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ブックマーク / reki.hatenablog.com (129)

  • 処刑のプロ・有名な「死刑執行人」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    処刑という「特殊技能」 昔から死刑執行人になるのは身分が低い人物が多かったそうです。 直接手を下すため血を直接浴びるというのもありますし、呪いや穢れといった観念的な恐怖も強かったので、みんなやりたくない職業であったのは間違いありません。 執行人の職が代々世襲で受け継がれることも多く、後に出てきますがフランスのサンソン家など王に召し抱えられて専門的に処刑を担当しました。言わば処刑は「特殊技能」でもあったわけです。 電気椅子やギロチンが出現すると、こういう「プロの技術」は必要なくなっていくわけですが、今回はそのような「処刑のプロフェッショナルたち」を紹介します。 1. フランツ・シュミット(ドイツ) ニュルンベルグの「処刑マイスター」 フランツ・シュミットは16世紀〜17世紀のドイツ・ニュルンベルグの死刑執行員で、代々死刑執行人の家系でした。 1573年に23歳で父親の跡を継いでから1617年

    処刑のプロ・有名な「死刑執行人」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    take--chan
    take--chan 2016/12/13
    死刑執行人のスタイルにもお国柄が現れていますね。フランツ・シュミットはいかにもドイツ人という感じです。アングロサクソンの人命より金銭を重んじる発想も、昔から変わらないです。
  • 犬の特攻兵器・ソ連軍の「対戦車犬」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    爆弾を抱えて戦車に突入する「対戦車犬」 紀元前も昔から、人間は犬を戦争の兵器として使ってきました。 人間の数千~数万倍もある嗅覚を活かし、伝令・探知・追跡・警護・哨戒などの補助任務がその主な用途でしたが、純粋な戦闘・攻撃用に訓練された犬もいました。 そしてソ連が第二次世界大戦中に、犬の従順な性格を活かして考え出したのが、自爆用の「対戦車犬」でした。 こんな悲劇的な「武器」は二度とあってほしくないものですが、果てして「対戦車犬」は当に有効だったのでしょうか? 1. 対戦車犬の起源 1924年、ソ連政府は軍用犬の研究費用の計上に同意し、早速モスクワに犬の訓練学校が設立されました。訓練学校では、警察犬のトレーナー、ハンター、サーカストレーナー、動物学者が招集され、犬の軍事的利用の研究と訓練が格的に開始されました。 瞬く間に犬の訓練学校は全国に12箇所開校され、当時の国を上げた一大プロジェクト

    犬の特攻兵器・ソ連軍の「対戦車犬」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    take--chan
    take--chan 2016/12/08
    「本来あるべきでないあり方で動物を殺すのは、人道にも天道にも反する行為」人間の知恵が正しくない方向に発揮されるのは世の常だが、人間以外のものにその惨禍が及ぶには忍び難い。
  • 歴史のどこかに消えた「伝説のお宝」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    今もどこかに眠っている?伝説のお宝 男の子的には埋蔵金というものは非常に心惹かれる存在であります。 徳川埋蔵金とか沈没船の宝とかを探索するドキュメンタリー見ると未だにワクワクしますし、子どもの頃は宝が出てこないかと思って庭を掘り返して怒られたものです。 一攫千金という所も夢がありますが、昔の人が宝をどうやって獲得してきて、そしてどうして埋もれさせてしまったのか、そのストーリーに思いを馳せるのがロマンというものです。 ということで今回は世界史に登場する「お宝」についてです。 1. 契約の箱 十戒が収められたイスラエルの人々の宝物 旧約聖書の「出エジプト記」には、神がモーセに命じて「宝の箱」を作らせたことが記載されています。 出エジプト記25章 主はモーセに言われた、「イスラエルの人々に告げて、わたしのためにささげ物を携えてこさせなさい。(中略)彼らはアカシヤ材で箱を作らなければならない。長さ

