はじめに 新卒技術部研修にするにあたって昨年の研修を振り返り フロントエンジニア、フロントエンジニア(Unity)、サーバーエンジニア、と様々な職能の新卒メンバー全員が受ける研修でGo言語を使うのは配属後に使わない人がいるのでもったいない 各講義毎にそれぞれ異なったお題を出すと、講義で学んだことがどのように関係してくるのか関係性を把握するのが大変そうだった という反省がでました。 そこで今年は カヤックではサーバー構築にChefを使用しているため、配属先がRuby以外の言語で開発していてもRubyを使う機会があり無駄にはならないということからRubyを使用する 与えられたお題のWebApplicationを段階を踏んで作っていく体系的に学べるカリキュラムにする ということになりました。 実際の研修ですが、以下の流れで研修をすすめていきました。 アプリを作る上で必要なgit,Rubyの基礎的
ちなみに3月のYAPC::Kaisai 2017 OSAKAにも行ったのですが、ブログ書いてなかった。あのときは仕事の都合でYAPCの翌日の大阪観光を取りやめて日曜朝から羽田戻ってそのまま台湾に行く羽目になってしまってブログ書くどころではなかったのだ...(機内ではSwitchでずっとゼルダやってた)。 さてそれはともかく、先週末はYAPC::Fukuokaということで福岡に行ってきました。YAPCが地方開催になって早3回目、そろそろなんかトークをしてもいいのでは?という気持ちになっていたのでトーク応募してみました。そして、ありがたいことに採択いただきまして、テーマの「未来」にあわせてここ最近の未来を作ってきた話として社内でDockerをドカドカ使ってみんなが開発に集中できる環境を作る話をしてきました。 巨大Perlプロジェクトに、Dockerが出会った 出番がLTの前とだいぶ遅い時間だっ
SREチームの藤原です。 今回は Amazon CloudFront Functions をテストするためのOSSとして、cfft というものを書いたので紹介します。 github.com 3行でまとめ CloudFront Functionsのテストは手元ではできなくて面倒です CloudFront Functionsをテストする cfft というOSSを書きました KeyValueStoreの操作を含め、便利な使い方がいろいろありますのでどうぞご利用下さい CloudFront Functionsをテストするのが面倒という問題 CloudFront Functions (以下CFF) は、AWSが提供するCDNであるAmazon CloudFrontのエッジノード上でリクエストやレスポンスの操作が行える、JavaScriptの実行環境です。典型的なユースケースとしては、キャッシュキーの
Lobiチームの長田です。 今回はkatsubushiというアプリケーションを紹介します。 https://github.com/kayac/go-katsubushi katsubushiはid発番を行うアプリケーションです。 水平分割されたデータベースに対してユニークなidを発番するために作られました。 なお、本記事中の「データベース」はMySQLを指します。 katsubushiの特徴 Snowflakeと同様のアルゴリズムでid発番 SnowflakeはTwitter社がかつて公開していたid発番アプリケーションです。 https://github.com/twitter/snowflake/tree/master 既にメンテナンスされておらず、masterブランチにはその旨が書かれたREADMEしか残されていません。 タグが切られているので、ソースコード等はそちらで確認できます。
Lobiチームの長田です。 あらゆるWebサービスがそうであるように、Lobiでも日々大量のログが出力されています。 今回はこのログをどのように集約・解析しているかを紹介します。 TL;DR アクセスログ・アプリログなど、毎秒10000行以上のログが生成されている Fluentdを使用しログを集約 consul serviceを利用した集約サーバーの冗長化 ログ中のイベント検知・集約にはNorikraを使用 アクセスログの各種解析にはAmazon Redshiftを利用 ログの集約 ログ収集エージェント Lobiではログの集約にFluentdを利用しています。 Fluentd | Open Source Data Collector | Unified Logging Layer ログファイルの集約にはfluent-agent-hydraを、Perlアプリケーション内からのログ送信にはFl
