デンソーは6月19日、農業事業の取り組みと、房取りミニトマトの全自動収穫ロボット「Artemy」(アーテミー)に関する説明会を開催した。Artemyは、5月14日から欧州地域で受注を開始している。 デンソーは、気候変動や就農人口の減少、物流の多様化、フードロスなどの社会課題の解決に向け、自動車事業で培った技術を食農分野でも展開している。同社でフードバリューチェーン事業推進部担当 上席執行幹部を務める向井康氏は、中でも施設園芸の分野で自社の技術をもっとも生かせるとして、「農場の工場化」をコンセプトに、今後も機器やシステムを提供していく予定だと述べた。
![デンソー、「農場の工場化」を実現する全自動収穫ロボ「Artemy」を欧州市場へ投入](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3f6c2e3f66ef8eb8bf098ee9499925d6a741dd10/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2024%2F06%2F21%2Fa02a91e19164828444018c59bf758e9a%2F0619_denso_7.jpg)