    歴史のどこかに消えた「伝説のお宝」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/12/06
    前に友達と徳川埋蔵金の事を話していて、「頭脳明晰な小栗上野介だったら財宝を死蔵すること無く活用する道を選んだはずだ。だから余剰資金は使われているはず」と言われて目から鱗でした。
  • 戦場で本当に実行された映画みたいな作戦 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    なぜか上手くいったウソみたいな軍事作戦 映画やアニメでは、強大な敵と戦うとき主人公たちは大抵とてつもなく突飛な作戦で突破しようとします。 映画「インディペンデンス・デイ」では、地上を席巻する宇宙船を撃退するために、敵の宇宙船の丸にコンピューターウイルスを送り込むというぶっ飛んだもので、ガキながら「なんじゃそりゃ」と思ったものです。 あくまでエンターテイメントだからそれでいいんですが、実際の戦場でも子どもが考えたみたいな作戦が実行され、しかも結構うまくいった例もあります。 1. アクロバットショーで捕虜を解放する(アメリカ) ギリギリの航空ショーで敵を引きつけて殲滅する 太平洋戦争末期、アメリカ軍は日軍によって捕虜収容所に囚われている捕虜の解放作戦を実行しました。 当時から日軍の捕虜に対する過酷な扱いは有名だったし、連合軍があと一歩まで日軍を追い詰めている状況下、ヤケになった日軍が

    戦場で本当に実行された映画みたいな作戦 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/12/01
    V1迎撃の話だけ知ってました。フィリピンの女装囮の話、見た目は結構騙せますけど、声を出したら一発でバレちゃいそうですけど、米兵はそれだけ飢えていたんですかね。
  • WWEにおける「ゲイ・キャラクター」考察 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    WWEにおける「ゲイ」はどういった扱いなのか アメリカは世界の中でも同性愛に比較的寛容であり、プライド・パレードなど同性愛者の権利獲得運動が始まった国でもあります。 中でもサンフランシスコは「同性愛者の聖地」とすら言われ、世界中から同性愛者が集まると同時に、政治・経済的にも大きな力を持っています。 一方でアメリカ内陸部を中心とした保守的な地域では、同性愛者と分かれば町から叩き出されるほど偏見が根強かったりします。 このように超進歩と超保守が混在するアメリカに於いて、大衆に人気があるプロレス・エンターテイメントWWEでは「同性愛者」はどのように描写されてきたのか。 以前の記事で書いてきたように、アメプロには「ストーリー」があり、それは時代時代で大衆が「見たい」ものや「受け入れやすい」ものを具現化してきました。 今回は「アメプロにおける同性愛」の考察をしていきたいと思います。 前記事 reki

    WWEにおける「ゲイ・キャラクター」考察 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/11/29
    アメリカ人はハリウッド映画のような単純な勧善懲悪を好むので、ゲイが絡むような複雑な人間関係はウケないんでしょうね。サンフランシスコのFolsom Street Fairみたいに振り切ってしまえば却って良いのでしょうけど。
  • 極悪人のスーパー・キャリアチェンジ - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    どんなキャリア出身でも成功は可能、例え犯罪者であっても 以前、「刑務所にいながら世界を変えてしまった5人の男」という記事を書きました。 どっちかというと「世界奇人伝」のような感じで、天才がたまたま刑務所に入ってとてつもない偉業を成し遂げたお話でした。 才能ももちろんですが、熱意と継続する力は、普通の人を大成功に導く原動力になります。 例えそれが、元極悪犯罪者でムショに閉じ込められていた人間だとしても。 reki.hatenablog.com 1. ダニエル・マンビル(アメリカ) 殺人犯 → 法律家 ダニエル・マンビルはミシガン州立大学で法律を教える大学教授ですが、彼は故意の殺人容疑で刑務所にブチ込まれていた元囚人でした。 彼は3年と4ヶ月の間刑務所にいましたが、その間に勉強をし2つのカレッジの単位を取得し、仮釈放後はロー・スクールにも進学しました。 猛勉強の末、ミシガン州とワシントンDCで

    極悪人のスーパー・キャリアチェンジ - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/11/24
    3.4.の人はちょっと違うけど、後の人は刑務所内の自分の事を考える為の有り余る時間と規則正しい生活が元々あった才能を開花させた感じがしますね。禅寺に篭もるのと似たような感じなのかも。
  • ノストラダム以外にもたくさんあった「世界の終わりの予言」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    昔の人が考えた「世界の終わり」 ぼくは子どもの頃、気で1999年に世界が終わって自分も死ぬと思っていました。 当時よくテレビでノストラダムスの特集をやってたからかもしれませんが、漠然とした恐怖感があったのを覚えています。 最近だとマヤ暦が2012年に終わるからという理由で、2012年地球滅亡説が話題になって、ぼくと同じように恐怖に怯えた子どもたちも多かったことでしょう。 このような「◯◯年地球滅亡説」は実は太古の昔からあり、史上多くの子どもや大人をビビらせてきたのでした。 ということで、今回はこれまで唱えられてきた「世界の終わりの予言」をピックアップします。 1. 紀元前634年 「 ローマは建国120年で滅びる」伝説 伝説によるとローマの建国は紀元前753年ですが、ローマの人々は建国120年で国が滅びると信じていたらしいです。 当時のローマは王政で、第三代国王トゥッルス・ホスティリウス

