映画『ソーシャル・ネットワーク』のヒットにより、さまざまなメディアで採り上げられ、大きな注目を集めているアメリカ産SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「フェイスブック」。その特徴について、ITジャーナリストの津田大介氏が解説する。 「フェイスブックは本名で登録することが前提のSNS。なのでビジネスで名刺代わりに使用して、異業種との交流を増やすことができるんです。名前、メアド、パスワードなどの登録後は、『学歴・経歴』『人生観・哲学』、好きな映画や音楽、そしてスポーツ関係など、詳細なプロフィールを設定してください。プロフィールに載せる写真も本人の写真であることが前提になります」 この実名登録制と詳細設定が信用を生み、世界中で6億人を超えるユーザー数を誇っている。だが、最近はその反動も現れ始めていると、アメリカ事情に精通するデーブ・スペクター氏は言う。 「個人情報や日々の行動