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  • 「コロナワクチンの接種は任意」という原則は、認知症高齢者で守られるだろうか。 - 鹿児島認知症ブログ

    コロナワクチン(コミナティ筋注)の接種が進んでいる。 厚生労働省の発表する「先行接種者健康調査」によると、先行して接種した約2万人の医療従事者における副反応の出現率や種類は以下のようになっている。 既に各所で指摘されているように、2回目の摂取後の全身症状や倦怠感、頭痛の出現頻度は相当高く、ワクチンによって起きる免疫応答の強さが窺われる。 鹿県医FAXニュース4月30日版より 接種後反応の全てが報告されているのか分からないが、例えば自分の知人の医師などは 「注射後しばらくして、経験したことのないほど気分が悪くなった。仕事はしていたはずだが、正直なところ何をしていたか思い出せない。」 と言っていた。これは、「全身症状」に該当するのだろうか。 幸い知人は翌日には回復したそうだが、危ういことが体内で起きていたことは想像に難くない。 コロナワクチン接種後の頭痛に漢方薬を使用し、効果あり 接種後副反応

    「コロナワクチンの接種は任意」という原則は、認知症高齢者で守られるだろうか。 - 鹿児島認知症ブログ
  • 今年外科には誰も入局者がいなかった

    嘘のような当の話だ。 俺は呼吸器外科を専門にしていて今年で医者19年目になる。 昨日の人気エントリーに入っていた研修医2年目の子の話https://anond.hatelabo.jp/20180630150652を読んで俺も書こうと思った。これは俺個人の意見だから、外科の先生みんながそう思っているわけじゃない。だから批判するなら俺だけにしてほしい。 俺のころはまず初期臨床研修制度ってものがなかった。2年間いろんな科をローテーションするってやつがなかった。だから当時俺たちは卒後すぐに診療科を決めなくちゃいけなかった。俺は家が病院ってわけでもなかったから、何科に行くのも自由だった。だからこそ悩んだよ。だってまだ俺その時25才だぜ?25才で一生やってく仕事なんてそんな簡単に決められねーよ。学生時代に2週間ぽっち診療科をグルグル見たってさ、たった2週間だぞ、そんなんで決められねーよ。 でさ、悩ん

    今年外科には誰も入局者がいなかった
  • 終わりに向かって歩む父。 - 鹿児島認知症ブログ

    心不全で入院していた父が先日、リハビリのため転院になった。 医療上必要な転院というよりも、我々家族が「逃がした」という表現の方が適切かもしれない。 入院前は中等度介助で歩行していた父が、3週間の入院で寝たきりになり、事も摂れなくなってしまった。 せん妄は初期対応が重要 高齢者の入院中に頻度高く起きるせん妄。父もご多分に漏れず、入院当日の夜からせん妄を発症した。 そのこと自体は致し方ない。 重要なのは、せん妄の早期発見と早期対応である。 早期対応には薬物療法も非薬物療法も含まれるが、さし当たって重要なのは「離床」である。これは医療関係者にとっては常識であり、いかに早期に離床を進めていくかということは、患者回復のみならず在院日数短縮にも繋がることなので、患者と病院双方にメリットがある。 せん妄に対する初動を誤れば、そのうちにせん妄を起こすエネルギーすら枯れ果てて沈んでいく。その深みから戻って

    終わりに向かって歩む父。 - 鹿児島認知症ブログ
  • ホットクック レシピ#16:勝間和代さんに使いこなしを教わってきた

    会場は、勝間さんがオープンした「クスクス」というキッチンスタジオです。なんと、ホットクック10台、ヘルシオ4台が常設されているそうです。場所は五反田駅すぐのビルの8Fでした。 クスクス – 五反田のセミナー&レンタルキッチンスペース。勝間和代のスマートクッキング 今回は約2時間のイベントだったのですが、前半は勝間さんによる講義、後半はヘルシオ ウォーターオーブンとホットクックを活用した料理教室という構成でした。 会場には、ホットクックやヘルシオがいたるところにセットされており、1テーブルに4名で着席しました。やはり女性の方が多く、24名中男性は私含め2名のみでした。 出席された方の中で、「ヘルシオかホットクックのどちらかを持っている」という方が一番多くて(私もですね) 半数くらい、数名の方がどちらも持っていないか、両方持っていない、という分布でした。 さて、イベントスタートです! シャープ

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  • 「ヘルプマン!!」とキラキラ系介護 - Not doing but being