    ノストラダム以外にもたくさんあった「世界の終わりの予言」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/11/22
    死の恐怖は誰にでも有るので、このような分かりやすい終末論は流行るのでしょうね。1985年や198X年に第三次世界大戦が起こるという小説があって、設定がリアルだったので結構怖かった記憶があります
  • よく読むと衝撃的な聖書のストーリー - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    よく読むとビックリする聖書の物語 聖書はそれ自体が聖典なので、疑問を挟む余地がない存在です。 5つのパンと2匹の魚で5000人を腹一杯にさせたとか、腐りかけた死体を復活させたとか、自身も死んで3日後に生き返ったとか、色々ミラクルはありますが、これはまあ、イエスの手柄だからいいんです。 ただ思わず読み飛ばしそうになるものの、よく読むと衝撃的なことが平気で書かれていたりします。 1. 神、人間とレスリングしてタップアウト負けする 神を降参させたマッスル男ヤコブ ヤコブはイサクの息子で、イスラエル民族の祖とされる人物です。 母リベカと共謀して盲いたイサクを騙し、双子の兄エサウに与えられるべき長子の権利を奪ってしまい、それがきっかけで流浪の旅をすることになってしまいます。 その旅の途上、ヤコブはどういうわけか、夜通し神と取っ組み合いのレスリングの試合をし、最終的に神を降参させています。 創世記32

    よく読むと衝撃的な聖書のストーリー - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/11/21
    私がキリスト教者なので、聖書にトンデモ話がいっぱいあることは知っていますが、具体的「ここ」というのは案外知らなかったりします。勉強になりました。
  • 消滅した10のグローバル・ブランド - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    かつて一世を風靡したものの消滅の憂き目にあったブランド コーポレートブランドは入れ替わりが非常に激しく、毎年新たなブランドが生まれては消えていきます。 人知れずひっそりと消えていくものがほとんどですが、中にはグローバルブランドにまで成長しておきながら、ある時から突然姿を消したものもあります。 ということで、見たり聞いたことがあるけど実はもう存在しないブランドを集めました。 1. ハマー GM騒動の煽りをらって倒産したSUVブランド ハマーは1992年にGM(ゼネラル・モーターズ)のSUVブランドとして創立されました。 いかにもアメリカらしい、戦争にでも行くんかってくらいゴツいデザイン。男の子の夢をそのまま形にしたような感じですね。 ハマーブランド自体はコアなファン層が存在したし、現在もファンは多いのですが、親会社のGMが2008年に経営危機に瀕し、2009年2月には事実上の経営破綻をして

    消滅した10のグローバル・ブランド - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/11/15
    アメリカの企業に比べると、日本の企業はいい意味でしぶといのかもしれません。シャープ然り、東芝然りです。これらがアメリカ企業であったらもう存在していないかもと思うとゾッとします。
  • 19世紀の大都市を荒らしたストリート・ギャング - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    19世紀に起こった大規模なストリート・ギャング抗争 田舎と都市とでは概して都市のほうが治安が悪いものです。 田舎はお互い顔見知りだから、何か粗相をしでかすとすぐに悪評がたってそこに住めなくなってしまう。だから治安は案外いい。 しかし都会は基的に知らない人しかいないから、タガが外れるというか、凶暴性を抑制する規範や道徳が薄い。だから自分と異なるバックグラウンドを持つ人間同士の衝突が起こりやすくなる。 急速に都市化が進んだ地域に地方から大量に人が流れ込み、貧富の格差が広がり貧しい者同士で結束し相互扶助の組織が出来上がっていく。特に貧しい若者はその不満を暴力という形で解決しようとしがちで、例外もありますが、ストリート・ギャングの多くは概して地方出身か地方出身の親を持つ教育水準の低い貧しい若者であるケースが多いものです。 産業革命により急速に都市化が進んだ19世紀は、そのようなストリート・ギャン

