九工大の学生が人工衛星「鳳龍弐号」で宇宙最高電圧の発電に成功。宇宙で高電圧が必要なワケは?2012.07.13 22:00 まず見た目がかっこいい! 九州工業大学衛星開発部プロジェクトの学生らが製作した、小型人工衛星「鳳龍弐号」が、表面に搭載した太陽電池で、宇宙空間における世界最高電圧の発電に成功したとのこと。 これまで宇宙太陽電池発電ギョーカイでは160ボルトまでが最高値だったんですが、鳳龍弐号はその2倍以上にもなる350ボルト発電ができるんだそうです。 次の画像は鳳龍弐号のイラスト。大きさ:29.6cm×32.0cm×35.0cm じゃあ宇宙で350ボルトの高電圧をつくると何が出来るのでしょう? 公式HPによると 人工衛星は現在多機能化・高性能化が進み、それに伴う大電力が必要とされています。電力の大きさは電圧の2乗に比例している為、大電力を作り出すには電圧を高くしなければなりません。