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マンガと批評に関するtakeishiのブックマーク (3)

  • いしかわじゅん氏「安彦良和は動きがかけない」⇒安彦氏「アニメーターの僕に、動きが描けないだって?」(「王道の狗」白泉社版4巻から) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    ちょっと日「漫画の『絵』」の話をしたいので、蔵書から抜き出して。 明治時代を舞台にした伝記ロマン「王道の狗」は連載誌の版元である講談社版のあと、白泉社から発行された版があり、そちらは後半部に100枚以上の増補が付け加えられたほか、4巻巻末に作者のあとがき(エッセイ)がついている。 その、4巻収録のあとがきが、ちょっと剣呑でして。 なにが剣呑かというと、「BSマンガ夜話」での自作(虹色のトロツキー)が取り上げられた際、コメンテーターの評にかちんときたと(笑)。ああ、なつかしいなあ、こういうトラブル(笑)。 永井豪が「自分で描いてない」という論評に「いや、ちゃんと描いてるよ!」と反論した時は番組の一部を借りて映像を流したっけ。 あとは藤田和日郎が「作者もけっこう傷つくのにさ…」とサンデー公式ブログで描き、盟友椎名高志が成り代わって反論するというサンデーというよりジャンプ的なアツい展開があった

    いしかわじゅん氏「安彦良和は動きがかけない」⇒安彦氏「アニメーターの僕に、動きが描けないだって?」(「王道の狗」白泉社版4巻から) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
  • きなこ餅コミック 第28回 少女漫画的に読み解く『風の谷のナウシカ』

    先週の6/6、「金曜ロードショー」で放送されてましたね、『風の谷のナウシカ』。 もう何度も観てるのに、DVDも持ってたりするのに、TVでやってるとついついはりきって視聴してしまうフシギ。その度に興奮するわ感動するわで、宮崎アニメの偉大さについては語りきれないわけでして。 1984年に公開された『風の谷のナウシカ』は、ご存知のように漫画版があります。1982年に「アニメージュ」で連載がスタートし、何度かの休載を挟みながら、1994年に完結しました。 映画版も、2時間のアニメーションとは思えない深いテーマなんすが、漫画版はさらに踏み込んだ内容。自然、人類、思想、『ナウシカ』で描かれるものはどれも深遠です。 このレビューでは、宮崎駿がナウシカを通じて見せた哲学についてじっくり分析してみようと……なわけはなく、そんなのは高尚な人々がすでにやってる上、アタシごときができるわけないんで、乙女的な読み方

  • 新條まゆを再評価する

    ネットだと散々ネタ扱いされているけれども、新條まゆという作家は侮れない。読者のニーズや流行を一歩も二歩も早く察知する探究心と、サービス精神は赤松健クラスじゃないかと思う。そして思春期女子を問答無用で黙らせる力技は並じゃない。強引男によるエロという様式だけ真似た「まゆたんチルドレン」とは格が違う。彼女の作品を俺たちが理解できないのは当然だ。新條まゆは特定の読者層を極めて正確に狙い撃ちしているのだ。一般女子が「ToLOVEる」を読んでも全く面白くないようなもんだ。 「バカでも描けるまんが教室」という新條まゆの技術書というか自叙伝があるが、これを読むと彼女がいかに自分の長所と短所を正確に把握し、「それまでの少コミにないジャンル」を開拓したかが分かる。最初からエロだったわけではないのだ。新條まゆははじめから「それまでの少コミにないジャンル」を描かなくてはいけない、と言っている。新條まゆ作品は雑誌に

    新條まゆを再評価する
    takeishi
    takeishi 2008/06/09
    ホッテントリ上がってるから読んだら2007年10月の記事だった。名文。
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