[東京 18日 ロイター] - 丸の内キャピタル(東京都千代田区)が保有する高級スーパーマーケット、成城石井(横浜市)の売却作業が始まっている。小型スーパーの展開を開始したローソン や多様な小型店舗の展開を進めている三越伊勢丹ホールディングス などが入札に応じる見通し。現在進められている1次入札を経て、早ければ秋にも売却先が決まる。複数の関係筋が、ロイターに明らかにした。 丸の内キャピタルがレックス・ホールディングスから成城石井を取得してから、今年5月で3年になる。関係筋によると、丸の内キャピタルは現在、売却の作業を進めている。売却金額は、負債を含めて500億円程度。 ただ、買い手候補からは、500億円では高過ぎるという声もあり、売却交渉が売り手の思惑通りに進むかどうかは不透明だ。入札が不調に終わった場合、株式公開(IPO)という選択肢が浮上する可能性もある。 丸の内キャピタルが買収した際