「グローバル化」はジャーゴンではなく、具体的な物質的根拠と客観的なシステムを持っています。 そのひとつが、「コンテナ」です。 以下、「コンテナ」にまつわる、今もなお色褪せない話をします。 「沖仲仕」という仕事があります*1。 この言葉自体は「差別用語」だということで、もっぱら「港湾労働者」といいますが。 要は、港で、輸送船の荷物の積み替えをする、「荷揚げ労働者」の人達のことです。 1950年代当初、沖仲仕に従事する力自慢の男たちは、ニューヨークで5万1千人以上、ロンドンでも5万人以上いたらしいです。 こういうイメージ 波止場 コレクターズ・エディション [DVD] マーロン・ブランドAmazon日活100周年邦画クラシック GREAT20 赤い波止場 HDリマスター版 [DVD] 石原裕次郎Amazon犯罪も絶えない。 ところが、1976年には、港湾労働者の数は7割減、その仕事の内容もすっ
NYタイムズのデジタル購読数がプリント(新聞紙)を追い抜いた。 Audit Bureau of Circulations(ABC)のデータによると、NYタイムズ(NYT)のデジタル購読数がプリント購読数を上回った。ABCが公表した9月30日データで、NYT平日版のデジタル購読数が89万6352となり、プリント購読数の71万7513万を大きく追い抜いた。 NYTの総購読数(デジタル+プリント)は161万3865となり、デジタル購読数が倍増したお陰で1年前に比べ40.3%も増えた。デジタル購読数ではWSJ(WALL STREET JOURNAL)を上回り、また他新聞と比べても総購読数のうちデジタル購読の占める割合が56%と際立って高い。米新聞全体では、デジタル率は15.3%(昨年は9.8%)である。さすがにNYTで、デジタルシフトでは大きく先行しているのだ。 ところが経営面から見ると、手放しで
米ニューヨーク(New York)で開かれたイベントに登場した、米アニメーションスタジオ大手ディズニー(Disney)の作品に登場する「お姫様」たち(2010年3月14日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Jemal Countess 【10月29日 AFP】昔々あるところに、今度の主人公は「初の中南米系のお姫様」だと発表した米国の大手アニメーションスタジオがありました。そこに大きな悪い批判屋たちがやってきたので、ディズニー(Disney)は逃げ出してしまいました──。 一部のファンたちは「Sofia the First(ソフィア・ザ・ファースト)」に初めてのラテンアメリカ系(ラティーノ)の主人公が登場することを喜んでいた。欧州はもちろん、アフリカ系米国人もアラブの人々も、アジア系や米先住民、人魚でさえ自分たちのディズニーのお姫様を持っている。そんななか、ついにラティーノのお姫
大阪府箕面市で「箕面観光ホテル」などを経営する大阪観光(同市)が1日、資金繰りに行き詰まり、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。関係者によると負債総額は35億円前後。利用者がピーク時の3割にまで減り、経営不振が続いていた。 大阪観光は昭和26年に創業し、箕面市の阪急箕面駅前から箕面大滝へ続く「滝道」沿いで旅館経営をスタート。昭和40年に温泉レジャー施設「箕面スパーガーデン」を、43年には隣接して「箕面観光ホテル」をオープンした。桂太郎ら明治の元勲らが「関西政財界人クラブ」として利用した別館に加えて、紅葉シーズンの眺望などが親しまれ、最盛期には年100万人の利用があった。 ところが、近年は競合施設の進出やレジャーの多様化などにより利用客はピークの3割に減少。24年5月期まで3期連続で赤字に陥っていた。
タイ・バンコク(Thailand)の工場でコメの袋を仕分ける作業員(2011年9月29日撮影)。(c)AFP/Nicolas ASFOURI 【10月30日 AFP】タイ政府が農家の所得増加策を導入した結果、大量のコメが売れ残って在庫化し、同国の世界コメ輸出量トップの座が脅かされていると、専門家らが警告している。 市場価格の5割増しでコメ農家からコメを購入するという政策をインラック・シナワット(Yingluck Shinawatra)首相が1年ほど実施した結果、タイのコメの輸出競争力が落ち、2012年の同国のコメ輸出は前年比で半分近くにまで落ち込む見通しとなっている。 「今年は過去最悪の年だ」と語るのはタイ米輸出業者協会(Thai Rice Exporters Association)のChookiat Ophaswongse名誉会長。「競合国に世界市場のシェアをすでに奪われてしまっている
英官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(Fifty Shades of Grey)」フランス語版の表紙(2012年10月16日撮影)。(c)AFP/KENZO TRIBOUILLARD 【11月1日 AFP】世界各国でベストセラーとなった官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(Fifty Shades of Grey)」の日本語版が、11月1日に発売された。 英作家E・L・ジェームズ(E. L. James)による同小説は、女子大生と若き大富豪とのSM的な性関係を描いたもので、米国や英国のベストセラーランキング上位を独占した。 日本語版を出版する早川書房(Hayakawa Publishing)の依光孝之(Takayuki Yorimitsu)氏によると、書店からの予約状況は上々だという。海外でのパターンから考えると、日本でも特に30~40代の主婦層を中心に人気が出るのではな
フランスで、2人の娘と一緒に森の中を歩くレズビアンのカップル(2005年10月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-PHILIPPE KSIAZEK 【10月30日 AFP】オランダの子供たちはもうすぐ、3人あるいは4人の親を持つことができるようになるかもしれない──。オランダ政府は現在、同性カップルが育てる国内2万5000人の子供たちに関する親権を「第3の親」にも拡大すべきかどうか判断するための調査を行っている。 オランダ法務省の報道官がAFPに語ったところによると、同省は「1家族が3人かそれ以上の親を持つことを認める可能性について調査を行う予定」だという。この調査は、同国の左派政党グリーン・レフト(GL)に加え、前月の総選挙で勝利した自由民主党(VVD)と労働党(PVDA)が要請したもので、レズビアン(女性同性愛者)の親権に関する法改正を念頭に置いている。 同性カップルが子ど
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