博報堂DYHD(ホールディングス)は2021年4月9日、同社グループ主要3社(博報堂、大広、読売広告社)の2021年3月分の売上高速報を公開した。今回は同社の主要部門別売上高の前年同月比、そして各種指標を過去の公開値などを基に独自に算出し、各種広告売上の動向、さらには広告業界全体の動きを確認していく。 新聞とテレビ、インターネットがプラス データ取得元の詳細な情報、各部門における算出上の留意事項、さらに今件カテゴリーの過去記事は【定期更新記事:電通・博報堂売上動向(月次)(電通・博報堂)】に収録・記載済み。今件記事に併せ、そちらで確認のこと。なおすでにお伝えしている通り、電通は2018年1月分から月次の業績報告を行わなくなったため、今記事における精査も博報堂DYHDのみが対象となる。 まずは主要部門ごとの前年同月比を計算し、グラフ化する。 4大従来型メディアと当サイトでは命名している(かつ