日本国有鉄道(国鉄)が1964年(昭和39年)10月1日に東海道本線の線路容量逼迫(ひっぱく)対策として、東京駅 - 新大阪駅間の線増区間として開業した東海道新幹線を端緒とする。その後国鉄時代には山陽本線の線増区間として建設された山陽新幹線の開業を経て、全国新幹線鉄道整備法に基づく基本計画を根拠として東北・上越の各新幹線が開業した。国鉄分割民営化により国鉄の事業がJRに移行した後は、北陸[注 2]・九州(鹿児島ルート)・北海道・西九州(九州〈西九州ルート〉の一部)の4路線が開業し、加えて従来のJR線(在来線)と新幹線とで直通運転を行うミニ新幹線(法令上は標準軌の在来線。詳細後述)として山形・秋田の2路線が開業しており、新幹線網の拡大は半世紀にわたって続けられている。2024年(令和6年)時点でも北海道・北陸・中央の各新幹線が建設中である。 2023年(令和5年)の時点で、フル規格8路線(合