開発手法に取り組んできましたが,優れた設計手法や開発手法が定着するのは組み込み業界の方が早いのではないか。そういうことを書きました。 その理由をここで簡単に紹介すると,IT業界では優れた開発手法を実践すると開発者がいる企業の売り上げや利益が減ってしまい,組み込み業界では優れた開発手法を実践すると売り上げや利益が増えることが多いためです。 読者の方々にいただいたコメントを参考にしながら,その後もときどきこの話について取材してきました。その結果,現在もその見方は変わっ

  • 遠ければ遠いほどいい - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「半導体技術はエレクトロニクス分野だけではなく,いろいろな業種に使える。それは遠ければ遠いほどいい」。昨年末に半導体関連の特集で取材に回った際,ロームの技術者からこんな話を聞きました。同社はこれまでも半導体で培った微細加工技術やシミュレーション技術を,医療やバイオといった異分野に展開してきました(関連記事)。同社はそうした取り組みを今後一層拡大する考えで,「一度も営業に行ったことがないような遠い領域を狙っている」(同技術者)といいます。 例えば,美容や品といった領域は,半導体技術を生かせる絶好の場だと,その技術者は指摘していました。美容の分野では,肌の透明感といった定量化が難しい情報を,半導体技術によって正確に把握できるようになるといいます。美容機器の市場規模は世界で2兆円と大きく,次の成長の種として期待できるそうです。品分野では,安全性や衛生状態を管理するセンサ・システムに微小流体デ

  • 若手技術者の悩み - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    *日のブログは少々ユルめです。ご了承下さい。 「いや実は,社外の人と交流する機会ってほとんどないんですよ」。 大手家電メーカーに在籍する若手の技術者とたまたま知り合い,飲みにお誘いしたときのお話です。「半年に一度は新製品を出す」という開発スケジュールに追いまくられ,なかなか他のメーカーの方と飲みに行く機会がないんですよね,と真剣に嘆いておられました。 「メーカーにいると,結構世界が狭くなりますよ――」。若手の技術者の皆さんからこんな愚痴を聞いたのは,1回や2回ではありません。 いわゆるネット企業に在籍する技術者は,ひんぱんに勉強会やセミナーを開き,社外の人と交流を重ねています。それと比べ,家電メーカー同士,あるいはネット企業と家電メーカーの若手同士の付き合いは,かなり薄いように感じられます。そもそも,ネット企業の多くが東京などの大都市に密集しているのと比べ,メーカーの開発拠点は都市から離

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    taka-oh 2008/11/07
    技術者コミュニティーの話
  • 「金利」の限界 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    経済物理学をご存じでしょうか。経済(というよりは金融)を物理学の手法により解明しようという試みのことです。金融工学とは何が違うのか。耳学問でしかないのですが,数学を基礎とする金融工学に対して,経済物理学では物理学を基礎とし,実証実験を重視する学問ということのようです。手法としては統計物理学を駆使するケースが多く,例えば相転換やフラクタルなどの考え方を使います。学問としてはまだまだ発展途上にあります。 こんな前置きをしたのは,この経済物理学の分野を切り開いているソニーコンピュータサイエンス研究所 シニアリサーチャーの高安秀樹氏の講演のお話を紹介したいと思ったからです。もともと物理学者でフラクタル理論の専門家である高安氏は近年,この経済物理学を軸にした活動をしています。そして,混乱が続く金融業に対して,物理学者らしい観察眼に基づいて新しい仕組みを提案しています。 高安氏は現在のような金融業の混

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    taka-oh 2008/10/03
    複利は空想の産物とする指摘。実業は指数関数的には成長しない。これは長期投資の根本を考えさせる記事。
  • 底堅い米国市場は仕事を取るチャンス - 日経ものづくり - Tech-On!