    今回は、前回の続きの予定のつもりでしたが、うまく まとまらないので、他の内容にさせて頂くことにしました。 ヘルプマン!! 作者: くさか里樹出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/05/20メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る 皆さんは『ヘルプマン!!』という漫画を御存知ですか? 介護士が主人公の漫画で、随分前から有名ですよね。調べて みると2003年にスタートしているとのことです。実は私は 今回初めて読みました。読んでみて知ったのですが、てっきり 旧版のリメイクだと思っていた作は、前作からの続きだった のですね。旧作は『ヘルプマン!』で感嘆符『!』の数が違う ようです。第一巻は「胃瘻」がテーマでした。 私の作品に対する感想は、非常に丁寧に取材をされている なぁ、でした。確かに主人公の百太郎(ももたろう)は熱血 過ぎて、実際の介護経験者からすると「これ

    「ヘルプマン!!」とキラキラ系介護 - Not doing but being
    takapisatakapisa
    takapisatakapisa 2018/04/26
    当院では全巻揃えて待合に置いています。介護現場の現実を知り、どのような工夫が出来るかを考えさせてくれる材料になると思います。待ち時間に読んでいる患者さんは多い印象です。
  • アリセプトへの反応で診断が変更になった方。パーキンソニズムを起こしうる薬には注意が必要。 - 鹿児島認知症ブログ

    アリセプトは、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症のいずれに対しても保険適応のある、日で唯一の抗認知症薬である。 アルツハイマー型認知症(ATD)・・・アセチルコリンが減る認知症 レビー小体型認知症(DLB)・・・アセチルコリンとドパミンが減る認知症 神経伝達物質に着目してATDとDLBを極めて大雑把に分けると、上記の様になる。 アリセプトはアセチルコリンを増やそうとする薬である。それが上手くいくと、一部のATDとDLBの患者に「意欲や自発性の向上」といった改善がみられる。 しかし、アリセプトはアセチルコリンを増やすだけでなく、ドパミンを減らす可能性がある薬でもある。 DLBの患者でドパミンが減ってしまうと、動きが悪くなったり(≒パーキンソン症状)、意欲が低下する(≒うつ症状)ことがある。 このような副作用は稀ではなく、それなりの頻度で経験する。 70代女性 抑うつ状態とみて治療開

    アリセプトへの反応で診断が変更になった方。パーキンソニズムを起こしうる薬には注意が必要。 - 鹿児島認知症ブログ
  • 介護を受けることになった父。 - 鹿児島認知症ブログ

    父親が格的に衰え、介護が必要になった。 昨年は三度転倒し三回入院。最後の入院で、認知機能と運動機能の両方が一気に衰えた。 退院直後の父をみて愕然 退院直前には独力でトイレに行けるという報告を受けていたのだが、帰ってきた直後から一人では歩行もままならず、ほぼ全ての日常動作に介助が必要なことがわかり愕然とした。 先晩、「横になったまま3時間以上起き上がれなくて困っている」という母からの電話を受けて、自分はと一緒に実家に向かった。 少し脱水を起こしていた父を2人がかりで介助してトイレに連れて行き、ベッドに横たわらせるまでに要した時間はおよそ1時間。 父の様子をみたは、翌朝から子供を学校に行かせた後に実家に向かい、父に30分のストレッチとリハビリを行い、その後クリニックに来て仕事をするというルーティンを組んでくれた。 いつも思うことだが、このような時のの行動力には端倪すべからざるものがある

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  • 警察からお礼の電話を頂いた話。 - 鹿児島認知症ブログ

    先日、診察中に警察から電話があった。 何事かと思いながら対応したところ、以下の様な話を聞くことが出来た。 地元の警察宛に情報提供書を郵送 前頭側頭型認知症(≒ピック病)で、以前ブログで紹介したことがあるDTさん。 www.ninchi-shou.com 免許取り消し後の混乱に備えて、それまで30mg/dayで内服していたウインタミンを50mg/dayに増量。 また、地元の警察に以下の様な情報提供書(陳情書?)を送り、備えてもらうことにした。 この度、〇〇様が免許取り消しになると奥様から伺いました。私は、〇〇様の認知症診断書を書いた医師です。 今後、「何故自分が車に乗れないのか?」と〇〇様が不穏になることが予想されます。我々としては、ご人が来院出来るのであればその都度説明致しますが、一回の説明で納得されることは、まずありません。複数回同じことを説明し続け、そのうち車のことを忘れていくのを待