Lobiチームの長田です。 今回は現在運用中のLobiというサービスのデプロイについて紹介します。 Lobi Chat & Game Community Lobiについての紹介は以前のエントリを参照ください。 サーバーサイドエンジニア視点でLobiというサービスを紹介します | tech.kayac.com - KAYAC engineers' blog TL;DR デプロイ=各種ファイル更新とサービスへの反映、chefの実行 毎日十数回のデプロイを行っている デプロイ対象は数十台単位 十余名のサーバーサイドエンジニア全員にデプロイ権限がある Auto Scalingを考慮したデプロイ手段を採用している ファイル更新もchef実行もstretcherでOK まだまだ改善の余地あり おおまかな手順 本番環境にデプロイするぞ!という段になると、こんな操作が行われます。 GitHub上でコードレ
こんにちは。 カヤックに新卒で入社し、フロントエンドエンジニアとして スロット制作を中心とした活動を続けている田島です。 どうぞお手柔らかによろしくお願いします。 さてさて、Webのフロントエンドエンジニアの場合、 何か作りたいアイデアを思いついてから世に公開するまでのスピードが コピーライターに次いで早いです。 また、リッチなコンテンツや大量のコンテンツを扱って何かしようというときには WebAPIをうまく活用すれば、自前でデータベースを作らずとも ササッと作って公開することもできます。 今回は、そうしたフロントエンド制作を豊かにするWebAPIの中から特に 面白いと思うものを7つ選び、実例を交えて紹介していきたいと思います。 1. MediaWiki API http://ja.wikipedia.org/w/api.php Wikipediaの情報を取得できるAPIです。 このAPI
こんにちは、@hilotter です。 このエントリーはtech.kayac.com Advent Calendar 2013の5日目のエントリーです。 昨日の「#4 今年お世話になったgemその1」にもありましたが、弊社クライアントワーク事業部ではバックエンドにRailsを用いる案件が多くあります。 本日のエントリーでは昨日に続きまして、今年1年間クライアントワークプロジェクトでお世話になったgem残り5選の紹介とそれらの簡単なtipsをご紹介したいと思います! 今回ご紹介するgem settingslogic : 定数を一元管理できます omniauth : 外部サービス認証を手軽に組み込めます resque : ジョブキュー処理を手軽に実現できます tire : 全文検索エンジンelasticsearchにrubyからアクセスできるようになります active_admin : サクッ
こんにちは、@Konboi です! このエントリーはtech.kayac.com Advent Calendar 2013の4日目のエントリーです。 今日のエントリーでは今年1年間、クライアントワークのプロジェクトでお世話になったgem10選の紹介とそれらの簡単なtipsを、 自分と明日担当の@hilotterの2人で2回に分けて紹介したいと思います! ( カヤックはPerlの会社として知られていますが、クライアントワーク事業部ではRailsを使用したプロジェクトも数多くあります!) それでは、早速いってみましょう! carrierwave まず1つ目に紹介するのは、ファイルアップローダの決定版 carrierwaveです。 carrierwaveは下記のように設定をしておけば画像のアップロード時に s,m,l のサイズをまとめて生成してくれます! 呼び出す側では、 .url.(:s),
この記事は tech.kayac.com Advent Calendar 2013 23日目の記事です。 こんにちは!最近rubyを書かせていただいております@yumiyonです。 技術の話が続きましたので、今日は変わってSEO(Search Engine Optimization)の話をしたいと思います。 創ったサービスは、なるべくそのサービスに関連するクラスタの方々に知って使ってほしい . . . ! と思うのは世の常です。 というわけで、わたしが普段Webサービスを創るときにチェックしている「最低限」気にするべきSEOのチェックリストをご紹介いたします。(2013年12月現在時点での内部施策) 目次 検索エンジン向けのXMLサイトマップを作成する パンくずリストを作成する 狙いたいキーワードに沿った適切なページタイトルを設定する 1ページ1テーマを徹底する サイトの表示速度は最大限に
好きな IPA は志賀高原ビールの @soh335 です。 早くビール飲みたいのですが書かないと怒られるので今日は、隣の発明家が作った GitDDL というモジュールについて説明しますね。 (隣の発明家に任せると「GitDDLまじイノベーティブ(完)」としか説明してくれないので) なにするものなの 名前を見て通り、Git で database の schema 管理をするものです。それ以前は、DBIx::Class::Schema::Versioned とかを使っていたようです。 仕組み まず、Git で管理されている schema ファイルを指し示すコミットのハッシュを database 上で管理します。 schema に変更があった場合、このコミットのハッシュが databse 上のものとで差異が生まれます。よって database 上の schema は期待する schema ではな