    「実感がないですね」。米国の景気の冷え込みについてオークマの米国駐在員に尋ねたところ,こうした答えが返ってきた。「売り上げが落ちたという話は聞いていません」。 先週,米国のシカゴで開催された工作機械見市「IMTS2008」(シカゴショー)を取材した。その会場で,今後の日の製造業にも影響を与え得る,工作機械から見た米国市場の景気の動向を把握しておこうと,私はさまざまなメーカーのブースを回った。 日では連日,米国の金融危機のニュースが世間を騒がせている。今や「サブプライム」という言葉を知らない人はいないかもしれない。経営危機や破綻,救済といった文言に,金融業界のみならず,多くのビジネスマンが敏感に反応している。併せて,製造業では再びGM社やフォード社の深刻な経営危機が騒がれ,米国の自動車業界の先行きが不安視されている。実態はどうなのか。設備投資の先行指標とも言われる工作機械の第一線にいる

    taka-oh
    taka-oh 2008/09/22
    ファイナンスの視点から見て参考になる記事。こういうアンテナが必要なんだろうな。
  • エレクトロニクスが農業を変える - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    先日,トマトを栽培している温室菜園を取材する機会がありました。エレクトロニクスと何の関係があるのかと思われるかもしれませんが,栽培環境をコンピュータで制御し,育苗には人工光を使うなど,随所にエレクトロニクス技術がちりばめられていました。 訪れたのは,JR那須塩原駅から車で25分ほどの場所にある「カンジンファーム」という会社です。ここで生産するトマトの年間収穫量は1m2当たり40〜45kgほど。これは国内の一般的な値の2〜4倍にもなるそうです。年間を通じて品質や収穫量のバラつきが少ないという特徴も顧客から高く評価されているとのことでした。 こうした高効率かつ安定的な植物生産は,エレクトロニクス技術の導入によって初めて可能になるといいます。これまで農業分野では経験と勘に頼った職人技による栽培が主流でしたが,今後はそうしたノウハウをすべて制御プログラムという形で蓄積していくことになりそうです。

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    taka-oh 2007/12/10
    最近の食料争奪の様相を見るに、ここにビジネスフロンティアがありそう。
  • 「高級品こそ中国で造る」時代は訪れるのか - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    金型や素形材製造の権威として著名な中川威雄氏に寄稿をしてもらった。2007年10月8日号のワールド・レポート「中国のモノづくり産業から日の先行きを考える」である。この寄稿は,刺激的な指摘をいくつか含んでいる。その中の一つが「高級品こそ中国で造る時代が訪れるのではないか」という警鐘である。 ここでいう高級品は,高価格品を指す。高価ならばコストが高い日でも割に合う局面がありそうと私自身期待していたところだが,現実は甘くない。三菱電機の10万円を超える炊飯器も,主要な工程は中国工場が担う。これは主要な工程が手作業であり,国内工場に担わせると採算が合わないためとみられる。中川氏が非常に重くとらえているのも,この点,すなわち高級品ほど人手に頼る工程が多くなるというかなり普遍的な事実である。 人手に頼る工程における品質で日中に差がなくなれば,中国側は完全に優位に立つ。安さはもちろん早さ(短納期)で

    taka-oh
    taka-oh 2007/10/11
    手作業が増えるほど人件費が問題なるというお話。ただ、ここには職人技という視点が抜けているかな。
  • マイコントラブル・シューティング - マイコン - Tech-On!

    マイコンを搭載した機器のバグは,携帯電話機や家電製品,自動車などで頻発し,もはや珍しくありません。開発にトラブルはつきものですが,開発現場や市場で見つかるトラブルの原因を探ると,基的な失敗が多いようです。ここでは,どのようなトラブルが実際に起こっているのかを,開発現場の第一線の技術者が語ります。同時にトラブルを解決するためには原理原則や基的な技術が重要になることを示します。 【マイコントラブル12】ハードとソフトを統括できずデバッグが際限なく続く 総合電機メーカのC社では,情報家電機器に搭載するSoC(system on a chip)向けソフトウエア開発工数が大幅に超過してしまいました。ソフトウエア開発リーダーのA君は,てんてこまいです。開発工数が超過した主な理由は次の2つでした。(記事を読む) 【マイコントラブル11】DVDレコーダーなのに動画像を処理できず 大手電気メーカーA社の

    taka-oh
    taka-oh 2007/09/11
    実用的事例
  • 改革に成功する現場に必ずあるもの - 日経ものづくり - Tech-On!

