東京都議選の応援で拳を突き上げる自民党の安倍晋三前首相。その一挙手一投足に党内が注目する=東京都荒川区の尾久八幡神社で2021年6月25日午前11時45分ごろ、遠藤修平撮影 前首相の安倍晋三はこのところ全国を飛び回り、秋の衆院選に向けて出身派閥・細田派(96人)の支援にいそしんでいる。2020年9月、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に政権を降りたが、今年6月に「(医師に)免疫抑制剤はもう卒業していいと言われた」と話すなど、見違えるほど気力あふれる姿だ。そして、その言動が注目を浴びることは今も変わらない。 「名前を挙げたのは当然だよ」。5月下旬、政調会長の下村博文からの電話に安倍はそう答えた。安倍は月刊誌「Hanada」のインタビューで、「ポスト菅」候補の一人に下村の名を出した。さらに…
![自民党・有力者たちの夏:キングメーカー狙う安倍晋三前首相 復帰待望論 「すねに傷」も | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2c4bc450e64d31208cb9d52d24a59b8628579a8f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2021%2F08%2F02%2F20210802k0000m010144000p%2F0c10.jpg%3F1)