東京都北区のJR上中里駅近くで3月に見つかった不発弾の爆破処理のため、JR東日本は4日午前11時ごろから午後2時ごろまでの間、現場から半径100メートルの「警戒区域」を通る新幹線と在来線で運転を見合わせる。 JR東日本によると、見合わせは東北、秋田、山形、上越、長野の各新幹線の東京-大宮と、京浜東北線品川-東十条と湘南新宿ライン新宿-大宮。計159本が区間運休や運休し、乗客約9万人に影響する見通し。 JR東日本は通常運転する山手線や高崎線などに乗車するよう呼び掛けている。 不発弾は直径約10センチ、長さ約40センチ。上中里駅に近い国の施設の建設予定地で、埋蔵文化財を発掘調査中に見つかった。