注目デバイスの活用で組み込み開発の幅を広げることが狙いの本連載。第11回は、「破壊実験のロマン」に突き動かされた筆者が、パワーMOSFETを使ってシャー芯に灯をともす。 はじめに 今回はパワーMOSFETの使い方を説明するためにシャープペンシルの芯(シャー芯)に灯をともします。読者の皆さんの中には、「それの何処が面白いのか」「何の役に立つのか」という疑問を持たれるかもしれません。その疑問に理路整然と説明はできませんが、筆者を突き動かしたものは「破壊実験のロマン」です。 また、直流電源に直接シャー芯をつないで灯をともす場合との差異を尋ねる方もいるでしょう。今回紹介する作例では、マニュアルで供給電力を調整するノブがあるという違いがあります。 実験用電源でもできそう? それはそうなのですが、制御はマイコンで行っていますので、マニュアルだけでなくマイコン仕掛けのシナリオを持ったドラマチックな灯のと
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