コンピューターウイルスを使って流出させた情報の削除を持ち掛け、金をだまし取った詐欺事件で、逮捕された埼玉県志木市のネット広告会社「ロマンシング」役員の男(20)(事件当時19歳)が警視庁の調べに対し、「ウイルスをアダルトゲームに仕込めば、だましやすいと思った」などと供述していることが分かった。 逮捕された東京都北区、会社員岡顕三容疑者(27)も、大筋で容疑を認めているという。同庁の発表によると、2人は2008年頃、インターネットを通じて知り合い、岡容疑者が昨年11月上旬にウイルスを作成していた。