    警察からお礼の電話を頂いた話。 - 鹿児島認知症ブログ
  • 論文紹介:食品に添加されたトレハロースがクロストリジウムの流行の原因だった(西川伸一) - 個人 - Yahoo!ニュース

    来週発売のNatureに、ちょっと恐ろしい論文が掲載される。普通に品に添加されているトレハロースが、難治性の腸炎の原因クロストリジウム・ディフィシル(CD)の流行の原因になっているという研究だ。実験の詳しい内容は私自身のブログを参照してもらうことにして、重要なメッセージだけを紹介しておく。米国テキサスのベーラー大学からの論文で、CDが勃発した臨床現場では極めて重要な情報だと思う(Collins et al, Dietary trehalose enhances virulence of epidemic clostridium difficile(流行性のクロストリディウム・ディフィシル強毒株の毒性は事の中のトレハロースにより増強される)Nature,2018 in press:doi:10.1038/nature25178) トレハロースグルコースが2個結合したトレハロースは、温度や

    論文紹介:食品に添加されたトレハロースがクロストリジウムの流行の原因だった(西川伸一) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 鎮痛薬のイブプロフェン、男性不妊に関係か

    (CNN) 市販の鎮痛薬の成分として使われているイブプロフェンと男性不妊との関係を指摘する研究結果が、8日の米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表された。 若い男性の被験者に、スポーツ選手が使っているのと同じ量のイブプロフェンを服用してもらった結果、生殖機能が低下する中年期のようなホルモンの状態になることが分かったという。 フランスとデンマークの研究チームはもともと、世界各国で市販の鎮痛薬の成分として一般的に使われているアスピリン、アセトアミノフェン(別名パラセタモール)、イブプロフェンの3薬品について、妊婦が服用した場合の影響を調べていた。 この研究では、3薬品とも男の赤ちゃんの睾丸(こうがん)に影響を及ぼすことが判明。そこで研究チームは成人男性への影響についても研究に乗り出し、特に、3種類の中で最も強い影響が確認されたイブプロフェンに重点を絞った。 非ステロイド系消炎鎮痛剤のイブプロフ

    鎮痛薬のイブプロフェン、男性不妊に関係か
  • 試験勉強に iPad Pro が最強だった件 - iPad Pro 活用方法記事第三弾- - EverLearning!

    年もどうぞよろしくお願いいたします。前回のエントリーでも宣言した通り、今年は出来るだけブログを頻繁に更新していこうと思います。(今年の目標宣言) さて、今回の記事は、毎回好評をいただいている「iPad Pro」に関するものです。実は、このブログは最近、記事を更新していない間にも勝手にアクセス数が増え続けておりまして、1日500View、月間に15000Viewを恒常的に超えるようになりました。その最大のアクセスが、GoogleYahooから「iPad Pro 使い方」とか「iPad Pro 活用方法」といったオーガニック検索でここにたどり着く方でして、過去2回のiPad Proの活用方法記事がこれらの検索キーワードで日Apple 公式サイトの次にヒットするようになってしまいました。おそらく日におけるiPad Proの販売にそれなりに貢献していると思うのでAppleは当方に何らかの

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  • 『ニルスの国の認知症ケア』 - Not doing but being

    ニルスの国の認知症ケア―医療から暮らしに転換したスウェーデン 作者: 藤原瑠美出版社/メーカー: ドメス出版発売日: 2013/08メディア: 単行この商品を含むブログを見る はじめにお断りしておきますが、2013年出版のです。 内容に感銘を受けたので紹介させて頂きます。 母親を自宅で看取る経験をした著者の藤原さんが、 スウェーデンでは寝たきりの高齢者や認知症の人がいない 理由を調べるために何度も渡航し詳しい取材を行いました。 このはその記録です。 一言で言えば、それはパーソン・センタード・ケアという ことになります。ですが、個の尊重は徹底しています。 また、それを実行に移すための具体的な考え方、スキル、 細部の心遣いは学ぶところが多々あると思います。 いくつか印象に残った箇所を紹介します。まずは医療面ですが 認知症の診断がかなり慎重だと思いました。一過性の心因反応 等の誤診を除外に

