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ブックマーク / www.technologyreview.jp (17)

  • AI活用で「超」個別指導 中国の教育イノベーションは 世界を変えるか?

    China has started a grand experiment in AI education. It could reshape how the world learns. AI活用で「超」個別指導 中国教育イノベーションは 世界を変えるか? 世界一のAI大国を目指す中国では、教育分野でもAIの導入が急速に進んでいる。「世界を狙う」エドテック企業も出てきた。 by Karen Hao2020.03.02 477 47 5 18 中国・杭州の中学校に通うチョウ・イーは、数学の成績があまりにも悪かった。このままでは大学には行けない可能性があった。そんなとき学校にやってきたのが、個別指導サービスを提供する「スクワールAI(Squirrel AI)」という会社だった。チョウは以前にも個別指導サービスを試したことがあったが、今回のは違った。人間の教師ではなく、人工知能AI)アルゴリズ

    AI活用で「超」個別指導 中国の教育イノベーションは 世界を変えるか?
  • わずか46日で新薬候補、米スタートアップがGAN活用で

    米国のスタートアップが、2つの一般的な人工知能AI技術である敵対的生成ネットワークと強化学習を用いて、極めて短期間で新薬を開発できる方法を示した。 AI製薬スタートアップ企業であるインシリコ・メディシン(Insilico Medicine)のチームは、トロント大学の研究グループと協力し、線維症(組織の瘢痕)に関連するタンパク質を標的とする分子3万種類をわずか21日間で設計した。同チームは研究室でこれらの分子のうち6種類を合成した後、2つを細胞でテストし、最も有望な1つは実際のマウスでテストをした。そして、これらの合成された分子は線維症に関連するタンパク質に対して非常に強力で、「薬物のような」効果を示したと結論付けた。この全体のプロセスはわずか46日間で完了し、研究結果は9月2日付で学術誌のネイチャー・バイオテクノロジー( Nature Biotechnology )に掲載された。 今回

    わずか46日で新薬候補、米スタートアップがGAN活用で
  • ローレンス・レッシグに聞く、データ駆動型社会のプライバシー規制

    Interview with Lessig: Privacy Regulation in the Data-Driven-Society 経済成長の原動力としてデータ流通に注目が集まり、各国でさまざまなアプローチが展開されている。同時に、GAFAのような巨大プラットフォームによる膨大なデータを収集は監視であるとして、判然としないプライバシー保護やセキュリティに不安の声も増えている。サイバー空間の法制度について先見性に満ちた考察で知られるハーバード大学のローレンス・レッシグ教授に、信頼できるデータ流通のために構築すべきアーキテクチャについて聞く。 by Keiko Tanaka2019.07.29 1583 348 48 5 ——あなたは「シェア」や「オープン」といった価値観から、著作者が自分の作品の再利用について意思表示できるクリエイティブコモンズを創設し、そして近年では主権者の意思を反映

    ローレンス・レッシグに聞く、データ駆動型社会のプライバシー規制
    takmin
    takmin 2019/08/26
    “許可すべきデータの用途、禁止すべきデータの用途、人々が判断すべきデータの用途とは何かをはっきりさせていくということです。そして個人が判断すべき領域はなるべく狭くしておくべきです”
  • 画像認識で商品補充を効率化、ウォルマートが大型実験店

    ニューヨーク州のレビットタウンにある実験店で、小売世界大手のウォルマートが新しいテクノロジーを買い物体験に応用する方法を試験中だ。 ウォルマートの「インテリジェント・リテール・ラボ(Intelligent Retail Lab)」店には、棚や通路を監視するカメラと、インタラクティブ・ディスプレイが設置されている。当初の目標は、製品の在庫管理のプロセスを迅速化し、総勢100人のスタッフが、商品の補充が必要な時期や場所をより簡単に把握できるようにすることだ。コンセプトストアとはいえ、3万点以上の商品を陳列しており、一般客が利用できる。 店内に設置されたカメラは、棚の商品を自動的に検知し、商品の補充や(鮮度の落ちた商品の)回収時期を認識する。AP通信によると、ウォルマートが採用しているマシンビジョン・アルゴリズムは、バナナの色から熟れ具合を検知できるという。補充や回収の必要があると判断した商品は

