警視庁は15日、「プライベートで問題行為があった」として、同庁の西沢康雄捜査1課長(55)を警務部付に更迭する人事を発表した。 発令は同日付で、後任には若松敏弘鑑識課長(57)が就任する。 問題行為の内容について、同庁は「私的な行為」として公表を控えているが、関係者によると、元女性職員との間に問題があったという。同庁は内規に抵触する行為として、注意処分を行った。 同庁の桜沢健一・警務部参事官は「責任ある幹部として不適切。職務を継続させることは適当でないと判断した」と説明した。 西沢課長は昨年3月に就任し、中央大教授殺害事件などの捜査を指揮した。