    『ニルスの国の認知症ケア』 - Not doing but being
    takapisatakapisa
    takapisatakapisa 2017/10/24
    診断に6ヶ月を費やす、というのはいいですね。誤診よりも厄介な誤投与を減らす工夫は必要だと思います。
  • こどもへの鉄補充について。 - 鹿児島認知症ブログ

    以前ブログで取り上げた少年(以下、Y君)の、その後を報告。 2017年夏の、ちょっとした良い想い出になった。 www.ninchi-shou.com フェリチンとMCVは上昇、ヘモグロビンやヘマトクリットは横ばい (初診時採血) 血色素量(HB): 11.8g/dl ヘマトクリット: 33.9% MCV: 77.8fl 尿素窒素:12.0mg/dl フェリチン27.2 (初診から3ヶ月後) 血色素量(HB): 12.0g/dl ヘマトクリット: 36.1% MCV: 81.5fl 尿素窒素:12.0mg/dl フェリチン31.8 (初診から7ヶ月後) 血色素量(HB): 11.8g/dl ヘマトクリット: 35.6% MCV: 82.2fl 尿素窒素:10.6mg/dl フェリチン71.5 (初診から15ヶ月後) 血色素量(HB): 12.0g/dl ヘマトクリット: 34.8% MCV:

    こどもへの鉄補充について。 - 鹿児島認知症ブログ
  • 親に認知症の可能性を見出そうと焦る前に、まずは親の不安を受けとめる。 - 鹿児島認知症ブログ

    これは自分にとっても大いに言えることなので、自戒の意味を込めて書く。 70代後半女性 家族に認知症を疑われた方 普段は息子さんと二人で暮らしているAさん。ガンを患ってから、衰えが顕著に目立つようになった。 ある日のこと。 「財布がない!アンタが盗ったんでしょう!?」 そう言われた息子さんは気が動転した。 また、同時期から職場に様々な確認の電話が入るようになり、娘さんはイライラを募らせるようになった。 お子さん達が認知症の可能性を疑い、受診に繋がった。入室の際のAさんは、どことなくションボリしているように見えた。 診察室で長谷川式テストを受けるAさんを、固唾を飲んで見守るお子さん達。 テストの結果は、30点満点の29点だった。そして、透視立方体模写と時計描画テストは、いずれも正確に描画可能であった。頭部CTでは、目立った所見は認めなかった。 礼節は保ち、軽度の取り繕いと思える言動は認めるもの

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  • 発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない - シロクマの屑籠

    精神医療が世の中を変えて、世の中が精神医療を変えていく。 そういう視点で、精神医療と世の中の相互作用を眺めていると、つい、ブロガーっぽいことを考えたくなる。 1.昔の精神医療には「狂気」しか無かった。 「発達障害」も「社交不安性障害」も「境界性パーソナリティ障害」も昔は存在していなかった。今日ではよく知られている心の病気が出揃ったのは、20世紀になってからのことだ。 十八世紀には、たったひとつしか心の病気が存在しなかった。狂気 insanity である。狂気という診断が意味していたのは、今日の臨床家が精神病という語で意味しているもの、あるいは口語的に「狂った crazy 」と言われているものだった。「狂気」とは、多くの場合妄想や幻覚を伴ったり、重いメランコリ―や高揚状態を伴うなど、患者が現実となんらかのかたちで接触を失っている状態のことを意味していた。 (中略) 狂気というひとつの病気だけ

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  • 高齢者の運転免許継続に関わる診断書作成の難しさ。 - 鹿児島認知症ブログ

    今回紹介するのは、前医で認知症(病型不明)と診断されて抗認知症薬を内服中だった方。 ご家族のご希望で当院にお引っ越しとなったのだが、運転免許にまつわる問題の難しさを改めて感じたので書いてみる。 70代男性 前医では認知症の診断だが・・・ 初診時 奥様と娘(長女)さんと3人で来院。 奥様と二人暮らし。 (既往歴) 60代と70代で脳梗塞 麻痺などの目立った後遺症はなし (現病歴) 1年半前から物忘れ。道迷い。その頃〇〇病院に相談したところ、まだ薬は必要ないと言われた。今年の夏に金銭のもの盗られ妄想あり。また、以前よりも短気になった。 2週間前にドネペジル5mgが開始された。人曰く「頭がスッキリした」とのことだが、家族からすると「ソワソワして以前より落ち着きがないみたい」とのこと。 娘さんの希望で同伴来院。 (診察所見) HDS-R:16 遅延再生:2 立方体模写:OK 時計描画:OK IA