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    take--chan 2016/11/10
    全部アングロ・サクソン系民族ですね。ラテン系やアジア人のマフィアや愚連隊もありますが、形態が違うんですね。ギャングというとシカゴのイメージでしたが結構色んな所にいたんですね。
  • 最もトラブルを起こした駆逐艦USS・ウィリアム・D・ポーター - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    アメリカ海軍史上最もトラブルを起こした駆逐艦 クラスに最低一人は問題児が、会社に最低一人は問題社員がいるように、 軍隊にも「問題部隊」や「問題船」があったようです。 1943年に作られたアメリカ海軍駆逐艦USS・ウィリアム・D・ポーターは、とんでもないトラブルを起こしまくったせいで、アメリカ海軍史で伝説の域にまで達した船です。 見てるだけなら可笑しいですが、決して関わりたくないトラブルメーカーUSS・ウィリアム・D・ポーターの逸話を紹介します。 1. 最新鋭艦に乗り込んだ素人乗組員 駆逐艦USS・ウィリアム・D・ポーターは1942年9月に建造された当時最新鋭のフレッチャー級駆逐艦で、重量2050トン、長さ114メートル、速度35ノット。 12.5センチ砲を5門、40ミリ砲、20ミリ砲を4門ずつ、魚雷発射管10門、爆雷装置6門を搭載した超攻撃的な駆逐艦です。 名称は南北戦争時の英雄ウィリアム

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    take--chan 2016/11/08
    軍艦とは言え、なんかアメリカンコメディー漫画に出てきそうな愛されるキャラクターに見えますね。とはいえ、実際に関わった人はたまったものではなかったでしょうけど。
  • ベトナムの英雄たちの救国の歴史(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    常に外敵と戦い続けた過酷なベトナムの歩み ベトナムの救国の英雄を軸に、異民族と戦い続けた過酷なベトナムの歴史を追っていきます。後編の今回は、三度のモンゴル軍の侵攻に向かい打ち、これを打ち破ったチャン・フン・ダオの活躍から、清とシャムを打ち破ったグエン・フエの活躍までを見ていきたいと思います。 前編をご覧になりたい方はこちらよりどうぞ。 それではいきます。 5. チャン・フン・ダオ(陳興道) Photo by  Xiaoao チャン・トゥ・ドの王位簒奪 李朝ベトナムは216年続きますが、末期には中央政権の力は衰え地方には地場勢力が割拠し、国民は困窮し飢餓が多発するようになりました。 李朝最後の王リ・フエ・トンの娘の女帝昭皇のとき、王宮の臣チャン・トゥ・ド(陳守度)は甥のチャン・カインを昭皇と結婚させて王に就けて実権を握りました。その上でリ・フエ・トンの一族をことごとく殺害し、陳朝ベトナムを開

    ベトナムの英雄たちの救国の歴史(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/11/01
    ベトナム人は情緒的ですが、論理的な思考でも優れていますので、小よく大を制する戦法を編み出すのは得意なのでしょう。以前シリコンバレーの会社に行った時に技術幹部が揃ってベトナム出身だったのを思い出しました
  • ベトナムの英雄たちの救国の歴史(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    Credit: “Trận Bạch Đằng” của Nguyễn Cao Thượng ベトナムの苛烈な抵抗の歴史 ベトナムは今やASEANの経済発展の象徴的な存在。 勤勉で高い教育水準の国民が約1億人おり、中間層が著しく台頭。ベトナム共産党一党独裁の社会主義国ではありますが、硬直したイデオロギー主義は採らずに市場主義を容認し製造業・サービス業・クリエイティブ業も発展を続けています。 現在は平和で安定的な国ですが、歴史上ベトナムは様々な外敵と戦い続けた血なまぐさい歴史を持ちます。 歴代の中国王朝、モンゴル、チャンパー、ラオ。 近代に入るとフランス、タイ。反日武装闘争、対フランス独立戦争、そしてアメリカとの総力戦。 その歴史の中で、ベトナムは様々な愛国者・殉国者・烈男烈女を排出してきました。今回ご紹介する「ベトナム救国の英雄」たちは、廟が作られ祈祷の対象になったり、町の通りの名前になっ

