![業界初!アイドルと“文通”できるプロジェクト「フロムアイドル」始動 森倉円らキャラデザ担当 | アニメ!アニメ!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e2233c9734643cf7171c702f6c20e04efac0215c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fanimeanime.jp%2Fimgs%2Fogp_f%2F374899.jpg)
9月10日、アニメ制作技術に関する総合イベント「あにつく2017」がUDX GALLERYにて開催された。「『正解するカド』CGメイキングセミナー」にはCGディレクター・カトウヤスヒロ氏をはじめ、東映アニメーションのスタッフが登壇。3DCGと手描きのハイブリッドによって生み出された話題作の制作秘話を披露した。 『正解するカド』は、東映アニメーションが初めて手がけた3DCGのオリジナルTVアニメシリーズである。本作は目標に「印象として7割以上がCGになること」を掲げた。CGはキャラクターの顔が崩れにくかったり、モデルを使い回せたりと様々なメリットがあるが、作るためには大量の時間と制作費が必要となる。まずは本格的な作業に入る前のプリプロダクションの段階で、何をCGにして何を手描きの作画にするかという区分けを決定した。 キャラクターは全33人のうち実際にCGで作られたのは15人で、数だけを見れば
私鉄大手の東京急行電鉄は2月10日、映画興行チェーンの東急レクリエーションの株式公開買付けと自己株式処分による第三者割当引受けでの株式取得を発表した。公開買付けは2月12日に開始、3月10日まで受け付ける。買付価格850円は前日終値に17.24%のプレミアがつけられた。 第三者割当後、公開買付株数も予定まで達すれば東急電鉄の持ち株比率は過半数50.1%まで上昇する。東急レクリエーションは引き続き上場を維持するが、東急電鉄の連結子会社となる。 東急レクリエ-ションの2016年12月期の連結売上高予想は333億8400万円、営業利益9億2700万円、経常利益7億3100万円、当期純利益4億9400万円としている。前期も14億800万円の純利益があった。 東急レクリエーション社名に東急の名前を冠して、国内大手映画興行チェーンを運営するが、これまで東急電鉄とグループ会社の保有株式は25.45%と資
2016年2月4日にテレビ東京ホールディングス(テレビ東京HD)の第3四半期決算が発表された。通期連結売上高は1005億3000万円(4.7%増)、営業利益65億7600万円(31.8%増)、経常利益68億4400万円(30.1%増)、四半期純利益は42億9300万円(39.7%増)である。利益の高い伸びが目立った。 なかでもアニメ関連事業の好調ぶりが際立っている。地上波放送事業のなかにあるアニメ事業の売上高は第3四半期までで103億900万円と前年同期比78.2%増と高い伸びとなり、100億円を超えた。これに伴い粗利益は39億5600万円(136.1%増)と急伸した。 国内では『妖怪ウォッチ』の商品化が好調だった。大型イベントとして話題を呼んだ「NARUTO-ナルト-展」も好成績だった。 さらに海外事業がこれを後押ししている。中国をはじめとした海外への配信ライセンス、オンラインゲームなど
日本のアニメビジネスが大きく変わり始めている。2015年はそれを感じさせる年だった。市場は2010年代以降、右肩上がりの成長を続けるが、それはアニメ業界の変化を反映したものである。 市場拡大は業界企業によるヒット作の創出や新たな事業への挑戦の努力によるものだ。同時に、アニメ制作本数の増加や関連ビジネスの広がりが牽引している。アニメ制作本数の増加は国内外のアニメに対する制作需要の増加と新規企業の参入を、関連ビジネスの広がりは収益の多様化やビジネス構造の変化を反映している。 “アニメビジネス変革期”をテーマに、アニメ!アニメ!では2015年のアニメビジネス10大ニュースを選んだ。1位は「中国」である。中国は公衆送信権(配信権)などのラセンスの販売先だけでなく、日本でのアニメ製作出資などでも急浮上している。ビッグマネーが業界を揺るがす。 2位は「動画配信」である。Netflixの日本進出とアニメ
アニメ!アニメ!編集部は2015年12月16日から23日の期間、2015年のアニメ作品及び視聴動向についてユーザーアンケートを実施。いただいた結果をもとに、昨今、話題となるアニメファンの動画配信を利用した視聴動向をまとめた。 回答をいただいたのは1478名。最新の動画配信サービスの利用動向が窺われる。 ■ 有料配信サービスの利用者は11.9% 新たなビジネスとしても期待されているアニメの動画配信サービスだが、実際の利用者はどのぐらいなのだろうか。今回の調査からは、全体の48.4%が無料配信サービスで視聴していることが明らかになった。すでに二人に一人は、動画配信を利用していることになる。 一方で、有料サービスは広がりに欠けているようだ。定額見放題サービスの利用者は11.8%、個別課金サービスの利用者は3.4%にとどまっている。定額サービスは月額400円程度から1000円程度の金額だが、無料サ