主催の @studio3104 さん、登壇された方々、参加者の皆さんありがとうございました。 Provisioning Frameworks Casual Talks vol.1 にて、カヤックの今年の新卒研修でserverspecとChefを使った話、をしてきました。 スライドはこちら このblogには書いていなかったので、2013年のカヤック技術部新卒研修について、参考資料のリンクも張っておきます。 2013年の新卒研修と社内ISUCONやりました - (1) 研修編 | tech.kayac.com - KAYAC engineers' blog 2013年の新卒研修と社内ISUCONやりました - (2) ISUCON死闘編 | tech.kayac.com - KAYAC engineers' blog kayac / newbie-training - github Chefの
技術部新卒研修担当の fujiwara です。 前回の記事「2013年の新卒研修と社内ISUCONやりました - (1) 研修編」に引き続き、新卒研修の最後を飾るイベント、社内ISUCONについて詳しく振り返ります。 社内ISUCONとは レギュレーションはこちらです。 各チーム1台ずつ使用できる仮想マシン上で、お題のアプリケーションを動作させる 外部からベンチマークを行って処理できたリクエスト数をスコアとする アプリケーション、OS、ミドルウェアなど、どのようなチューニングを行ってもよい ベンチマークスクリプトはデータの整合性をチェックするロジックが組み込まれており、アプリケーションとして不整合を起こしていることを検出するとFAIL(スコアなし) 10:00〜17:00 までの作業中には適宜ベンチマークを実行できる 作業終了後の最終計測でのスコアが高いものが優勝 (FAILしたら失格。1
4月になり、新人が入ってくる季節になりました。技術部新卒研修担当の fujiwara です。 これまで弊社技術部では特に技術部としての研修というものを行っていなかったのですが、今年は何かやりたいねということで人事部に7日間確保してもらい、主に acidlemon と2人で新卒8人に研修をすることになりました。 研修の資料などは GitHub でプライベートリポジトリを作って作業しており、それをまとめたものを GitHub上で kayac/newbie-training として公開しています。 どのような内容にするかは事前に昨年度の新卒を含めたエンジニア陣で(社内勉強会でビールを飲みながら)話し合い、 現場で実務に追われてしまうと身につきにくい基礎的な内容 コードを書ける人は多いけどLinuxサーバの操作は不慣れな人が多いので、そのあたりを底上げする内容 をメインに構成してみました。また、7
このコピー講座は、2012年11月にスタートアップ企業向けに開催した「WEBこそコピーがたいせつ講座」の抜粋および、2013年2月に岡山広告温泉で話そうと思っていたことのスライドです。
クリスマスシーズンということでAdvent Calenderのシーズンですね。 唐突ですが、この時期カップルよりも「リア充爆発しろ」ってネガティブワードの方が、たとえそれが記号的に使われてたとしても、嫌やなーって思ってしまう@9reです。 お前のリアルは彼女つくることしかないんか。つまらんなぁって思いますし、やっぱり、 俺こないだこんなパッチ送ってん!とか、この技術凄いやろ!みたいな充実もあると思うねん(`・ω・´)! さて、変な前置きになりましたが、このエントリは tech.kayac.com Advent Calendar 2012 9日目の記事です(12/9 35時公開)。 テーマは「私の中のマイイノベーション 2012」 nodeのコンソールは便利なjsonビューア nodejsも普及したし、元々軽量なフォーマットっていうことでJSONのAPI結構多いですよね。 自分は普段Andr
2012年も残すところあと20日ほどとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。@fujiwara です。 このエントリは tech.kayac.com Advent Calendar 2012 10日目の記事です。 テーマが「私の中のマイイノベーション 2012」ということで、まずこの1年に作ったものを自分の blog エントリから振り返ってみますと… Perl から Fluentd にログ出力 - Fluent::Logger リリース 今年一番話題になったミドルウェアといえば fluentd でしょうか。その fluentd に Perl からログを出力するためのモジュールです Parallel::Benchmark というモジュールを書きました 並列にプロセスを起動して負荷を掛けるベンチマークを簡単に作るためのフレームワークです。弊社の主にソーシャルゲーム案件で、リリース前の負荷テ
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