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    take--chan 2016/10/27
    ベトナム人のしぶとさは建国の時から培われていたのですね。
  • ガセネタだった「歴史的大発見」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    歴史を揺るがす大発見!かと思いきや… アカデミックの世界で「ガセ」はつきものです。 「つきもの」って言っちゃあ当はアカンのですが、小保方さんとかゴッド・ハンドとか黄禹錫とか、パッと思いつくだけでもいろいろやらかした人います。 なんでみんな騙されちゃうんだろうと思いますが、発見の衝撃が大きすぎてそれを事実と信じたい意識が働き、小事に目が届かずほら吹きが英雄と祭り上げられていく。そんなかんじでしょうか。 ガセネタは今に始まったことじゃない、というか今はむしろ減ってる方で、昔の発見はは大体ガセだったと思うんですが、その中でもとびきり奇妙なやつをHistory.comの記事より引用で紹介します。 1. ドレイクの真鍮板 ドレイクの「北カリフォルニア領有宣言」が彫られた板 キャプテン・ドレイクと言えば、言わずと知れたエリザベス女王時代のイギリスの私掠船船長。 世界一周の航海をしながらスペイン船を襲

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    take--chan 2016/10/26
    いかにもありそうな話ばかり、特にドレイクの真鍮板の自作自演と中国人が作った始祖鳥の化石は流れが自然で、他に似たような話がいっぱいあるんじゃないかと思わせます。
  • かつて実在した恐るべき「暗殺専門グループ」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    目的達成のためには手段を選ばない、冷酷無比な暗殺者たち 暗殺という手段は、自分や自国に脅威となる政敵や他国のVIPを葬ることができる有効な手段であります。 日歴史でも暗殺は数多く、神話にもヤマトタケルノミコトのクマソ暗殺の話があるし、1960年には日比谷公会堂で浅沼稲次郎が右翼青年に日刀で暗殺されています。世界史で見たら、カエサル、張飛、ガンジー、ケネディなどなど重要人物だけでも枚挙にいとまがありません。 共通の敵を倒すために複数の人物が共謀して当たるケースは多いものの、別にそれを専門にしていたわけではありませんから、成功確率はかなり低かったに違いありません。緻密な作戦と殺害技術の習得が求められたでしょう。 今回はそんな「暗殺」のプロフェッショナル集団として、数々の暗殺を行い恐れられたグループを紹介します。 1.ヴィーシャ・カンヤ(インド) 古代インドの毒殺少女集団 ヴィーシャ・カン

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    take--chan 2016/10/11
    インドの毒殺美少女集団の手法が、現代だと想像もつかないやり方で驚きました。発想が飛躍しすぎていて凄いです。
  • 【心霊】世界の10の「呪われた町」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    怖さも桁外れ?海の向こうの心霊スポットへようこそ このブログは基的には世界史とその周辺のテーマを取り扱っていますが、たまーにオカルトめいたことも書いています。 何でかっていうと、個人的に好きだからです。 ぼくの実家の近くの山は県内有数の心霊スポットとして有名で、ガキの頃から度胸試しみたいなことやって遊んでいました。今でもホラーが好きなのは、そうやって心霊スポットを探して遊んだ昔を思い出すからかもしれません。 さて、ホラーはどの国・地域の人も好むようで、世界中に心霊スポットが存在しますが、中でもとびきり有名で恐怖の対象となっている「呪われた町」を紹介します。 1. アル・ジャジーラ・アル・ハムラ(UAE) Photo by Alexandermcnabb 悪霊によって住民がい殺されたペルシア湾岸の町 アル・ジャジーラ・アル・ハムラはペルシア湾岸にある歴史のある港町で、真珠採取や貿易を目的

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    take--chan 2016/10/04
    どうせなら異界に飛ばされて、この世からオサラバしたい。この世こそ呪われた魔物だらけの世界なような気がする。
  • 西欧の大国・フランク王国とは何だったのか(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    フランク王国の社会・経済・文化とは 西ヨーロッパ世界を形作ったフランク王国の歴史とカール大帝の業績について。 前編ではベルギー東南部から出発したカロリング家が、フランク王国の王位に就き軍事を整えて大規模な対外戦争で領土を拡大していく様をまとめました。 後編では、カール大帝の時代のフランク王国の政治・経済・文化についてまとめていきます。 前編をまだご覧になっていない方はこちらよりどうぞ。 4. フランク王国の政治・経済 フランク王国の社会は「祈る人」「戦う人」「働く人」 の3つの身分から成る、と言われました。すなはち、「聖職者」「貴族・戦士」「農民・漁民・商工業者」です。 4-1. 働く人 「働く人」の中でもローマ末期から見られた「独立農民」が多数を占めていました。地域や時代によっては行動を制限された農民はいましたが、大多数は土地に縛られない自由な身分の農民でありました。 ローマ帝国という強