    先日,十和田パイオニアの生産革新活動を取材させていただきました。誌コラム「見える化の極意」でお世話になっている中部産業連盟の五十嵐瞭氏が「今まで指導した中で最高レベル」と評する工場です。活動をスタートしてまだ2年半。にもかかわらず大きな成果を上げていることが噂を呼び,最近は見学者が連日のように訪れるといいます。そんな話題の工場を取材してみて,あることに気付きました。改革に成功している現場には一つの共通点があることに…。 同社の活動内容については2007年9月号に掲載する予定ですので,ここでは過去の取材経験なども踏まえて筆者が抱いた雑感を書きます。その共通点を強く感じたのは,革新活動の旗振り役を務める2人の女性を取材したときです。彼女たちはそれまで生産現場でライン長を務めていましたが,ある日,会社から生産革新室への異動を言い渡されました。最初の仕事は,活動を推進する中で現場から噴出する“苦

  • 管理ではなく自由を---技術者のモチベーションを高める方法 - 日経ものづくり - Tech-On!

    今ほど技術者のモチベーションが重視されている時はないだろう。ところが,いろんなメーカーの現場を取材していると,「そのやり方は逆行しているのではないか?」と感じるメーカーに出会うことがある。個々の技術者の管理を強化し,厳しく結果を求めなければ会社の成長はない──。経営陣がそう考えているのではないかと疑いたくなる会社をしばしば見聞きするのだ。 だが,私にはどうもしっくりこない。技術者の管理を厳密にすれば,その分,身動きがしにくくなって,斬新な発想ができないし,当に優れた技術など開発できないのではないかと思ってしまうからだ。 かつて,ホンダを率いる社長の福井威夫氏は,誌2007年4月号のインタビューで「水面下」の重要性を強調した。自身のバックボーンである研究所という立場から,水面下の研究がいかに大切かと説いたのだ。 「私は研究所に対し,『水面下』という言葉をよく使います。これは水面下のプロジ

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    taka-oh 2007/07/20
    オープンソースの興隆につながるものがある気がするな。
  • 「調達先を知ってがっかりする」のは重要な感覚 - 日経ものづくり - Tech-On!

    前回執筆した「公の場で自動車メーカーに“音”をぶつけた金型メーカー」に多数の投票とコメントをいただいた。それらのコメントの中に「感情論では解決できない」「大企業は中小企業に配慮しろということか」といった趣旨のものがあった。しかし,筆者はこの出来事を情緒的な問題としてとらえていない。逆に「大企業が中小企業に“配慮”する必要は一切ない」と考えている。 幾つかの興味深いコメントの中から,特に以下のものを引用したい。(太字は筆者) (前略)各々のサプライヤ技術力は決して同じではありません。それは我々依頼主はよくわかっています。値段が高くて技術力の低いサプライヤも存在します。購買担当者から,“購買施策上の理由…”といわれ,自分の担当部品の発注先を聞いてがっかりすることも度々です。記事に対するコメント同様の“ぼやき”が購買の待合室で各営業担当者間でとりかわされていることも知っていますが,我々は必ずし

