マーベラスエンターテイメントは1月22日、2010年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業損益が前回予想から20億円悪化し、17億円の赤字になる見通しだと発表した。海外を中心に、販売が計画を大幅に下回る見込みになったため。不振を受け、欧州と北米での自社発売からは当面撤退し、国内も過去に実績のあるシリーズタイトル中心とするなど、経営方針を転換する。 修正後の予想は、売上高が前回予想から23億円減の80億円、経常損益は20億円悪化して17億6000万円の赤字、純損益は18億円悪化して17億円の赤字。前期も12億2100万円の最終赤字だった。 新たなオリジナルシリーズ創出などに向けて世界市場向け大型タイトルの開発に注力したが、海外市場ではソフトの店頭販売価格が大幅に値引きされるなど厳しい環境が続いており、販売計画が大幅に下回る見通しに。海外計画の見直しに伴い、コンテンツ資産の評価減7億2800万