    西欧の大国・フランク王国とは何だったのか(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/09/29
    この時期の世界史が分かりにくいのは、宗教と軍事の権力複線化が日本人に分かりにくいのと、イスラム帝国の興亡を日本ではあまり教えていないからかもしれませんね。
  • 西欧の大国・フランク王国とは何だったのか(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    現在のヨーロッパの母体となった「フランク王国」 カール大帝とフランク王国と言えば、高校の世界史でも大きく扱われるし、 800年の「カールの戴冠」はセンター試験にも登場します。 メロヴィング朝のカール・マルテルがイスラム軍を打ち破った732年の「トゥール・ポワティエの戦い」や、前王のピピン3世が行った「ピピンの寄進」もめちゃくちゃ有名です。 これだけ後のヨーロッパに大きな影響を与えた事柄をが起こったフランク王国ですが、日ではあまりこの時代は人気がないというか、あまり知名度がない気がします。この時代のもあまり出てませんし。 Work by cyberprout 後世に与えた影響の大きさもそうですが、西はブルターニュ・東はパンノニアまで制覇した軍事力、東方世界との関係の深さはかなり面白く、歴史好きは是非知っておいたほうが楽しいと思います。 1. カロリング朝の成立 1-1. 交易圏をめぐる婚

    西欧の大国・フランク王国とは何だったのか(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
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    take--chan 2016/09/27
    フランク王国は日本人にとっては単独でよりもローマ教皇の権力増大・東ローマ帝国との決別とセットで語られることのほうが多いような気がします。
  • アメリカが外国から受けた「本土攻撃」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    史上いくつかあった、敵国によるアメリカ土攻撃 911テロはこれまでアメリカが受けた「敵対勢力」による攻撃の中で最大のものと言っていいと思います。 大規模な被害が出たことに加え、911が新しかったのは敵対勢力に「正体がない」こと。「ここを叩けばいい」という敵の丸が存在しないのが、21世紀の戦争です。 それまで実は何回も「敵国」による土攻撃は決行されていますが、正直大した被害は出ていませんでした。 そのような歴史的経緯があったので、テロ後アメリカは今起こっていることが理解できず、これまでやってきたようにアフガンやイラクでの戦争に突入していったと言えるかもしれません。 今回はこれまでアメリカが受けた「土攻撃」」をピックアップします。 1. アンボス・ノガレスの戦い 突発的に起きた米墨間の戦闘 第一次世界大戦ではアメリカは連合国側に立って参戦していましたが、当時メキシコは中立の立場にありま

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    take--chan 2016/09/26
    米本土への襲撃って、日本軍の風船爆弾と潜水艦攻撃だけだと思っていました。他にも結構あったんですね。
  • あまり普及しなかった「人工言語」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    世界的に利用されることを目的としたマイナーな「人工言語」 旧約聖書によると、地上に繁栄した人間は驕り高ぶり「天まで届く塔」を作り神に並ぼうとした。大いに神の怒りを買い、それまで一つだった言語をまったくバラバラにされてしまった。意志の疎通ができなくなってしまったので、そのため塔の建設は途中で放棄された。 神によって引き裂かれた「言語」を再統一する試みは古くからあり、そういう意図の元作られて最も成功したと言えるのが「エスペラント語」なのですが、それでも世界中で100万人程度の話者しかいません。 これだけネットが普及した現代、個人的には世界言語は英語でいいんじゃねえかと思うんですが、それでも未だに独自の世界言語普及の取り組みは様々にあり、でも難しすぎたり様々な理由で全然普及していないものがたくさんあります。 1. ヴォラピュク エスペラントとの競争に敗れた人工言語 1879年、ドイツのカトリック

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    take--chan 2016/09/20
    そう言えば高校・大学にはエスペラント研究会があって、怪しい奴、怪しい活動をする奴の巣でした。インドアーリア語族もウクライナ発祥なんですね。ここらへん本当に世界史上台風の目ですね。