マリモ群生地 阿寒湖上流「パンケトー」に 着生型、国内3番目の規模 (09/18 10:27) パンケトーの湖底で確認された着生型マリモの群生地(釧路市教委提供) 【阿寒湖温泉】国の特別天然記念物マリモで有名な阿寒湖(釧路市)の上流部にある湖「パンケトー」で、一般的に知られる鞠(まり)形ではなく、湖底に付着する着生型と呼ばれる種類のマリモ群生地が確認された。湖岸に近い湧水(ゆうすい)地の周囲1200平方メートルで、着生型の群生地としては、姉沼(青森県)、西湖(山梨県)に次ぐ国内3番目の規模。 釧路市教委マリモ研究室が8月に行った潜水調査で、40メートル×30メートルの広範囲の繁殖を発見。同湖に着生型のマリモが生息するのは知られていたが、大規模な群生はこれまで見つかっていなかった。 マリモの定義は「糸状の藻」。波の力で絡み合ったり放射状に伸びたりして鞠形になるタイプのほか、石に付着したり湖面
都内の六本木ヒルズ(Roppongi Hills)で大きな目玉のマスクを被ったパフォーマンス・グループ「Medaman-Medaman(メダマン・メダマン)」(2009年4月26日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【9月21日 AFP】米アイオワ(Iowa)州在住の男性の目に虫が巣を作り、レーザー光線を2度当てて虫を退治したと、20日の地元紙テレグラフ・ヘラルド(Telegraph Herald)が報じた。 ジョン・マシューズ(John Matthews)さんは前年12月、左目の視界が2か所ほど曇ることに気付き、病院でさまざまな検査を受けた。 視界不良をもたらしているおぞましい正体に気付いた医師は、マシューズさんをただちにアイオワ大学病院(University of Iowa Hospitals and Clinics)に送り、レーザー光線で虫を
外来種コイ、五大湖に迫る=侵入阻止へ瀬戸際の攻防−米 外来種コイ、五大湖に迫る=侵入阻止へ瀬戸際の攻防−米 【シカゴ時事】五大湖の一つであるミシガン湖に、アジア原産のコイが迫りつつある。米当局は湖の生態系を守り、釣りや漁業への悪影響を未然に防ごうと、あの手この手で防戦。それでもコイはじりじりと湖に近づいており、関係者の間には焦燥感が漂っている。 問題のコイは「ビッグヘッドカープ」「シルバーカープ」など繁殖力が強い品種。1970年代に養殖場を浄化させる目的で米南部に輸入されたが、洪水で近隣の川へ逃げ出し、イリノイ川などを経て北上。今やミシガン湖にまで生息範囲を広げようとしている。 ビッグヘッドカープは食欲旺盛で、体重45キロを超える成魚も。シルバーカープはボートのエンジン音に反応して水中から飛び上がり、人にけがをさせる恐れがあるという。 米当局は最後のとりでとして、ミシガン湖につながる
前の記事 「大停電の原因はハッカー」米CBS報道は誤り:ブラジル政府 3つの宇宙望遠鏡が共演:天の川銀河の新しい写真 次の記事 クモの糸の驚異と、100万匹が作った「黄金の織物」 2009年11月12日 Hadley Leggett 画像:アメリカ自然史博物館 大量の野生のクモから採取された糸で作られた貴重な織物が、9月23日(米国時間)からニューヨーク市のアメリカ自然史博物館で展示されている。 独特の金色をしたこの織物を製作するには、4年間と大量の人員が必要だった。マダガスカルの電柱からコガネグモ科のクモを集める作業に70人が取り組み、それとは別に12人が、クモ1匹から約24メートルの糸を慎重に引き出す作業にあたった。 こうして作られた11フィート×4フィート(約3.4メートル×1.2メートル)の織物は、野生のクモの糸でできたものとしては、現存する唯一の大きな布地だ。 このプロジェクトは
熱で雪を溶かし花を咲かせるザゼンソウ=09年3月、岩手県北上市和賀町藤根の群生地 自ら熱を出して周りの雪を溶かし、花を咲かせるザゼンソウ。岩手大学農学部付属寒冷バイオフロンティア研究センター研究員の稲葉靖子さん(33)らのグループが、この熱を生むシステムの一端を世界で初めて明らかにした。ザゼンソウの細胞内でエネルギーを作り出すミトコンドリアが影響しているという。4日付の英国の科学雑誌に掲載された。 将来、低温に弱い作物の耐寒性を高めたり、耐寒性に優れた農作物を育てたりすることにつながる可能性があるとして、期待されている。 ザゼンソウは寒冷地の湿地帯に自生するサトイモ科の発熱植物。僧が座禅を組む姿に似て名付けられた。赤紫色の苞(ほう)に包まれた小さい花が密集した部分が発熱する。外気に敏感に反応し、外気が零下になっても体温を20度前後に保ち、1〜2週間発熱し続ける。 ミトコンドリアは動
ヒマラヤで見つかった「飛ぶカエル」と呼ばれる新種のカエル(トトゥル・ボルタムリ氏/WWFネパール提供) 【ワシントン=勝田敏彦】世界自然保護基金(WWF)は、ヒマラヤ山脈東部で98〜08年に動植物の調査をした結果、350以上の新種が見つかった、と発表した。新種の中には、よく発達した後ろ脚の膜を使ってムササビのように滑空できる「飛ぶカエル」などが含まれている。 このほか、世界で2番目に小さい鹿も見つかった。当初、知られている鹿の子と思われていたが、DNAを調べたところ、新種であることが判明した。 調査地域は、インド北東部からネパール、ブータン、ミャンマー(ビルマ)、中国・チベットにかけて。現地に入るのが困難な地域のため、これまで十分な調査がされておらず、今後も新種の発見が期待されるという。
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く