国内劇場アニメ市場は、2015年も活況を呈した。興行収入58億5000万円、観客動員数459万人なった細田守監督の『バケモノの子』の大ヒットに加えて、「名探偵コナン」「ドラえもん」「ドラゴンボール」各シリーズなどの定番アニメがいずれも記録的な興収を続けている。2014年末に第1弾、2015年末に第2弾を公開した「妖怪ウォッチ」の劇場版も好調だ。さらに深夜アニメ発の作品からも『ラブライブ!』が興収28億円を超え、大きなニュースとなった。 こうしたなかで映画館で上映されるアニメの本数は、高止まりしている。2015年は国内作品だけで80本以上が上映されたとみられる。 アニメ!アニメ!編集部ではこれまでに引き続き、前年末時点で判明した今年1年の劇場アニメの公開リストをまとめた。リストは邦画アニメ、洋画アニメーションの両方を、そしてイベント上映のうち一週間超のものも含めた。 この結果、現在、2016
日本、そして世界に向けた個性たっぷりのオリジナルアニメ企画が、新しいスタジオから飛びだした。CGアニメ製作のシンフォニウム株式会社は、10月26日に新作アニメ『CHIKA☆CHIKA IDOL』のプロジェクトを発表した。26日には公式サイトもオープンし、その概要も明らかになった。 『CHIKA☆CHIKA IDOL』は、「地下アイドル」の少女たちの日常を描くアイドルアニメになる。「地下アイドル」とはライブを中心に活動し、熱狂的なファンを持つアイドルたちのことだ。本作ではセルルックの3DCGにより、熱いライブシーンも表現する。 監督は『とある魔術の禁書目録』『あずまんが大王』をはじめ、数々のヒット作を世に送り出してきた錦織博が担当する。プロデューサー・原案を本条靖竹、キャラクターデザインを鏡乃もちこ、CG制作はエフシックが務める。 プロジェクトを企画・製作するシンフォニウム株式会社は、201
左)クランチロール共同創業者・CEOクン・ガオ氏 右)クランチロール日本法人社長 ビンセント・ショーティノ氏 10月22日、米国・サンフランスシコ市に本社を持つクランチロールは、住友商事と共にアニメ製作の投資を行う会社を共同設立すると発表した。新会社の名称や時期、出資比率、投資規模については今回明らかにされていないが、昨今のアニメビジネスの流れの早さから、かなり早い段階で立ち上がることになりそうだ。 発表によれば新会社は、日本アニメへの製作委員会への出資を目的とする。出資を通じて海外向けのアニメの権利などを獲得し、日本アニメの海外への流通を促進する。 クランチロールはアニメやマンガ、ドラマなどの日本コンテンツの海外向け配信の大手サイト、世界7ヶ国語で日本アニメを日本での放送開始と同時期に配信する。登録ユーザー数は世界全体で1000万人を超える。再び盛り上がっているとされる日本アニメ人気の中
10月13日に発表された映画大手の東宝の2016年第2四半期決算が好調だった。連結売上高は1238億6600万円と前年同期比で14.5%増となったほか、営業利益は243億3200万円(29.5%増)、経常利益は256億1400億円(29.8%増)、そして四半期純利益は158億800万円(13.4%増)である。2年連続で増収増益だった。 映画事業、演劇事業が好調だったことに加えて、不動産事業も堅調だった。映画営業、映画興行、映像事業の3部門からなる映画事業全体の売上げは855億9500万円(19.2%増)、営業利益は171億7500万円(35.7%増)となった。 演劇事業は売上げ70億7800万円(21.4%増)、営業利益15億1700万円(76.2%増)である。不動産事業は売上げ307億500万円(2.1%増)、営業利益72億5600万円(3.1%増)、2015年4月に開業した新宿東宝ビル
地上波キー局のひとつフジテレビが、アニメ事業の拡大に動きだした。フジテレビは2016年よりアニメ『モンスターハンター ストーリーズ』(仮)の放送を開始する。本作はカプコンが2016年に発売する家庭用ゲーム『モンスターハンター ストーリーズ』を原作とするテレビシリーズになる。「モンスターハンター」シリーズでは初のアニメ化となる。 アニメ『モンスターハンター ストーリーズ』の放送にあたってフジテレビは、新たにデイタイム(6時~19時)にアニメ放送枠を設けることを発表している。『ワンピース』が日曜午前中に放送時間を移動して以来10年ぶりのアニメ新枠となる。これについてフジテレビは、子どもに観てもらいたい、親子で楽しんで欲しいと『モンスターハンター ストーリーズ』をファミリー・キッズ向けの作品とすることを明らかにしている。 放送開始は2016年とだけされており、より詳細な時期や放送時間、スタッフ、
フジテレビジョンは2014年8月1日付で、東京・田無市に本拠を持つアニメ制作会社のデイヴィッドプロダクションを子会社化した。デイヴィッドプロダクションは、2007年9月にGDH(現ゴンゾ)出身の沖浦泰斗氏、梶田浩司氏らが設立した。元請制作の作品として、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』やその続編『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』、『戦う司書』、『リストランテ・パラディーソ』などヒット作や話題作がある。 フジテレビの持株比率や株式の譲渡価格は明らかにされていない。一方で、フジテレビの総合開発局長の清水賢治氏がデイヴィッドプロダクションの非常勤の取締役副社長に、コンテンツ事業局コンテンツ事業部長の宮道治朗氏とアニメ開発部部長の松崎容子氏がそれぞれ非常勤の取締役に就任している。今後、両社が協力して事業を進めていくことが窺われる。 フジテレビは2013年1月にアニメ開発部を設置、アニ
