本部千博 ほんべ眼科院長。ほんべ視力健康研究所所長。 1985年、岐阜大学医学部卒業。協立総合病院で研修後、内科医として勤務。 89年、岐阜大学医学部眼科教室に入局。2005年より現職。 「近視・老眼は治せる」をモットーに、独自の視力回復法や生活指導によって、近視予防や老眼防止などに成果を挙げている。 ●ほんべ眼科 https://www.honbe-ganka.com/ 健康診断などで視力が低下したという結果が出ても、急いでメガネを作る必要はありません。切実に困ったことがない限り、少しの間は様子を見るといいでしょう。 なぜなら視力は、体調や体のリズム、気分、姿勢、天候などによって絶えず変化しているからです。一度の検査結果から、すぐに決めつけられるものではありません。 以下のような、私自身の経験もあります。 中学生のとき、眼科で行った視力検査で、右目の視力が0・3と出ました。医師からは、「