    画像認識で商品補充を効率化、ウォルマートが大型実験店
  • 「AI大国」中国について知っておきたい5つのこと

    オックスフォード大学で中国人工知能AI)開発について研究しているジェフ・ディン博士は、昨年1年間に得た重要な点ついての考察を最近発表した。中国AI産業の現状をよく反映しているので、内容を以下に簡単にまとめて紹介する。 1.  中国語を話すAIコミュニティと英語を話すAIコミュニティには非対称性がある 中国人研究者の大半は英語を読むことができるし、欧米のほぼすべての主要な研究開発の内容はすぐに中国語に翻訳される。だが、逆もまた然りとはいえない。そのため、中国の研究コミュニティは英語圏の研究コミュニティよりも両陣営で起きていることをずっとよく理解している。中国AI産業が成長を続けるにつれて、欧米人にとっては大きなデメリットとなるかもしれない。 2. 欧米人は中国AIの能力を過大評価している 過大評価の原因は、一部はメディアにあり、一部は「AI軍拡競争」という物語を自らの課題を進めるた

    「AI大国」中国について知っておきたい5つのこと
  • 「ネットの意見が法を作る」 デジタル民主主義で 世界をリードする台湾の挑戦

    The simple but ingenious system Taiwan uses to crowdsource its laws 「ネットの意見が法を作る」 デジタル民主主義で 世界をリードする台湾の挑戦 若者の政治への関心が高い台湾では、「v台湾(vTaiwan)」というプラットフォームを通じて、市民が立法プロセスに参加している。先進的なデジタル民主主義の取り組みは、台湾をどう変えたのか。 by Chris Horton2019.03.22 389 57 9 6 あれは2015年後半のことだった。色々なことが行き詰まっていた。その4年ほど前に台湾の財務省は酒類のオンライン販売の合法化を決定していた。新しい法律の方向性を決めるため、財務省は酒店、電子商取引プラットホーム、さらにオンライン販売によって子どもがお酒を簡単に買えると心配する市民団体などとの話し合いを始めた。しかし、話し合い

    「ネットの意見が法を作る」 デジタル民主主義で 世界をリードする台湾の挑戦
  • ディープマインド、ゲーム攻略AIの訓練を転移学習で大幅効率化

    新しい人工知能AI)は、1つの仕事についての洞察を別の仕事の助けにすることに成功した。機械学習のより多様な未来が垣間見える成果である。 機械学習アルゴリズムのほとんどは1つの分野でしか訓練できず、1つのタスクで学習したことを使って別の新しいタスクを実行することはできない。 AIに強く望まれるのは、ある設定で得た洞察を別の場所に適用する「転移学習」と呼ばれるシステムを作ることだ。 グーグルAI子会社ディープマインド(DeepMind)は新たに、 IMPALA(インパラ)と呼ばれる複数のタスクを同時に実行するAIシステムを作り上げた。 IMPALAに57のビデオゲームをプレーさせて、学習したことを共有させようとしたところ、1つのゲームで学習したことを別のゲームを移せる兆候が示された。 学習結果を共有したIMPALAは、同様のAIと比べると10分の1のデータ量で訓練が可能で、ゲームの最終スコ

    ディープマインド、ゲーム攻略AIの訓練を転移学習で大幅効率化
  • 事前学習なしで商品をピックアップ、オカドの最新倉庫ロボ

    大袋に入ったオートミール、紙筒に入ったポテトチップス、もしくはティーバッグの箱——。どれもこの倉庫ロボットにとっては同じだ。世界最大のオンライン専業料品店オカド(Ocado)によって開発された機械は、料品が隙間なく入った大きな外箱から1つ1つの商品を選び取るように設計されている。高度に自動化された配送センターで、顧客から注文を受けた商品を選んで集めるためだ。 ロボットの可動式のアームの先端には、小さな吸着カップが装備されている。吸着カップが付いたアームを商品に下ろして、吸引力を使ってピックアップする。当初、オカドのエンジニアは、商品パッケージの精密な3D模型を作り、画像認識を使って商品を選び取るつもりだった。しかし、実際には、ロボットが作業をするそれぞれの料品が入っている外箱には、すべて同じ商品がたくさん入っていることに気付いた。つまりロボットは、乱雑に散らかった商品から特定の品物を

    事前学習なしで商品をピックアップ、オカドの最新倉庫ロボ
  • 行動の「取り消し」で深層強化学習を効率化、グーグルらが発表

    深層強化学習は、子どもが何かの技能を学ぶのと非常に似ている。習うより慣れろだ。しかし、ロボットのような自律エージェントの場合、ある試みの後に次の試みを実施する前に、エージェントを取り巻く環境を元の状態に戻さなければならない。それは例えば、人間が走り回って物体を置き直すといった時間のかかる面倒な作業になることもある。 グーグル・ブレイン、ケンブリッジ大学、マックス・プランク知能システム研究所、カリフォルニア大学バークレー校の研究者は、次の試みを実施するために環境を元に戻すことや、元の状態に戻せないような行動はとらないことを、エージェントに教える方法について、アーカイブ(arXiv)に公開した新しい論文で詳細に記述している。 研究者たちは、一緒に機能する「進む」と「元に戻す」方策をエージェントに与えた。「進む」方策は技能を学習するのと一緒にタスクとして課されるのに対し、「元に戻す」方策はエージ