アニメーション制作の中堅スタジオであるマングローブが、2015年9月29日より破産手続きに入ったことが分かった。マングローブは製作委員会などからアニメーション制作を直接受注する元請け制作会社のひとつ、数々の人気アニメを制作してきた。 同社は債務超過状態が続いており、このため債務整理の在り方を検討していた。しかし、事業の継続が困難であるとの結果に至り破産手続きをすすめることになった。今後、裁判所に破産手続きを申し立てる。 マングローブは2002年に、代表取締役を務める小林真一郎氏らにより設立された新興のアニメスタジオである。小林真一郎氏はサンライズのプロデューサーの経験があり、歴史が浅いながらもアニメーションの元請制作を数多く手がけてきた。2004年の『サムライチャンプルー』、2006年の『Ergo Proxy』、2008年の『ミチコとハッチン』など、クリエイターの個性を押し出したハイクオリ
アニメ製作などを手掛けるIGポートは、グループ会社のプロダクションI.Gがアニメ『フリクリFLCL』の原作権を獲得したことを明らかにした。『フリクリFLCL』は2000年から2001年にかけてプロダクションI.Gとガイナックスが共同制作した。 今回プロダクションI.Gは原作者であるガイナックスから、この原作権の譲渡を受けた。譲渡価格は公表されていない。プロダクションI.Gは、今後、作品の権利を新作アニメのリメイクなどに活用する。往年のヒット作の新作が今後期待できるかもしれない。 『フリクリFLCL』は2000年から、全6話を全6巻でOVAとして発売した。地方都市住む小学5 年生のナオ太は、ある日、謎の女が乗ったべスパに引かれたことをきっかけに普通で生活に巻き込まれる。ナオ太の頭からは角が生え、ロボットが出現。さらに謎の女ことハル子はナオ太の家に家政婦として現れる。奇想天外、ファンタジックな
映像作品を楽しむうえで、動画配信の重要性がますます高まっている。2014年の日本テレビ放送網によるHuluの買収、2015年秋に予定する北米最大手のネットフリックスの日本市場参入、さらに各社がサービス強化に動くなど動画配信を巡る動きも活発だ。 そうしたなかで国内映画会社が団結し、映画配信の新たなサービスを提供するとして動きだした。2015年5月29日にジャパン・コンテンツ・グループ(JCG)が発足、同日事業概要が発表された。 JCGは、2015年にスタートするコンテンツ保有者による直営型映像配信サービス「ボノボ」を支援する任意団体として映画業界が中心に組織された。設立にあたっては、日本映画製作者連盟、外国映画輸入配給協会、洋画メジャー各社、さらに在京民放5社から企業が参加する。設立段階で、すでに29社が名を連ねているという。 会長には映画製作者連盟会長で東映の代表取締役グループ会長の岡田裕
5月28日に日本の劇場映画としては3年ぶりに中国で全国公開された映画『STAND BY ME ドラえもん』が大ヒットとなっている。公開当初より記録的な興行収入となり、一日の興収では米国ドリームワークスの『カンフー・パンダ2』を超え、中国で公開されたアニメーション映画としては過去最高となった。その後も順調に数字を伸ばしている。 中国本土と香港の映画情報・市場リサーチ会社の芸恩網のまとめによれば、公開から10日目にあたる6月6日までの『STAND BY ME ドラえもん』の中国での興収は4億2359万元で、日本円で86億円を超えた。この金額は、同作の日本国内での興収83.8億円を超える。日本のアニメが国内より海外でより稼ぐ結果になった。 『STAND BY ME ドラえもん』は、藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品として、八木竜一監督、山崎貴監督のもと撮られた。これまで2Dセルタッチのアニメで
総務省が11月28日に発表した「放送コンテンツの海外展開に関する現状分析(2013年度)」によれば、2013年度の日本の放送コンテンツの海外輸出は137.8億円だった。前年の調査の104.3億円から大幅に伸びた。 輸出総額のうち62.2%がアニメで、アニメコンテンツの海外輸出は約85億7300万円になる。一方、商品化権やビデオグラム(DVDやBlu-ray)化権、フォーマット・リメイク権、インターネット配信権を含まない番組放送権のみの輸出総額は62.1億円である。こちらはアニメのシェアは47.2%となる。アニメが放送権だけでなく、映像周辺ビジネスで売り上げをあげていることが分かる。 この調査は総務省の情報通信制作研究所が、日本の放送コンテンツの海外展開状況を知るものとして毎年まとめている。調査対象が地上波局(2013年度は100社)と衛星局(同72社)、プロダクション7社となっている。対象
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