【1月18日 AFP】物議を醸してきた一人っ子政策の緩和に、中国が本格的に着手した。 中国東部の浙江(Zhejiang)省は17日、従来は国の「一人っ子政策」に基づき、両親共に一人っ子だった場合に限り第2子出産を認めてきた法律を改正し、今後は片方の親が一人っ子であれば第2子を持つことを許可すると発表した。 浙江省議会が声明で発表したところによると、同議会は省内の関連法の改正案を13日に可決し、第2子を認める条件の正式な緩和が決まった。 中国国家衛生計画出産委員会(National Health and Family Planning Commission)はAFPの取材に対し、政策緩和を実行に移したのは浙江省が初めてだと認めた。この緩和は、昨年11月に開かれた共産党の中央委員会第3回全体会議(3中全会)で合意され、3週間前に全国人民代表大会(全人代)が正式に承認した。 人口統計学者らは、世