    行動の「取り消し」で深層強化学習を効率化、グーグルらが発表
  • 低スペックスマホでも「フェイスID並み」実現? 顔認証に新技術

    アイフォーン Xの登場で3D顔認証が注目されている中、専用ハードウェアが不要で、安価なスマホでも使える技術を開発したと謳うスタートアップ企業が現れた。 by Rachel Metz2017.10.11 14 14 5 0 パスワードと違って、同じ顔は1つとしてない。その単純な事実によって、顔認証は株取引からビデオゲームに至るまで、近い将来、非常に有力な認証システムになるかもしれない。スマートフォンによる生体認証がますます一般的、かつ高度になっているからだ。 https://s3.amazonaws.com/files.technologyreview.com/p/pub/files/zoomwireframeupdate_0.mp4 アップルのような一部の企業は、赤外線カメラなどのセンサーで顔を3Dマッピングするのが最善だと考えているが、その技術が使えるのはハイエンド機種のスマホに限られて

    低スペックスマホでも「フェイスID並み」実現? 顔認証に新技術
    takmin
    takmin 2017/10/11
  • アマゾン ・ゴー風「レジなしスーパー」で万引きを試みた結果

    レジの代わりにカメラや人工知能で商品を認識する「アマゾン・ゴー」のような自動支払い店舗が注目されている。スタートアップ企業が試験運営中の店舗で実際に体験してみた。 by Rachel Metz2017.09.06 55 27 7 0 近所のスーパーマーケットにある使いにくいセルフレジはもう要らなくなりそうだ。人工知能AI)によってショッピングは大きく進化しようとしている。 カリフォルニア州サンタクララにある試験店舗の店内には、ドリトスやハンドソープ、コーラといった、さまざまな商品で溢れている。客はプラスティック製の買い物カゴを手に取り、店内を歩きながら商品を入れていく。最後に向かうのはレジではなく、出入口近くにあるタブレット・コンピューターだ。タブレット画面にカゴに入っているすべて商品のリストと代金が表示され、支払いを済ませて店を出る。 この店舗は、スタートアップ企業「スタンダード・コグ

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    takmin
    takmin 2017/09/08
  • ブロックチェーンはどう進化するか?伊藤穣一氏らが予測する未来

    MITメディアラボの伊藤穣一所長、ブロックストリーム社のインフラ技術エンジニアであるラスティ・ラッセル氏が、ビットコインのこれからを、インターネットの進化とレイヤー構造、Linuxの開発と普及の歴史になぞらえて占う。 by Yasuhiro Hatabe2017.08.09 181 20 5 0 ブロックチェーンやビットコインはただのバブルなのか? それとも社会的なインフラへとして進化し、社会へ浸透していくのか? デジタルガレージほか3社が開催した「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2017 TOKYO」の2日目となる7月26日、デジタルガレージ共同創業者でもあるMITメディアラボの伊藤穣一所長は、ブロックチェーンの今後を、インターネットの構造と進化の過程になぞらえて語った。 ビットコインは思っているほど早くは来ない 伊藤所長は、1枚の写真をスクリーンに映し、1990年

    ブロックチェーンはどう進化するか?伊藤穣一氏らが予測する未来
    takmin
    takmin 2017/08/10
    新しいテクノロジーがインフラ化するのは時間がかかる。今のブロックチェーンブームはビジネスが先行しているから短期的にはうまくいかない。インターネットプロトコルやLinuxとの対比がわかりやすい。
  • ポケモンGOのズレをなくせ!ARアプリの精度アップに新技術

    現在の拡張現実(AR)アプリで、現実世界に重ね合わせて表示されるバーチャル・イメージにはどこか不自然さが付きまとう。その原因の一つに、混雑した街中では特に、ユーザーの位置を正確に検出できないことがある。 by Rachel Metz2017.08.07 35 12 4 0 スマホを使って「ポケモン GO」のような拡張現実(AR)アプリで遊んだことがある人ならだれでも、ディスプレイ越しに見えるバーチャル・イメージが、背景の現実世界とは異なって見えることに気付くだろう。 拡張現実アプリは、スマホのGPSと磁気センサーを組み合わせて使うことでユーザーのいる場所を検知し、スクリーン上のどこにバーチャル・イメージを表示するかを決める。しかし、賑やかな都市を歩き回っているときには、GPSがあまりうまく機能しない。そのため、バーチャル・オブジェクトが周囲の風景に溶け込まず、ぎくしゃくしながら現れたり消え

