ファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。先日、ジム・ロジャーズ氏の『日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く』の講演が東京、京都、大阪で行われました。講演や書籍などを中心に、私が印象に残っている日本人へのメッセージをお伝えしたいと思います。 ロジャーズ氏は「オリンピックがあるからといって、その国の株を買ったり売ったりする材料にはならない」と言います。今回は、投資目線でオリンピックはどうなのかを解説します。 五輪で借金だけが膨らみ、最後は弊害にむしばまれる 「日本では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向かって景気が上昇すると考えている人もいる。確かに、表向きにはオリンピックによるいい面もあるだろう。道路は改善され、真新しいスタジアムが出来上がる。こうした事業に関わった人たちは一定の恩恵を受けられるかもしれない。政治家も、ポジティブな成果をアピールするだろう。
「LUNA SEA」や「X JAPAN」でギタリストを務めるミュージシャンのSUGIZOさんが11月9日、台風19号により大きな被害を受けた福島県いわき市で、防塵マスクとゴーグルを装着してボランティアに従事する姿をSNSに投稿。「状況的に可能な人は是非被災地へ行って力を貸してほしい」と呼び掛けています。 防塵マスクとゴーグルで完全防護したSUGIZOさん(画像はSUGIZO Instagramから) 台風19号は10月12日に伊豆半島に上陸し、関東地方と福島県を縦断。多くの河川が氾濫し30名を超える死者が出ました。SUGIZOさんは、ピースボート災害支援センターの一員としていわき市でのボランティア活動に従事しており、写真の状況から浸水家屋内の片付けをしていると思われます。 なかなか先の見えない作業であることが写真から伝わってくる(画像はSUGIZO Instagramから) SUGIZOさ
大規模なリストラに踏み切る動きが広がってきました。雇用者数が多い重厚長大産業や、金融・流通などのサービス業での人減らしが目立っています。それに伴う希望退職の標的となりやすい45歳以上のベテラン組は、身近に迫る「雇用クライシス」とどう向き合うべきなのでしょうか? 先日、転職相談に訪れたAさん(50歳)は、東京都心に生まれ、有名大学を卒業後、バブル期末期に老舗百貨店に入社して以来、30年間、流通の第一線で活躍してきた人でした。デパートの主役である婦人服の売り場で経験を積み、やがて海外出店戦略に伴い、アジア各国で店舗の立ち上げ、拡大を経験してきた敏腕でした。 複数の海外店舗を統括する支社長を経験し、優秀な数人の右腕的な幹部をはじめ、数百名の現場の部下を持ち、店舗経営をとりまとめる役職にまで上り詰めました。一国一城の主、経営の最前線を任されているという充実感で、取引先との接待などに夜の時間も使いな
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