岸田文雄首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表が4日、衆院選を巡る選挙協力の合意文書を交わし、東京都内で両党の協力関係が復活することになった。年内の衆院解散・総選挙の可能性も取り沙汰される中、関係者には安堵(あんど)感が広がる一方で、「協力解消」の決定から3カ月余りでの方針転換に戸惑いの声も漏れた。 「自公連立の本来の姿に戻った。関係が崩れたままだったら大変なことになっていた」 都内選出の自民衆院議員は協力関係の復活に胸をなでおろした。創価学会を支持母体とする公明側の支援は「各選挙区で2万~3万票程度」(公明関係者)とされ、この票に期待を寄せる自民側の候補者は少なくない。 自民は令和3年の前回衆院選で都内25の選挙区のうち23の選挙区で候補者を擁立。公明が21の選挙区で推薦を出し、このうち比例代表での「復活当選」の5人も含め、19人が当選した。公明の推薦を受けなかったベテラン2人のうち
Published 2022/08/19 18:14 (JST) Updated 2022/08/19 18:22 (JST) 公明党の高木陽介選対委員長と佐藤茂樹国対委員長が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係が深いとされる月刊誌のインタビューを受け、記事に掲載されていたことが分かった。党が19日、報道各社にコメントで発表した。いずれも各党が横並びで取材を受けた中で、インタビューに応じたとした。 石井啓一幹事長は5日の時点で、行事への参加など教団や関連団体と関わりがあった党所属国会議員は1人だけだと説明していた。党はコメントで「両名とも当時、旧統一教会系の雑誌だとの認識はなかったとはいえ、接点も持ったことを反省している」と記した。
東京地検特捜部が4日、公明党衆院議員の事務所を捜索し、同党内に衝撃が広がった。 秘書が貸金業の登録をせずに融資を仲介した疑いがあり、「政治とカネ」をめぐる問題でクリーンさが売りの同党にとって「前代未聞」(幹部)の事態。秋までに行われる衆院選への影響も必至だ。 【国会議員情報】石井 啓一(いしい けいいち)氏 石井啓一幹事長は同日夜、コメントを発表。「公明議員の国会事務所が議員や秘書以外の人物に関連して捜査された」とした上で、「党として厳粛に受け止め、捜査に全面的に協力する」と記した。 捜索を受けたのは、衆院議員会館にある吉田宣弘(比例代表九州ブロック)、太田昌孝(同北陸信越ブロック)両氏の事務所など。複数の関係者によると、緊急事態宣言中のクラブ訪問で衆院議員を辞職した遠山清彦氏の元秘書が、吉田氏の下で働いていた。遠山氏は、金融機関から融資金をだまし取ったとして逮捕された会社社長と親交があっ
元衆院議員遠山清彦氏が設立したコンサルタント会社の家宅捜索を終え、押収物を運び出す東京地検の係官ら=4日午後5時30分ごろ、東京都千代田区 公明党の遠山清彦元衆院議員(52)=2月に議員辞職=の当時の秘書ら2人が、貸金業の登録をせずに政府系金融機関の融資を仲介した疑いがあることが、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は4日、貸金業法違反の疑いで、関係先として同党衆院議員2人の議員会館の事務所などを家宅捜索した。 特捜部は同日午前、元秘書が現在所属する吉田宣弘衆院議員(53)=比例九州ブロック=の事務所を捜索。太田昌孝衆院議員(59)=比例北陸信越ブロック=の事務所や、遠山氏が代表の東京都千代田区のコンサルタント会社にも入った。
公明党は5日、山口那津男代表が21~26日にミャンマーを訪問すると発表した。日本が主導して開発が進むティラワ経済特区を視察するほか、アウン・サン・スー・チー国家顧
公明党の山口那津男代表は6日、広島市で開いた記者会見で、安倍晋三首相が目指す憲法改正論議の加速を巡って、自民党内に「参院選勝利で民意を得た」との見方が出ていることについて「何の民意を得られたのかさっぱりわからない」と疑問を呈した。「議論が進むような土俵をつくる与野党双方の努力がまず必要。何を議論す…
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