    ポケモンGOのズレをなくせ!ARアプリの精度アップに新技術
    takmin
    takmin 2017/08/08
    SLAMではなく、Building Rome in A Dayを自己位置推定に応用したみたいな感じかな。
  • 賢くなった見守りカメラが登場、顔だけでなく動きも認識

    自宅の状況をスマホで確認できる見守りカメラはめずらしくないが、スタートアップ企業ライトハウスのカメラなら、自宅に誰がいて何をしているのか教えてくれる。 by Rachel Metz2017.05.18 25 6 2 0 新しいスマート・ホーム用セキュリティ・カメラ「ライトハウス(Lighthouse)」は、特定の大人を識別し、子どもやペットを見分け、何をしているかをスマホに通知してくれる。 5月11日に予約販売が開始されたライトハウスが消費者の手元に届くのは9月以降。価格は体1台と初年度のサービス料金込みで399ドルで、その後は月額10ドルの利用料金が必要だ(ちなみにライトハウスと似たような機能を持つネスト(Nest)のカメラ体と初年度サービス料は299ドル、以降は月額10ドル)。 ライトハウスは、コンピューター・ビジョンと自動運転車の開発に携わった経験を持つアレックス・テイッチマンC

    賢くなった見守りカメラが登場、顔だけでなく動きも認識
  • インテルのモービルアイ買収目的は、強化学習とデータと人材

    インテルが153億ドルを払ってまで、自動車のマシン・ビジョンと機械学習を専門に扱うイスラエル企業モービルアイを買収したいのは、強化学習とデータと人材が目的と見て間違いない。 by Will Knight2017.03.15 31 5 5 0 自動車はシリコンバレーで解体され、新たなアイデアが追加されて、再構築されている最中だ。 インテルによるモービルアイ(自動車メーカーにコンピューター・ビジョン・テクノロジーと先進的運転システムを供給しているイスラエル企業)の153億ドルの買収提案は、自動車業界再編の影響の大きさを測るよい機会だ。今回の買収では特に、自動運転分野の革命では、道路状況のデータ収集に貴重な価値がある可能性が目立つ。 買収額が相当な高額とはいえ、現在、数多くの企業が参入して自動運転分野で、モービルアイは技術面で強みがあり、戦略的な長所がある。さらにモービルアイは、現在の地位を確固

    インテルのモービルアイ買収目的は、強化学習とデータと人材
  • フェイスブック、スマホ上で動作する軽量AIを写真フィルターに初実装

    フェイスブックの新ツールは、写真や動画の加工処理をスマホ上で動作する軽量AIで実行する。ツールそのものより、AIに賭けるフェイスブックの決意表明と理解できる。 by Jamie Condliffe2016.11.09 3 7 4 0 フェイスブックが人工知能AI)を応用した写真用の新フィルターを発表した。控えめな一手だが、この発表はAIを事業のあらゆる面に取り入れようとするフェイスブックの壮大な野望の現れだ。 新ソフトは多層ニューラルネットワークにより、写真やライブ映像を有名な芸術作品に似た画像に変換する。同様の結果が得られる他の製品(クラウド上で動作するアルゴリズムが処理)とは異なり、フェイスブックの新フィルターは実際に全ての処理がユーザーの携帯電話上で実行される。 クラウド上の処理は、フィルターをリアルタイムで適用しにくくなる。インターネットにデータを送信するタイムラグがあり、採用で

    フェイスブック、スマホ上で動作する軽量AIを写真フィルターに初実装
  • グーグル・ディープマインド、大量データ不要の深層学習システムを開発

    アルゴリズムの学習には通常何千ものサンプルが必要とされる。グーグル・ディープマインドの研究者はその手間の回避方法を見つけた。 by Will Knight2016.11.04 1468 830 111 0 人間は一、二度見ればそれが何かを認識できる。しかし、コンピュータービジョンや音声認識のアルゴリズムは、画像や言葉の習熟に何千ものサンプルが必要だ。 グーグル・ディープマインドの研究者がこの手間を回避する方法を発見した。研究者は深層学習アルゴリズムを巧妙に微調整することで、画像内の物体等をひとつのサンプルだけで認識(分類)する「ワンショット学習」を可能にした。研究チームはタグ付き画像や筆跡、言語を収録した大型データベースで、新方式を実証した。 高精度のアルゴリズムの認識力は信頼できるが、アルゴリズムの構築には多くのデータが必要で、時間もお金もかかる。たとえば、無人自動車が、確実に道路上の個

    グーグル・ディープマインド、大量データ不要の深層学習システムを開発
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