    taka-oh
    taka-oh 2007/07/12
    「合成の誤謬」
  • マイコン活用で顕著になってきた“デジタル・デバイド” - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    マイコンは至るところで使われるようになりました。出荷数量は中長期的に増え続けており,世界で年間に100億個に迫るといわれています。このなかで,8ビット製品は半分以上,16ビット製品は1/4以上を占めています。 マイコンは低価格になり,当に身近な存在になりました。例えば10ピン以下の8ビットA-D変換器内蔵マイコンは数十円とかなり安くなりました。それでも,もちろんさまざまな判断や制御を行うことで,インテリジェントな働きをしてくれます。開発者の部屋の棚に常備されるようになった8〜16ビットのマイコンは,電子技術者にとって頼りになる相棒のような存在になり,マイコンは標準論理ICのような感覚で手軽に使われるようになりました。 マイコンは,これからもどんどん使われ,特徴ある電子機器の開発に貢献してくることは間違いありません。しかし,「マイコンの潜在能力が日の産業界でフルに発揮されているとは言い難

  • あるカメラマンの本音 - 日経ものづくり - Tech-On!

  • 世知辛い時代の「残業代ゼロ」制度 - 日経ものづくり - Tech-On!

    ゼロはゼロでも,今度はリコールではなく残業代の話です。11月末から12月上旬にかけて寒くなっていった外気温とは反対に,熱い盛り上がりを見せた議論が「残業代ゼロ」でした。現在,厚生労働省労働政策審議会の労働条件分科会において労働者側,経営者側,学者の3者が新たな労働法制に関して議論を進めています。 とはいえ,冒頭で述べたように議論が当に熱く盛り上がっているのかと問われると,そうとは言い切れない点もあります。テレビ番組ではそれほど大きく取り上げられていないようにも思います。ただし,大手5紙の記事数(ホワイトカラー・エグゼンプションという言葉を含む)の推移を見ると,2006年1〜10月が20であるのに対して,同年11〜12月11日は39ですから,新聞では少なくとも盛り上がっています。ホワイトカラー・エグゼンプションを取り上げるブログも増えているように思います。 議論の目玉の一つは,残業代(割増

  • イノベーション・パネル顛末記 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    9月8日,「2006東京国際デジタル会議」は盛況のうちに幕を閉じました。筆者が担当したセッション「CTOサミット」でも,有意義な議論ができたかと思います。ご参加いただいた方々,事前アンケートにご協力いただいた方々に,この場を借りてお礼申し上げます。事前アンケートのときにお約束したように,アンケートの結果と当日の議論のあらましを,稿で報告します。 当日,まずは基調講演として日IBM 専務取締役執行役員 開発製造担当の内永ゆか子氏に「新たな段階に入ったイノベーション戦略」と題してお話しいただきました。同氏は,イノベーションは単なる技術革新ではなく,技術の進化が新たなビジネス・モデルの変化をもたらし,社会までをも変えていくものと定義。産業革命や鉄道など,かつてのイノベーションの例をひもとき,技術革新に対する期待が当初は過剰な投資のバブルをもたらし,それが頓挫した後に社会に根付いていくさまを説

  • 「天狗になれ!」「自分の利益のために働け!」---若い技術者に発破をかける叩き上げのオヤジ - 日経ものづくり - Tech-On!

    「天狗になれ!」「自分の利益のために働け!」---若い技術者に発破をかける叩き上げのオヤジ 2006/06/29 18:11 東京近郊のある中小企業の専務。金属の部品加工を手掛けるこの会社において,職人からの叩き上げで現在の地位まで昇進した。今なお技術に明るく,非常にエネルギッシュなこの専務が,会社の若い技術者のやる気を出すために言っていることが面白い。 一つ,「天狗になれ!」 「天狗になる」とは,得意になりすぎて高慢ちきになることを言うのは御存じの通りだ。「彼は天狗になっている」という言葉は批判の意味になりこそすれ,決して良い印象は与えない。 それなのに,この専務は将来有望な若い技術者に対して,ためらいもなく「天狗になれ」と勧めるのである。鼻を高くしすぎたことが仇(あだ)となり,若い技術者がいつか大きな失敗や挫折を経験したらどうするのか。そこまで深くは考えられない人なのか──。 そんなわ

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