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  • 「認知機能」ではなく、「運転技能」で免許更新の是非を判断すべきだと思う。 - 鹿児島認知症ブログ

    Medical Tribuneから。 認知機能ではなく、運転技能で免許更新を|ニュース|Medical Tribune 免許を交付するのも停止するのも警察。医者に免許取り消しの責任を負わせようとしていないか? 新井氏は私見として「来、運転免許証の更新の可否は運転技能によって判断すべきであるにもかかわらず、認知症という医学的概念を根拠にしていることが最大の問題である。75歳以上でも実車試験と学科試験を行って判断すべきである。実行機能としての運転技能が低下していると判断されるなど、認知症が疑われた場合は、運転免許証の自主返納を促すことが最も望ましい」と述べた。(上記リンクより引用) 完全に同意である。 免許停止後の生活の支え方についての議論はひとまず措いておいて、 認知症が疑われた場合には、医者は免許の自主返納をひとまず患者さんに促し、警察に報告する。警察ではその報告に基づいて運転技能検査(

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  • 「治さなくてよい認知症」 - Not doing but being

    日は書籍の紹介です。 治さなくてよい認知症 作者: 上田諭出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2014/04/28メディア: 単行この商品を含むブログを見る 老年期精神医学の専門家である著者が、今の認知症医療 の問題点、疑問点を取り上げた一般向けに書かれた。 「認知症は治らない」という大前提に立ち、 ・早期発見、早期治療の無意味さ、それを煽るメディア の態度を疑問視。 ・人がいないかのように介護者と医療者で話をし治療 を進めている現在の認知症医療に対する批判 ・治そうとするのではなく理解しありのままを支える ことで患者さんも自信を回復し幸せな時間を過ごせる ・間違いを指摘しない、叱らない と言った内容を繰り返し述べています。 書いてあることは正しいと思います。ほぼ異論は ありません。が、当に介護に困った方が読んで 気持ちが楽になるのかは疑問に思いました。 確かに、御人の気持

    「治さなくてよい認知症」 - Not doing but being
    takapisatakapisa
    takapisatakapisa 2017/05/02
    メディアへの露出が多い上田先生ですが、認知症の当事者達はプラクティカルな対処法が必要です。そういう意味で彼の言説は、先生が仰るように綺麗事だと私も感じます。
  • 医原性認知症について。 - 鹿児島認知症ブログ

    栄養を見直し、不要な薬は減らして止める。当に必要な薬だけ残す。もしくは、少量足す。 何を足して何を引くか?その組み合わせは膨大である。 しかし落としどころさえ誤らなければ、ロジカルに攻めて一定以上の効果をあげることは可能だと感じている。 80代男性 認知症の相談だったが・・・ 初診時 (既往歴) 〇年前に脳出血で手術 〇〇病院かかりつけ ペースメーカー植込でプラザキサ内服中 (現病歴) 昨年からアリセプト開始(詳細不明)。特に改善なしと。最近が骨折で入院したが、以降目立って様子がおかしくなってきた。テレビに向かって怒ったり、夜中に砂糖をべたりサラダにジャムをかけたり。 遠方より帰郷した娘さん達に伴われて来院。愛想はいいが眼に光がなく落ち着きがなく、ふんぞり返ってやや横柄。 (診察所見) HDS-R:12 遅延再生:0 立方体模写:OK 時計描画:OK IADL:1 改訂クリクトン尺度

    医原性認知症について。 - 鹿児島認知症ブログ
  • 神経変性疾患とケトン食

    ■ 【認知症は様々な原因で発症する】 老化に伴って物覚えが悪くなるということは多くの高齢者が経験しています。これは脳の神経細胞が加齢とともに減少し、脳の萎縮が少しづつ進行するからです。老眼や難聴(聴力低下)と同じような老化に伴う生理的な機能低下です。 病的な原因によって記憶力や知能の低下する病気を「認知症」と言います。いったん正常に発達した知能が、脳の後天的な障害によって脳の働きが低下して、記憶や知能に障害をきたす病気です。この認知症を引き起こす原因として最も多いのがアルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)です。その他、脳梗塞などの脳血管障害、パーキンソン病、ハンチントン病など様々な原因によって認知症は発症します。 認知症は進行すると仕事や日常生活に支障をきたすだけでなく、人格が崩壊し、人間としての尊厳が失われる点で非常に悲惨な病気です。認知症と診断されることは、人だけでなく家族にとっ